暑い日、炎天下での運動や外出、不規則な食事や睡眠不足が続いたとき、急速に身体の免疫力が低下することがあると考えられています。この時期意外と多いのが夏風邪です。充分な睡眠やしっかりとした食事は健康に土台になります。夏の体調管理のためにも、抵抗力UPに役立つ食材を無理なく食事にとりいれるようにしてみましょう。
今回はビタミンCを豊富に含むゴーヤを使った無限ゴーヤをご紹介します。
目次
免疫力強化に役立つ栄養がいっぱい! 夏の野菜ゴーヤを食べよう
ゴーヤに多く含まれているのが高い抗酸化作用をもつビタミンC。免疫力を強化し風邪をひきにくくする働きがあると考えられています。風邪をひきやすい人は血中のビタミンC濃度が低いのだそうですよ。
その他、体内で必要に応じてビタミンAに変換されるβ―カロテンも含みます。ビタミンAは皮膚・粘膜の免疫力を向上させて、身体全体の抵抗力を高めるのに役立ちます。その他、腸内環境を整える働きのある食物繊維も豊富です。免疫の7割が腸にあるといわれていることもあり、こちらもバリア機能を高めるのに有効といえますね。
免疫力UPに◎な成分をたくさん含むゴーヤ。美味しい旬の時期だからこそ、活用してみましょう。
苦くないゴーヤとツナの無限サラダで抵抗力を付ける!
ゴーヤ苦味が苦手という人も多いですよね。ゴーヤの苦味は水溶性なので、【スライス→塩もみ→下茹で】の3つの工程でだいぶ減らすことができます。油でコーティングしてあげるのも吉!苦味が和らぎ食べやすくなりますよ。
(材料)2人分
ゴーヤ 2分の1本
ツナ缶 1缶
かつおぶし 適宜
A
塩 小さじ2分の1
砂糖 小さじ1
B
ゴマ油・醤油・マヨネーズ 各小さじ1ずつ
(作り方)
1.ゴーヤは洗って水気をふいたら、スプーンなどで中のワタをとり1㎜幅の薄切りにする。
2.ボウルに1のゴーヤ、Aをいれてしっかりと手でもみ込む。
3.熱湯に水気を切った2のゴーヤを入れて下茹でする。苦味が苦手なら1分程度茹でるとよいが、ビタミンCなどの栄養も損なわれてしまうので、ご注意を。
4.粗熱をとりしっかりと水気を切った3のゴーヤをよく混ぜ合わせたBと油を切ったツナ缶であわせたら完成。上からお好みでかつお節をかけていただく。
免疫力を強化して楽しい夏を過ごす手助けになれば嬉しいです。ツナ缶とゴーヤの相性抜群な組み合わせ、よかったらお試しくださいね。
<参考>
■わかさの秘密>成分情報>ビタミンC
http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/vitamin-c/
■ わかさの秘密>成分情報>ビタミンA
http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/vitamin-a/
■カゴメ株式会社>野菜の種類>[ゴーヤ]苦味も栄養!?下ごしらえや保存のコツ
https://www.kagome.co.jp/vegeday/yasai/bittermelon/
■オムロンヘルスケア>健康コラム・レシピ>健康コラム>はじめよう!ヘルシーライフ>「夏風邪」をひかない生活を
https://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/life/109.html
■光英科学研究所>腸のおはなし>腸内細菌と免疫力の関係
https://koei-science.com/gutstory/gut-immunity2/
生井理恵/Rie Namai
「やさい美人」「ベジ活」主宰
千葉県出身 目白学園女子短期大学卒業
ベジ活アドバイザー/一般社団法人「食べてキレイになる協会」理事
野菜ソムリエ・ベジフルビューティーアドバイザー・食育マイスター
企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・企業へのレシピ提供・レストランとのコラボレーション料理教室、食育講師など多岐に渡り活動中。また自身のダイエット経験から正しい食の知識を付与したいとの思いから、一般社団法人「食べてキレイになる協会」の設立に寄与。食べてキレイになる食材と料理を多くの受講生に伝え好評を得ている。
オフィシャルHP やさい美人http://www.yasai-somu-rie.com/
オフィシャルブログ 生井理恵※やさい美人塾http://ameblo.jp/rie-namai/
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