1999年、東京都文京区に第1号店が誕生した来店型保険ショップ『保険クリニック』は、今年20周年を迎えます。
そこで、20周年を記念して、「20」をキーワードに様々なことをみなさまにご紹介。20年前の出来事や現代との比較、20に関するトリビアなど、懐かしの話題から「へぇー!」という情報まで、楽しくお届けします。
昔の教科書に書かれていたことが、研究が進むにつれて新たな事実が判明し書き換わるということは起きていますが、私たちの常識が大きく覆るような説が発表されました。
それはまるでかの有名な「ダーウィン進化論」の否定。
人類を含む現在地球上に存在する生命体10種の内、9種が20万年前までに誕生した可能性を表すデータが現れたのです。
もしかすると私たちの常識が塗り替えられるかも知れない?そんなお話を紹介します。
目次
ダーウィン進化論とは
現在、定説となっている「ダーウィン進化論」。
猿人が進化し、現代の人類となったなど、生物はそれぞれの環境に応じながら自然淘汰(自然選択)により生物は進化を遂げてきたという説です。
地球上の生物の90%がほぼ同時期に誕生した!?
ダーウィンが唱えた「進化論」は様々な裏付けをもとに、やがて世界の常識となっていたのです。
しかしこの驚くべき話は科学ジャーナル「Human Evolution」に掲載された米・ロックフェラー大学のマーク・ストークル氏とスイス・バーゼル大学のデービッド・セイラー氏の論文が始まりでした。
「DNAバーコード」と呼ばれる生物種を特定する方法を、地球上の10万種の動物から約500万のDNAバーコードを比較・分析を研究者たちが行ったそうです。
「これはあまりにも驚愕の結論でしたから、私は精一杯の反論を試みました」(セイラー氏)
研究者たちによると、進化の過程にある「中間種」なるものは存在せず、10万~20万年前に誕生したという結果。
また、突然変異も期待されているほど起こっていないことが判明したとのことだったのです。
つまり、90%以上の生命がほぼ同時に誕生したとなり、進化論説を覆してしまうような話が出てきたのです。
本当に生物は進化しなかったのか?
しかし、この結果は生物が進化しなかったことにつながるのでしょうか?
ひとつの説として国立環境研究所の外来生物研究プロジェクト・リーダーである五箇公一先生がインタビューを受けご自身の考えを語られた記事からご紹介します。
現生の種の遺伝的多様性が生じたのが20万年という話です。たしかにそれなら納得がいきます。
その時期に現生のすべての生物は氷期を経験していて、特に10万年から1万年前には最終氷期極大期がありましたから、多くの種はそこで大量に絶滅してボトルネック(遺伝的多様性の急激な減少)を起こしています。今回の研究は、この20万年~10万年前に生き残った種が現行の生物種の遺伝的多様性の基盤になっているということです。20万年ぐらいではDNA配列が2、3変わるだけですので、遺伝的変異もさほど起こりません。そういう意味では中間種もいないと言えるでしょうね。つまるところ、多くの系統地理学的な研究は今回の研究結果を支持するものであり、進化論には何の影響もありません
私たちが誰も実際には見ることが叶わない過去。
どうやって人類が生まれ、今に至ったのか。
それを見つけるために今も昼夜問わず多くの研究者たちが探っているのでしょう。
そしていつの時代も様々な説があり、地球球体説を唱えていた数々の研究者は当初誰も聞く耳を持たなかったのに、その後、「地球は丸い」ということが常識に変わるのです。
もしかすると明日私たちの常識が覆るようなことが出てくるのかも知れませんね。
<参考>
■TOCANA > 超科学 > 生物 > ダーウィンの進化論完全崩壊?
https://tocana.jp/2018/06/post_17180_entry.html
■In Deep > 人類の覚醒と真実 > [特報]ダーウィンの進化論が崩壊
https://indeep.jp/dna-barcoding-survey-reveals-new-evolution-theory/