暑さから水分補給がどうしても多くなりがちな夏。外食や運動不足、冷房による冷えから代謝が悪くなる人も多いですよね。様々な要因で水分代謝がスムーズにいかなくなると気になってくるのが、顔やからだのむくみ。
今回はむくみ防止にオススメの栄養素を含む冬瓜を使ったレシピをご紹介します。火を使わないので、暑い日にも活用いただけますよ。お試しくださいね。
目次
夏のむくみ防止に食べたい ヘルシーな冬瓜
冬の瓜と書く【冬瓜】の旬は夏。冷暗所に置けば冬まで保存できることからこの漢字があてられたのだそうです。平安時代の書物に記載があり古くから日本人に親しまれてきました。
塩分の排出を促し、むくみ解消に役立つカリウムや女性が不足しがちなミネラルであるカルシウム、鉄の他、ビタミンCやビタミンB1などをバランスよく含みます。最近では、冬瓜などのウリ科の野菜に多く含まれている血管拡張の働きがあると考えられているシトルリンが注目されています。
血流改善を促すことから、むくみや冷えの改善、サポートにも◎なのだそうです。むくみやすいといわれる夏は意識してとりたいですね!
10分で完成! 火を使わない冬瓜とほたて貝柱のマヨネーズ和え
冬瓜は加熱調理のイメージが強いですが、厚めに皮をむけば生食でも食べることができます。さっと水にさらしてシャキシャキとした食感を活かしてもいいですし、今回のように塩もみをしてから和えても美味しいですよ。
暑い日の献立として活用されるといいですね。
(材料)2人分
冬瓜 4分の1個
ほたて貝柱の缶詰め 1缶
塩・コショウ 適宜
A
マヨネーズ 大さじ1
醤油 小さじ2分の1
(作り方)
- 冬瓜は厚めに皮をむく。わたをスプーンで厚めにとったら千切りにする。千切りにした冬瓜はボウルに入れ、小さじ4分の1程度の塩をふり塩もみしておく。ほたて貝柱の缶詰から身をとりだしておく。
- 塩もみして水分が出た冬瓜はしっかりと絞って、ほたて貝柱、Aとよくからめたら完成。お好みで塩、コショウで味を調整していただく。
カリウムやシトルリンなどむくみ防止に役立つ栄養素を含む冬瓜は生食でもいただけるので、暑い日のレパートリーに加えていただければ嬉しいです。
(参考)
■KAGOME> VEGEDAY > 野菜の種類 > [冬瓜]おいしさを長持ちさせる保存方法&下ごしらえのコツ
https://www.kagome.co.jp/vegeday/yasai/winter-melon/
■わかさ生活>成分情報>シトルリン
http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/citrulline/
■JAグループ>野菜の力をもっと知る>とれたて大百科>とうがん(冬瓜)
https://life.ja-group.jp/food/shun/detail?id=97
■わかさ生活>成分情報>カリウム
http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/potassium/
生井理恵/Rie Namai
「やさい美人」「ベジ活」主宰
千葉県出身 目白学園女子短期大学卒業
ベジ活アドバイザー/一般社団法人「食べてキレイになる協会」理事
野菜ソムリエ・ベジフルビューティーアドバイザー・食育マイスター
企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・企業へのレシピ提供・レストランとのコラボレーション料理教室、食育講師など多岐に渡り活動中。また自身のダイエット経験から正しい食の知識を付与したいとの思いから、一般社団法人「食べてキレイになる協会」の設立に寄与。食べてキレイになる食材と料理を多くの受講生に伝え好評を得ている。
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