世界中で新型コロナウイルスによる感染症患者が増加!感染症と保険金支払いの関係は?

お金と保険のQ&A

このコーナーではお金にまつわる情報や保険の選び方などをご紹介しています。

今、毎日のように各メディアで報道されている「新型コロナウイルス感染症」。この新型コロナウイルスに関連した肺炎を発症した患者が世界中で増え続けています。日本では2020年1月28日、日本政府において新型コロナウイルスを『指定感染症』にすることが閣議決定されました。

2020年1月下旬頃から、「感染予防のため」と、全国ではマスクを買い求める人が長い行列をつくっていましたが、2月以降、全国のドラッグストアではそのマスクが売り切れになる事態に。医療機関でも医療用マスクが不足しているようです。今回は新型コロナウイルスに関連した肺炎を発症した場合、生命保険や損害保険ではどのような保障(補償)があるのかについてお届けします。

感染症法による感染症の分類とは

毎年のように流行している「インフルエンザ」や、2003年にアジアを中心として拡大した「SARS(重症急性呼吸器症候群)」などの感染症は必ず医療機関から都道府県知事へ届け出をしなければなりません。新たに「新型コロナウイルス感染症」が「指定感染症」の分類として指定されましたが、この感染症の分類はどのようになっているのでしょうか。

最初は「風邪かな?」と思っていても、後に上記の表にあるような感染症で入院や治療が必要になってしまうような場合も考えられます。もし、感染症によって医療機関で治療を受けるとなった場合、長期間の入院・隔離をされることになり、恐らく、日常生活にも支障が出てくるでしょう。

(参考)厚生労働省ホームページ「感染症法における感染症の分類」

海外旅行中に新型コロナウイルスなどに感染した場合、保険金は支払われるの?

海外旅行は楽しみの一つと考えている方も多いと思いますが、もし、海外旅行を楽しんでいる時や日本に帰国した直後、感染症が原因で入院や治療、または死亡してしまった場合、海外旅行保険で保険会社から保険金は支払われるのでしょうか。

例えば、世界で猛威を振るっている今回の新型コロナウイルスによる感染症のケースで見てみると、保険商品の基本的な補償内容や付加している特約などによって、保険金の支払い対象になるか否かを保険会社へ確認が必要になるようです。

「指定感染症」になった新型コロナウイルスが原因で海外旅行保険の保険期間中に肺炎を発症して死亡または治療を開始した場合は、死亡保険金や治療に関わる費用が保険会社から支払われる可能性があります。治療を開始した期間については、各保険会社によって異なりますので、保険会社へ確認してみましょう。また、海外旅行中に感染症によって旅行日程を変更せざるを得ない場合も出てきます。旅行先の国で「退避勧告」などが発出されて、途中で日本に帰国した場合、海外旅行保険に旅行変更に関する特約が付加されていれば、保険金の支払い対象となる場合があります。また、海外旅行に行く直前に外務省から「渡航中止勧告」が発出された場合でも、事前に保険料を旅行会社等に支払っていれば、この特約で保険金が支払われる可能性もありますので、こちらについても確認しておきましょう。

「指定感染症」も病気の一種ですので、日本国内で入院して治療を行う場合は、他の病気と同様、医療保険などから保険金の支払い対象となります。また、万が一、死亡した場合も死亡保障がある生命保険から死亡保険金の支払い対象となりますので、加入している生命保険の保障内容を確認してみましょう。

『もし、感染症が原因で自分や家族が入院した場合、入っている生命保険や損害保険で保険金が支払われるの?』と不安に思われた方も多いかと思います。そういう時は保険の専門家に一度見てもらうと良いでしょう。

全国で展開している保険ショップ「保険クリニック」でも保険の内容を確認できますので、早めにご相談することをおすすめします。