キャリアコンサルタントの資格を活かして会社内外で活躍中。忙しい日々も、健康を意識することを忘れずに

輝く人の生き方とは?

北海道で、会社員、キャリアコンサルタント、働くママのコミュニティ代表など、様々な活動をされている山田真紀子さん。彼女が毎日、イキイキと暮らしている秘訣は何でしょうか。今夢中になっていること、おすすめのストレス解消法、健康のために意識していることなどを伺いました。

山田真紀子(やまだまきこ)さん
会社員、キャリアコンサルタント、働くママのコミュニティ代表の顔を持つ。IT系サービス業の会社において人事(採用・労務・教育)を担当。現在は大きな規模の部署の立ち上げのプロジェクトに参画し、採用の企画と運営、従業員満足度の向上や育成施策に取り組んでいる。また、非正規社員が多い業界に属していることもあり、キャリアコンサルタントの資格を活かして従業員の自律的・中長期的なキャリア形成と就業の支援にも力を入れている。会社員のほか、ライフワークとして、働くママのワーク&ライフの充実とキャリアの充実を支援するための活動と女性活躍推進のプロジェクトに参画し、講演活動やイベントの開催、電子書籍の編集などを行っている。夫、長女7歳、長男5歳の4人家族。
■Mog!~ママおシゴトがんばって!~
http://mamaganbatte.com/
■イイオンナ推進プロジェクト
http://www.1107woman.jp/

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仕事もプライベートも、目的を持って取り組み、その目的が達成されたときが嬉しい

会社員として働きながら、キャリアコンサルタントの資格を活かした活動を行うなど、幅広く仕事をしていますが、仕事においてもプライベートにおいても、目的を持って取り組み、その目的が達成されたときが私にとってとても楽しい瞬間です。

プライベートにおいては、昨年、娘の初めてのピアノの発表会で、親子で連弾に挑戦しました。小さい頃からの憧れだったピアノの発表会に娘と一緒に取り組むことができ、充実感を得ることができました。

今夢中になっているのは、娘の小学校で開催されるPTA主催のお祭りの準備です。今年は、割り振られた「手作り品コーナー」を運営していくために保護者が主体的に動いていく必要があるのですが、平日の日中に学校に来られない方もいますし、手作りが大の苦手、という方もいます。

そんな中で、私は連絡係を担い、負担が偏らず、楽しんで取り組めるよう、全員が参画できる方法を調整しています。最初の頃は、保護者のグループLINEで「できないです」という発言が目立っていましたが、最近は「○○ならできます!」というコメントも多く、嬉しいしやりがいを感じています。

異なる価値観を持つ方とプロジェクト形式で集まってミッションをコンプリートする、ということを仕事以外の場で経験できる学校の活動に、今ではすっかり魅了されています。

1人の時間を確保してしっかりストレスを取り除く

毎日様々な活動で忙しくはあるのですが、自分が自分らしくいられる時間を作ることでリフレッシュしています。
実は、子どもが生まれてから、定期的にリフレッシュ休暇も取っているにもかかわらず、なぜか心と身体が休まらない、と感じていた時期がありました。それはいつでも何かの役割を演じていたり周囲の人に気を遣っていたりする緊張感からくるストレスだったと気づき、自分はどういう生活を大切にしてきたかを振り返ってみたのです。

そこで分かったことは、一人で映画を観たり長編マンガを一気に読んだりすることが好き、岩盤浴やホットヨガで汗を流すことが好き、ということ。そんな本来の自分でいられる1人の時間を過ごすことが私にとっての癒しです。

生活習慣病の予防と受動喫煙を避けることも意識し、健康に

ストレスだけではなく、生活習慣病の予防受動喫煙を避けることにも意識しています。気をつけるようになったきっかけは、愛煙家の父が心筋梗塞で倒れたことと、私自身も脳のMRI検査で大脳白質病変が見つかったこと。認知機能の低下や脳梗塞の発症リスクが高くなると聞き、子どもたちが大人になるまで健康でいられるだろうかと、不安になりました。

原因と考えられるいくつかの項目のうち2つ該当したのが喫煙歴と生活習慣でした。私も夫もタバコは吸いませんが、両親が家の壁が黄色くなるほどの愛煙家でしたので、実家で過ごした20年間の受動喫煙の結果ではないかと推測されます。北海道は都道府県の中で最も喫煙率が高く受動喫煙の機会も多いため、特に気をつけるようにしています。

また、子育てと仕事の両立で毎日が目まぐるしく、自分の食事や睡眠は後回しになっていたので、夫に朝食担当を託して、朝はバランスよく食事をとり、21時半には子どもと一緒に就寝、4時に起きるという生活に切り替えました。

子どもたちのキャリア教育にも携わることが今後の目標

今後の目標は、学校や地域社会で、これからの社会を担っていく子ども達のキャリア教育に携わること。社会に出る前から自分にじっくりと向き合い、様々な分野の多様な職業に興味を持ち、自身の能力を伸ばし広げる努力をしておくことで、職業選択の範囲は広がります。無限の可能性を持つ子ども達が、自分の未来を自分で選択できるよう支援していきたいと思っています。

私が常に大切にしている軸は、「自分の価値を信じて社会と関われる人を創出したい」ということです。「自分にはできる」という自己効力感があれば一歩が踏み出せ、能力が磨かれ、結果につながり、さらに次に進むための自信になります。その一歩を踏み出すためのサポートをすることが、私の人生のミッションだと思っています。

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