未熟児・病児・障害児の親と子どもたちを応援!「がんばりっこ仲間」代表/林英美子さん(コミュニティ運営・代表)

輝く人の生き方とは?

未熟児・病児・障害児親と応援団の広場、「がんばりっこ仲間」の代表をされている、東京都在住の林英美子さん。彼女が毎日、イキイキと暮らしている秘訣は何でしょうか。今夢中になっていること、おすすめのストレス解消法、健康のために意識していることなどを伺いました。

林 英美子(はやし えみこ)さん
東京都在住。未熟児・病児・障害児の親と応援団のコミュニティ「がんばりっこ仲間」代表。
現在14歳になる息子さんが、22週542gの超低出生体重児で生まれたのがきっかけで「がんばりっこ仲間」を立ち上げる。
現在、がんばりっこ仲間は、関東1都3県、大阪、熊本、イギリスに支部があり、相談や情報交換、勉強会、イベント企画、サイト運営などを行っている。日本だけでなく海外に住むがんばりっこ仲間の親とも繋がれるようにと活動の幅を広げている。
がんばりっこ仲間ホームページ

 

低体重で生まれた我が子の誕生がきっかけで立ち上がった「がんばりっこ仲間」

世の中で”健常児”といわれている以外のがんばりっこ(未熟児・病児・障害児・お空)の親と応援団のコミュニティを運営しています。

14年前に息子が22週542gで生まれたのが、がんばりっこ仲間を立ち上げたきっかけで、今年で設立14年目になります。

がんばりっこ仲間野外活動
がんばりっこ仲間は、登録をするのに、住んでいる場所・病気や障害に制限はありません。
ホームページの登録者のみ閲覧できるページでは、病気や障害、住んでる場所や生まれた年などから「こんな人と出会いたい!」を実現することができます

専門職従事者や、応援団の方の登録もあり、専門的なアドバイスも聞くこともできます。

実際に会って話をしたり、家族だけでは難しいことに一緒にチャレンジしたり、楽しい経験を共有したりもしています。

情報や気持ちの共有、もしもの時の助け合いが行えるよう、全国、海外の仲間とつながりたい

震災の際には、被災地以外の登録者が団結し、必要な支援物資の提供や避難所・お風呂の開放・専門家による心のケアなどで支え合いました。
もちろんないほうがいいですが、もし震災が起きてもすぐに対応できる準備は整っています。

情報や気持ちの共有、もしもの時の助け合いが行えるように、全国(海外も)のがんばりっこの親が繋がる事はとても大切なことだと実感しています。

がんばりっこ仲間の交流会

登録する、しないは本人の自由ですが、がんばりっこ仲間を「知らない」ことはとても悲しいことだと思っています。
がんばりっこ仲間を必要としている1人でも多くの人に知っていただけるように、私たちも活動しています。

がんばりっこ仲間

がんばりっこ仲間の活動は様々。
車椅子のがんばりっこも一緒に高尾山登山をしたり、声が出ちゃう子も、座っていること、暗いところやたくさんの人が苦手な子も、バギーも車椅子も兄弟も、みんなウェルカムということで、「キュリオスアーティステックテント」に招待していただき、みんなで楽しんだこともあります。

ママやパパはもちろん、子ども達自身も安らぎや楽しさを感じる場であり続けたいと思っています。

がんばりっこ仲間

 

空を見ると幸せな気持ちに。大好きな人たちと笑って過ごす時間も最高に幸せ

広い空・星空・夕焼け・虹・飛行機雲etc…
色んな表情の空を見ることができた時、幸せな気持ちになりワクワクします。

息子が生まれた日の夕焼はとても大きくて綺麗だったそうです。病室がオレンジ色に染まりました。

がんばりっこのはる君がお空に旅立った時に、大きな2重の虹を見せてくれました。
父が亡くなった日、きれいな夕焼空に沢山の飛行機雲が見られました。

きっかけは悲しいことですが、それぞれの空は私を幸せな気持ちにしてくれました。
それからは、空を見上げるのがとても好きです。

また、大好きな人たちとのおいしいお酒と食事を囲んで、沢山笑って過ごす時間も最高に幸せな時間です。(笑)

林さん親子
そしてできる限り、心にモヤモヤを溜め込まないように心がけています。
疑問に思ったことは直接相手に聞いたり、相談するようにするようにしています。

1人でも多くの必要な方々に知ってもらえるよう、活動を広げていく

これからも、がんばりっこ仲間を必要としている1人でも多くの人に知ってもらえる様、様々な方法で活動を広げていきたいと思っています。
機会があれば、チラシ配布等ご協力いただけると嬉しいです!

みんなで繋がって、一緒に子供達を見守り育てていきましょう。
子どもの出生体重、障害、病気の状況に違いはあっても、気持ちは同じ。ぜひ、がんばりっこ仲間のドアを開けてみてください。

※本記事での表現について

未熟児は、「未熟な児」という表現にも取れるので低出生体重児、障害児は、「障害になる児」という表現にも取れるので障碍児、障がい児と表現が変わりました。しかし、配慮が必要なのはそこではない! むしろ、それぞれの言葉の通り、未熟な状況で生まれ、障害がありサポートを必要としている、という事実をお互いが受け入れることが大切であると考えるため、私は、「未熟児」「障害児」という表現をして活動しております。

という林さんのご意志を尊重した表記であることをご了承ください。