音楽を通して「自分らしく生きる 愛と平和な世界」を。0歳からクラシックを身近に感じてほしい。/楠木 由希子さん(ピアニスト・コンサート企画プロデュース・ピアノ教室主宰)

楠木 由希子さん 輝く人の生き方とは?

東京都にお住まいで、ピアニストとして、そしてコンサート企画プロデュースやピアノ教室主宰としても活躍している楠木 由希子さん。彼女が、毎日イキイキと暮らしている秘訣は何でしょうか。今夢中になっていること、おすすめのストレス解消法、健康のために意識していることなどを伺いました。

楠木 由希子(くすのき ゆきこ)さん。
ピアニストとしてクラシック音楽を中心とした演奏活動、各地で地域コミュニティを育む音楽プロジェクトをプロデュースしたり、自分らしく輝ける人を育てるピアノ教室を目黒区で主宰をしている。夫と東京都に暮らしている。

■教室HP
http://kusunoki-yukiko.com/
■0歳からのクラシックコンサート~音楽で心をつなぐ~スプリングコンサート
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/0109iz102xu59.html#detail

 

「自分らしく生きる 愛と平和の世界」のために音楽を

私は現在、音楽を通して様々な活動をしています。

私の考える音楽の本質とは、「互いの違いを尊重し、認め、活かしあい、言葉や肌の色を超えてつながる」ところにあります。その本質が浸透していくことにより、私の活動の志でもある「自分らしく生きる 愛と平和の世界」に繋がると思っております。

その普及活動のためには、まずは小さなコミュニティ、そして生命の源であるお母さん達が自分らしく生きることからだと考え、『~音楽で心をつなぐ~0歳から入れるクラシックコンサート』をプロジェクトの一環として2017年12月から開始しました。

なかなかコンサートから遠のきがちな未就学児の小さなお子さんやそのお母さんたちが、気軽に集える公共施設でクラシック音楽に親しみながら「本物の音楽に触れ豊かな感性を育む」こと、参加者同士も楽しく交流する「音楽で人と人との心をつなぐ」場を提供することを、この活動の目的としています。

また、お子さんがまだ小さくても気軽にクラシックコンサートに足を運ぶことにより、お母さま達も忙しい日常から抜け出して、少しでもホッとして自分を取り戻す時間や、人と人との繋がりを感じてほしいと考えています。

楠木 由希子さん演奏中

 

0歳から「本物」の感覚を大切にしてほしい。

『0歳から入れるクラシックコンサート』の大きな目的は他にもあります。

現代は情報やデジタルにあふれ、母子共に時間に追われる環境下にいらっしゃる方は少なくないと思います。また楽器や音楽も電子に変わり、時間と手間により育まれる「本物」からどんどん遠ざかっているのではないでしょうか。

子供たちが音楽に限らず本物を実際に目で見て、聴いて、感じていく中で育っていく豊かな感性や文化レベル、そしてひとりひとりのスタンダードが、実は年々低下してきていることに世の中は気づいているのだろうか、気づきながらも流されてはいないだろうかと危機感を私は感じています。

そうした課題を打開するためにも『0歳から入れるクラシックコンサート』は一策となると考えています。物質的ではない真の豊かさを、音楽を通して、少しずつで良いので赤ちゃんの頃から感じていただきたいです。0歳の頃からごく当たり前のように音楽が身近な環境があること、音楽の素晴らしさや音楽が持っている本質に気づく豊かな心を持った子供や大人が増えていってほしいのです。

この活動を通して地域の文化レベルの底上げの一助となれればと考えています。
もちろんすぐには結果もでないでしょう。とても時間もかかると思います。
それでも出来ることからやっていこうと活動を続けています。

 

音楽は私の存在そのもの。

そんな活動を続ける私にとっての「音楽」とは、生きていく上で必要不可欠で、私の声であり、存在そのものです。そのように感じるようになったきっかけがありました。

私がまだ小学校3年生の時。新学期になってすぐに担任の先生から「楠木さん、学級委員になってください」と学級委員に指名されました。しかし、その翌日からクラスの女子に無視をされ続けることになったのです。それから私は、目立つと叩かれてしまう、と思うようになりました。

しかしその時、私にとって唯一自分らしさを表現することが許されると思っていたものが「音楽」でした。音楽には言葉はいりません。だからこそ、ひとつひとつの音を紡ぎながら自分自身を解き放ち、音にのせて自由に表現することができました。

今、夢中になっている音楽プロジェクトは、この経験があってこそだと思います。

楠木 由希子さん

 

大切な仲間がいるからこそ、誠実で真摯な自分をつらぬく

そんな生きがいともいえる音楽の活動の中でも、日々越えなければならない壁が出てきます。小さなステップで、最終的に目指すゴールには永い年月がかかろうとも、そのゴールに向かって小さなことをひとつひとつ丁寧に積み上げていく、これが今楽しくて仕方ありません。

とはいっても、心が折れそうになる時だって正直何度もありました。
そんな時もとにかく諦めないで、自分の描きたいヴィジョンを勇気を持って声に出し、活動を継続していくのです。そして、私自身がどんなことがあっても諦めない姿勢と情熱を持ち続けるのです。

この活動は、決して一人ではできません。
私の描きたい世界観を心から理解し、寝る暇を惜しんで一緒に活動してくれる仲間を大切に、そして、これから一人ひとりが輝けるようなチームにしていくにはどうしたら良いか、大切な仲間のために誠実で真摯な自分で在りたいと思いながら日々勉強しております。

 

「自分の魂の声」を聴き「自分らしく生きる」

全てを通して、私の人生の目標は「自分らしく生きる」こと。これに尽きます。
感情に左右されると自分の中心軸を見失い、抱えなくてもいいことを抱え、使わなくてよいところに時間を割き、結果ストレスが溜まってしまいます。

自分の中心軸は何なのか、やることやらないことを明確にし、感情に左右されず思考を整理することが心にも身体にもいいと実感しています。
だからこそ常に魂の声に忠実でシンプルで在りたいです。

そう考えている私もストレスがたまることだってあります。
そんな時は大好きな仲間たちと美味しいごはんを食べに行って、思う存分しゃべって笑って、ストレスを解消しています。また逆に練習したり作業に没頭するのもストレス発散になります。そうやって内外へのバランスを取っています。
でも実は、私が一番リラックス状態になれるのは主人に甘えることです。笑

 

今後も私にとって「自分らしく生きる 愛と平和な世の中を創る」ことが私の夢であり志です。
20年後には、ロールモデルがいくつか出来上がっているといいなと思います。それをさらに世界にも発信していきたいです。

そしていつか行政とタイアップして地方創生、音楽の街を創りたいです。