夏になるとなぜかカレーが食べたくなるという人も多いですよね、S&Bによると実際辛いカレーは夏に人気があるようです。その理由としてカレーには食欲増進の働きや身体を冷やしてくれる作用があるからだと考えられているようです。大人も子どもも大好きなカレー。今回は旬の野菜であるナスやトマトを使い、栄養バランス的にも◎なレシピをご紹介します。
目次
タマネギと一緒だと吸収率が上がる!? トマトのリコピン
トマトのリコピンは油と一緒にとると体内への吸収率が高まるということ、ご存知の人も多いですよね。最近の研究でさらに油にプラスして、タマネギやニンニクと一緒に加熱するとよりリコピンを効率よくとることができると話題になっています。カゴメによると、タマネギやニンニクをトマトと油と一緒に加熱することで、体内に吸収されやすい成分に変化するのだとか。トマトのリコピンは生活習慣病予防や美白・美肌など多岐にわたって効果が期待されています。トマト、タマネギ、ニンニク、そして油はカレー以外にも使いやすい組み合わせでもあるので、毎日のレシピで活用してはいかがでしょうか。
意外と低い!? 鶏手羽元のカロリー
ナスやトマトの夏野菜と一緒に煮込んでいく鶏手羽元ですが、手羽先よりもカロリーが低いのでダイエット中でもおススメです。煮込むことで骨から出汁もでるのでカレーにコクもでますよ。
ナスとトマトのヘルシー夏カレーの作り方
ナスは別で焼いたもの、もしくは一度炒めたものをトッピング用に取り出して、最後に焼き目がみえるように盛り付けるとキレイですよ。カレールーの量ですが、トマトの水分量などでも若干異なるので、ご自分で味をみながら調整してくださいね。
(材料)2名分
ナス 2本
トマト 1個
タマネギ 2分1個
ニンニク ひとかけ
鶏手羽元 4-5本(お好みで)
トマトジュース 100ml
水 300ml ※トマトジュースなしで水400mlでもOK!
カレールー 2-4かけ
オリーブオイル 大さじ1
ウスターソース・塩・コショウ 適宜
(作り方)
1. ナスは縦8等分に切る。トマトはざく切り、タマネギは薄切りにする。ニンニクはみじん切りにする。鶏手羽元に軽く塩、コショウをふっておく。
2. 鍋にオリーブオイルを入れて鶏手羽元を両面、焼き色がつくまで炒めて一度取り出しておく。
3. 2の鍋に1の野菜を入れ炒める。ナスはそのまま煮込んでもよいし、一度焼いたものを盛り付け用に少しとっておいてもよい。
4. 油が全体にまわったら2の鶏手羽元、水、トマトジュースを入れ蓋をして煮込んでいく。全てに火が通ったら火を止めて、カレールーを煮溶かしたら完成。ウスターソース、塩、コショウで味をつける。
夏のカレーレパートリーに加えてみてくださいね。
(参考)
■S&Bカレー.com カレーQ&A カレーは夏によく食べられるのですか?
http://www.sbcurry.com/faq/faq-469/
■カゴメ株式会社 ニュースリリース
http://www.kagome.co.jp/library/company/news/2018/img/2018051401.pdf
■カゴメ株式会社 野菜の健康情報 トマト大学 医学部 トマトの機能・効能について リコピンと生活習慣病に関する研究
http://www.kagome.co.jp/statement/health/tomato-univ/medical/yobou.html
■カゴメ株式会社 野菜の健康情報 トマト大学 医学部 トマトの機能・効能について リコピンと美白・美肌に関する研究
http://www.kagome.co.jp/statement/health/tomato-univ/medical/whiteskin.html
生井理恵/Rie Namai
「やさい美人」「ベジ活」主宰
千葉県出身 目白学園女子短期大学卒業
ベジ活アドバイザー/一般社団法人「食べてキレイになる協会」理事
野菜ソムリエ・ベジフルビューティーアドバイザー・食育マイスター
企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・企業へのレシピ提供・レストランとのコラボレーション料理教室、食育講師など多岐に渡り活動中。また自身のダイエット経験から正しい食の知識を付与したいとの思いから、一般社団法人「食べてキレイになる協会」の設立に寄与。食べてキレイになる食材と料理を多くの受講生に伝え好評を得ている。
オフィシャルHP やさい美人http://www.yasai-somu-rie.com/
オフィシャルブログ 生井理恵※やさい美人塾http://ameblo.jp/rie-namai/
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