兵庫県にお住いで、弁護士としてご活躍中の村上英樹さん。村上さんが、毎日イキイキと暮らしている秘訣は何でしょうか。今夢中になっていること、おすすめのストレス解消法、健康のために意識していることなどを伺いました。
村上 英樹さん
兵庫県在住の弁護士。
妻,長女(18歳)、二女(13歳)の4人家族。
弁護士村上英樹~経営者の身近なパートナー
https://www.hideki-m.com/
目次
弁護士でありながら、異業種との交流に絶えず邁進
私は弁護士として、主に地元企業の顧問業務や、相続、交通事故などの法律業務を担っています。その仕事の傍、「弁護士村上英樹のブログ」などを通じて、情報発信にも力を入れています。
以前は目の前にある「事件」に取り組むことに集中していました。しかし、5年ほど前から、自分の視野を広げるために「法律業務以外」の勉強の機会を求め、弁護士事務所の外に出る活動をはじめました。
具体的には、奉仕団体(ロータリークラブ)や他の業種の方との研究会・勉強会、ラジオ番組作りなどです。それらの活動を通して、自分が思っていた以上にバラエティ豊かな人々と知り合うことができました。地域を引っ張っている企業の代表者の方々や医師などの専門職、人気アイドルグループの楽曲を手がけるミュージシャン、新進気鋭の若きダンサーなど、知り合う前は「遠い世界の方」と思っていた人々が、話しをするうちに「互いの専門的なスキル」を尊敬し合って未来を語り合える仲間になる、そんな経験が増えてきて、私自身も自分の活動を広げることそのものに夢中になってきました。
最優先事項は「新しい出会いの機会」
仕事でも趣味でも、新しいことの構想を描き、その想いを実現するための戦略を練って実行していくことが、私の人生の楽しみです。今夢中になっていることは、弁護士として人の役に立てる力を今まで届かなかったところまで届けること。先にもお話ししましたが、ビジネスや文化などのステージで頑張っている人と知り合い、新しい仲間になること、その人やその人が営む会社・ビジネスにとって弁護士が役に立てることを見つけていくことが、楽しみかつ虜になっている活動です。
言い換えれば、仕事にしても人にしても、新しい出会いの機会を最優先させる。だから、それができる体力・気力を維持することは、私にとって必須事項です。日常業務や家庭、その他の活動に忙しいので、「やりたいこと」よりも先に「やらなければならないこと」でスケジュールが埋まってしまいます。そのときに、「こんな面白そうな機会があるよ」と言われて「ハイ、いきます!」と明るく返事できるようにするためには、体力・気力を高いレベルに保っておかなければなりません。
というわけで、仕事が忙しくても週2回以上はスポーツジムで身体を動かす、精神面においては、スポーツや歌を歌うこと、観劇することなどを通して「心を開放する」活動を日常的に取り入れておく、等、意識的なエネルギー充填を心がけています。
心と体をしっかり動かして健康管理
目下、私の健康維持法は、身体全体に心地良い程度のトレーニングや岩盤浴です。「初動負荷トレーニング」といって、元プロ野球選手のイチローさんがアメリカにもマシンを持って行って取り組んでいたことと同じトレーニングをスポーツジムで週何回かやっています。
筋肉痛が残るトレーニングではなく、身体の柔軟性を高め、筋肉の動きを整えるトレーニングで、それ自体が心地良いものです。普段はこのトレーニングによって、マッサージなどを受けなくても身体の調子が整います。さらにリラックスしたい、というときは岩盤浴で汗を流しています。
心と体をしっかり動かすことは大切ですね。トレーニング以外にも、野球、ゴルフなどで体を動かすことは欠かせませんし、タカラヅカ観劇、映画、読書などで感動に触れる、カラオケで思いっきり歌うなどを通して、心も体もアクティブな状態を作って健康を維持しています。
あとは、「寝るときにはちゃんと寝る」ことも意識しています。夜に「いらんこと」をせずに寝る。簡単なはずなのに、これが意外とできないのですが、なるべく「寝られるときに寝る」ことを心がけています。もともと体力には自信があったので20代の頃は夜も遅く不健康生活でしたが、30歳くらいのとき、野球の金本さん、イチローさんなどをみているうちに、「息の長い活躍」ができるよう健康維持の心がけが大切だと感じるようになりました。
海外での事業展開と学校創設が、これからの夢
これからやりたいことと言えば、海外への事業展開をする方のサポートです。舞台が海外になると、信頼できる相手を見つけて、強いネットワークを構築することがより重要になってきます。昨年はマレーシアを視察し、海外で活躍する日本人、日本企業の姿や、現地の人々のビジネスや勉強に対する熱意に触れ、海外に関わる仕事に強い興味を持ちました。
私自身40歳代になり、弁護士としては中堅クラスになりました。自分個人としてスキルを磨き続け、やりがいのある仕事を増やしていきたいというのはもちろんですし、それだけではなく、より大きな仕事ができるように職人集団としての弁護士同士の「チーム作り」にも力を入れたいと思っています。また、次世代の若者のパワーを引き出す活動を積極的にしていきたいです。
大きな夢としては、「学校」をつくりたい、という気持ちがあります。私自身は、育った家庭や学校に本当に恵まれていて、自分の学びたいことを邪魔されず自由に身に付けられる環境で育ちました。子どもが「学びたいときに、学びたいだけ学べる」学校、誰かに強制されるのではなく、自分の内にあるエネルギーを自然に伸ばしていける学び舎をつくりたい、というのが大きな夢です。