1999年、東京都文京区に第1号店が誕生した来店型保険ショップ『保険クリニック』は、今年20周年を迎えます。
そこで、20周年を記念して、「20」をキーワードに様々なことをみなさまにご紹介。20年前の出来事や現代との比較、20に関するトリビアなど、懐かしの話題から「へぇー!」という情報まで、楽しくお届けします。
昨年2018年はワールドカップも行われ「(大迫)半端ないって!」と2018年流行語トップテン入りした記憶もまだ新しく、まさにサッカーフィーバーが日本を包み込みました。
また、2020年のオリンピックでも正式競技で、世界競技人口は1位のバスケットに次ぐ、第二位。日本でも男の子の人気習い事ランキングにも常連です。
そんなサッカーに欠かせないサッカーボールは実は『切頂20面体』。
この記事では、サッカーボールの「へえ!そうなんだ!」を中心にご紹介します。
目次
サッカーボールにまつわる「へえ!」
そもそもサッカーボールは なぜ切頂20面体なの?
サッカーボールは正三角形を20枚あわせてつくる正20面体の各頂点を切ってつくられる、『切頂20面体』で出来ています。まさに文字の通りですね!
実は正20面体は立体の正多角形の中で面積が最大の立体なのです。その頂点をそぎ落とすことによりさらに面積を広げ、より球体に近づけたのが今のサッカーボールの形です。
また多くの面があることにより、足が面をとらえやすくまっすぐ飛びやすくなるのも特徴です。
そのためコントロール性が上がることで、よりプレイヤーも楽しめるというのです。
サッカーボールは昔、牛や豚の膀胱で作られていた
様々な試行錯誤の結果、切頂20面体にたどり着いたサッカーボールですが、元々は驚きの素材で作られていました。
ボールを蹴る遊びは世界各国に遠く昔からありますが、現在のサッカーの発祥とされるのは19世紀のイングランド。
当初はサッカーボールは牛や豚の膀胱を膨らませて作っていたそう!
しかし、そのままではすぐに破れてしまうということから、それを覆うように牛の皮を縫い合わせてつくったバレーボールのような形をしたものが広がり、改良を重ねていくうちに私たちの知る切頂20面体のサッカーボールとなったそうです。
サッカーボールが白黒なのは、テレビ映りを重視したから!?
そうやって素材や形が落ち着いてきたサッカーボール。しかし、まだまだ進化を続け、現在では様々なデザインや色のサッカーボールが市販されています。
もし「サッカーボールの絵を描いて」と言われれば、あの白と黒の模様で描く方がほとんどではないでしょうか?
あの印象的な白と黒、実はテレビ映り重視!で「テルスター(テレビスター)」と名前が付いたボールがFIFAで活躍したことも。
1960年前後、それまでは茶色や白が主流だったのですが、モノクロテレビでの放送で見やすいようにと白と黒に分けられたそうです。
こんなの蹴れない!あの有名ブランドのサッカーボールがある
白黒がやっぱり王道!ではありますが、様々なおしゃれなボールが発売されているのも事実。
しかし、これはおしゃれすぎる!?いや、むしろ蹴れない!!!なボールが発売されています。
その発売元ブランドはなんと「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」!!!
ええ、あの女子の憧れのブランドです。
サッカーボールは1998年に3000個限定で販売されたそうです。
ちなみにルイ・ヴィトンは、このサッカーボールがきっかけとなったのか、2010年・2014年・2018年とさらに3回連続でFIFAワールドカップにちなんだ商品を販売しており、昨年はサッカーをモチーフにしたボストンバックなども販売されました。
たかがボール。しかしやはりそこはサッカーの競技をするにあたっての要(かなめ)です。
プレイヤーはもちろんのこと、観戦する人たちもより楽しめるように、どんどんと改良が重ねられているのでしょう。
それを思うと見えない多くの人々の並々ならぬ情熱が込められていることが容易に想像できます。
サッカーボールに関するトリビア、いかがでしたか?
知ってるとちょっと鼻高々な情報。ぜひ話題につかってみてくださいね。
<参考>
■ウィキペディア > 正二十面体https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E4%BA%8C%E5%8D%81%E9%9D%A2%E4%BD%93
■ウィキペディア > 切頂二十面体
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%87%E9%A0%82%E4%BA%8C%E5%8D%81%E9%9D%A2%E4%BD%93
■サカイク コラム サッカー豆知識 サッカーボールの歴史!真ん丸に近づくための道のり
https://www.sakaiku.jp/column/knowledge/2013/005260.html
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