厚めの食パンに切り込みを入れ、ポケット状にして具材を入れるポケットサンドを知っていますか? 断面の美しさと、ポケット状にしたパンが食べやすいことからSNSでも人気です。
今回は旬の春キャベツを使ったコールスローのポケットサンドをご紹介します。野菜いっぱいでヘルシーに仕上げているので、ダイエット中でも安心していただけますよ。
目次
キャベツの芯は栄養の宝庫。捨てずに活用するのが吉。
キャベツはビタミン、ミネラルがバランスよく含まれている野菜です。優れた抗酸化作用をもつビタミンA・ビタミンC・ビタミンEをはじめとして、代謝に関与するビタミンB群、骨の健康にもかかわるビタミンK、女性の生涯を通して必要とされる鉄やカルシウム、エネルギー産生を助けるマグネシウムなどが含まれています。
捨てられてしまうことが多い芯も栄養が豊富です。丸まっている葉の部分と芯との栄養の比較では、芯の方がカルシウム、カリウム、リン、マグネシウムの含有量が約2倍多いということがわかっています。芯は捨ててしまうのではなくて、厚みを削いだりして食べ方に工夫したいですね。
お弁当や休日ブランチにおすすめ。春キャベツを使った簡単ポケットサンド
今回は食パンをトーストしましたが、トーストしないままでもできます。状況に応じて変えていただくとよいですね。
中にたくさん具材がはいりますがパンをポケット状にしているので、下から具材がでてくることもありません。今回ご紹介したコールスローをはじめいろいろな具材をいれて楽しみましょう。
(材料)4枚切りの食パン1枚分
食パン(4枚切り) 1枚
A 春キャベツのコールスロー(つくりやすい分量)
春キャベツ 200g
きゅうり 50g(約2分の1本)
ツナ缶
※
マヨネーズ 大さじ3
砂糖 小さじ2
酢 小さじ1
塩 小さじ4分の1
B
ゆで卵 1個
(作り方)
1.食パンはトーストして半分に切っておく。
2.粗熱がとれたら、耳の部分を下にして立たせる。パンの中身を部分を指もしくは小さ目のスプーンで押し込んで、具材がはいるようにしておく。
3.コールスローをつくる。春キャベツは洗って千切りにする。
4.キュウリは洗って斜め薄切りにした後に重ねて千切りにする。
5.ボウルに入れて水気をしっかりととったら、油を切ったツナ缶と※の調味料を入れて混ぜる。
6.2のパンの中にコールスローを入れる。
7.フォークの背でつぶしたゆで卵と適量のコールスローを混ぜたら、もう半分に切ったパンの中につめる。コールスローとゆで卵入りコールスローの2つができたら完成。
春キャベツを具材にしたポケットサンドをご紹介しました。
春キャベツの葉は、コールスローをはじめとしたサラダにするとキャベツの甘味や葉の柔らかさなど特徴がよくわかります。よかったらつくってみてくださいね。
<参考>
■カロリーSlism>カロリー計算>野菜>キャベツ
https://calorie.slism.jp/106061/
■わかさの秘密>成分情報>ビタミンK
https://himitsu.wakasa.jp/contents/vitamin-k/
■わかさの秘密>成分情報>マグネシウム
https://himitsu.wakasa.jp/contents/magnesium/
■カゴメVEGEDAY>野菜の栄養・効能>201711>[キャベツの栄養&切り方]葉以上に栄養がある芯!レシピ付き
https://www.kagome.co.jp/vegeday/nutrition/201711/8510/
生井理恵/Rie Namai
「やさい美人」「ベジ活」主宰
千葉県出身 目白学園女子短期大学卒業
ベジ活アドバイザー/一般社団法人「食べてキレイになる協会」理事
野菜ソムリエ・ベジフルビューティーアドバイザー・食育マイスター
企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・企業へのレシピ提供・レストランとのコラボレーション料理教室、食育講師など多岐に渡り活動中。また自身のダイエット経験から正しい食の知識を付与したいとの思いから、一般社団法人「食べてキレイになる協会」の設立に寄与。食べてキレイになる食材と料理を多くの受講生に伝え好評を得ている。
オフィシャルHP やさい美人http://www.yasai-somu-rie.com/
オフィシャルブログ 生井理恵※やさい美人塾http://ameblo.jp/rie-namai/
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食べてキレイになる協会HPhttp://eating-for-beauty.com/