子どもの成長に合わせたリビングの作りのコツ、実例写真やおススメ家具をご紹介<インテリアコーディネーターに聞く!心が喜ぶインテリア術 Vol.2>

【コラム】暮らしをワンランクアップ

部屋のイメージを決めてしまうインテリア。おしゃれな部屋で暮らしたいけれど、実用的で家族みんなが過ごしやすい空間でもあってほしい! 「子どもの成長に合わせた、心に寄り添うリビング作りを<インテリアコーディネーターに聞く!心が喜ぶインテリア術 Vol.1>」では、子どものライフステージで変化するリビングの作り方をテーマに、インテリアコーディネーター小島真子さんから、インテリアの選び方や配置のコツをご紹介いただきました。
このコラムでは、実例写真やおススメ家具をご紹介してもらいながら、実際に各ライフステージのリビングをイメージしてみましょう。

【幼児期(1~5歳)】インテリアコーディネートのポイント

・色を使って明るい雰囲気の部屋作りを。
・木製品や自然素材のファブリックを。
・家具はなるべく置かず、床面積を広く。
・リビングの一角にキッズコーナーを。
・キッズ用のおもちゃは天然木や自然素材を使用した部屋のテイストに合うものを。

キッズスペースは、できればコーナー部分が作りやすいもの。上記のように壁面がかぎられている場合は、ラグの上をキッズ用のスペースとして、ソファ後ろの棚にキッズ用品を収納する場所を確保するとスッキリします。

また、ソファの高さによってもメリット・デメリットがあります。
脚が付いているタイプは掃除がしやすく床面積が見え空間が広く見えますが、高さが出てくるため、2歳位までは転落に気を付けないといけません。また、低いタイプは掃除はしにくいですが、背もたれ部分など低めのタイプを選ぶと空間は広く見えます。

ソファは処分などを考えると、安易に買い替えのできるものではないのでじっくりと気に入ったタイプのご購入をお勧めいたします。

こんな場所があったら、リビングの一角ではなくこちらのスペースをキッズスペースとして利用する方がおすすめです。子どもは狭いところの方が好きなため、秘密基地感覚で作ってあげてもGOOD!

こちらは階段下の本棚のコーナー。このスペースでも、チェアやおもちゃを持って来れば簡単に子どもの秘密基地になります。

多くのキッズ用品が常に出しっぱなしになってしまうと、リビングというより、子どもの場所・部屋というイメージが強くなってきてしまいます。キッズ用品はバスケットなどを利用して収納するのがおすすめです。

こんなタイプの収納グッズをチェックしてみましょう。
https://item.rakuten.co.jp/sarasa-designstore/clb001/
綿タイプですと、木製品になじませやすく、また、汚れたら丸洗いが可能なところが実用的です。

キッズ用の家具もシンプルなラインのタイプだと、甘くなりすぎずリビングの雰囲気と調和がとりやすくなりますよ。

【学童期】インテリアコーディネートのポイント

・リビングの一角に学習机、もしくは大き目のダイニングテーブルを設置。
・必要な家具の見直し、サイズ確認を。
・片付けの習慣づけが出来る場所を確保。

リビングの一角に、ちょこっと机とチェアを置けるスペースがあればそこを活用しても〇。

 

低学年のうちは、リビングにウォールステッカーを貼ってみるのもおすすめです。壁面に貼ってあるだけで、ほんわか温かみのある雰囲気を演出できますね。リビングのテイストに合うものを選んでみて下さい。

また、ソファはベーシックなタイプでもクッションカバーやカーテンで色を取入れると明るいリビングが作りやすくなります。クッションカバーは手軽に雰囲気を変えることが出来るインテリアアイテムなので、是非取り入れてみてくださいね。

まだまだ子どもの様子が気になる学童期は、リビングで用いる間仕切りは、視界を遮るような高さや大きさなものは避けましょう。

【思春期(13~18歳)】インテリアコーディネートのポイント

・自分の部屋にこもらずリビングで過ごすための工夫
・家族内のコミュニケーションが取りやすい間取り、家具のレイアウト


今は間取り的にダイニングとリビングを一緒のスペースとして、広々取ることができます。パーソナルチェアなどを設置してリビングでの子どもの定位置を作ってあげると、より、リビングで過ごす時間が増えるはず。

スペース的にパーソナルチェアなどが設置できない場合は、ラグ上にフロアクッション(座布団の厚いタイプ)などを置くと過ごしやすくなります。
家具のレイアウトもスペースが限られている場合は、ダイニングとリビングの家具をつなげるように配置することでその空間を一帯として過ごすことができます。

いかがでしたでしょうか? ライフステージにより、空間の作り方は変わってきます。
リビングをベースにした場合、子ども部屋とそのスペースがかぶらないように作ってみてくださいね。


小島 真子

株式会社 Laughstyle 代表
インテリアコーディネート事務所の株式会社Laughstyle代表を務める。法人代表としてサロン、オフィス、社員寮、ホテルなどのインテリアコーディネートを中心にイベント用のスタイリングも行っている。個人でも新築・リフォーム・引越し時のインテリアコーディネートやインテリアアイテムのレイアウト相談を行う。また、インテリア関連のセミナー講師や、執筆活動、コンサルティング、ディレクション、またメディア協力でも活動中。現在キャンピングカーのインテリアデザインも行っており、オリジナルデザインとして販売中。
https://www.laugh-style.jp/