猛暑が続いて食欲不振になっている人も多いですよね。そんな時におすすめしたいのが、飲むサラダともいわれるガスパチョです。
優れた抗酸化作用をもつ旬のスイカを使い、栄養素もたっぷりとることができますよ。火を使わないので、暑い日でも気軽につくることができるのもメリットといえるでしょう。飲みやすく美味しい夏の飲むサラダ、よかったらお試しくださいね。
目次
バツグンの抗酸化作用で夏の美肌を守る。スイカの栄養
リコピンといえばトマトが有名ですが、実はスイカにも含まれています。ビタミンEの100倍ともいわれる抗酸化作用があり、活性酸素の除去に役立つ成分です。メラニン色素の生成の抑制や、紫外線によるコラーゲン減少を抑制する他、コラーゲンの産生を促し、増やす働きがあることもわかっています。
リコピンは、油と一緒に調理したり、ミキサーにかけたりすると吸収率が高まります。ガスパチョはまさに理想の食べ方といえるでしょう。
スイカはリコピン以外にも、優れた抗酸化作用があるβ‐カロテンやビタミンC、むくみ改善を助けるカリウムや糖質の代謝に役立つマグネシウムなどが含まれており、栄養豊富な夏の食材です。無理なくとりいれてみるといいですね。
【火を使わず5分で完成】夏の飲むサラダ。抗酸化作用抜群のスイカのガスパチョ
旬の食材を多く使うガスパチョは栄養満点で、飲みやすく食欲ないときでもいただくことができます。
ピーマンやパプリカなどの他の夏野菜でつくっていただいても美味しくできますが、野菜の分量が多くなってしまうと、青臭くなってしまうので分量には気をつけてください。スイカの甘味が加わりトマト単体でつくるよりも飲みやすくなります。
(材料)2人分
スイカ 200g
トマト 50g
パン・キュウリ・タマネギ 各20gずつ
バジル・オリーブオイル・キュウリ 適宜(盛り付け用)
A
オリーブオイル 大さじ1
酢 小さじ2
塩・すりおろしニンニク 各小さじ4分の1ずつ
(作り方)
1.スイカは種を取り除き、ざく切りにする。
2.トマトは洗ってへたをとり、ざく切りにする。
3.キュウリは洗ってざく切り、タマネギは皮をむいてざく切りにする。
4.ミキサーに1-3とパン、Aを入れて全体が滑らかになるまで攪拌する。
5.器に盛り付け、みじん切りにしたバジル、キュウリを散らす。お好みでオリーブオイルをまわしかけたら完成。
スイカでつくる飲むサラダ、ガスパチョをご紹介しました。
夏のキレイと健康にお役立てくださいね。
<参考>
■カロリーSlism>カロリー計算>果物>スイカ
https://calorie.slism.jp/107077/
■わかさの秘密>成分情報>リコピン
https://himitsu.wakasa.jp/contents/lycopene/
■わかさの秘密>成分情報>スイカ
https://himitsu.wakasa.jp/contents/watermelon/
■わかさの秘密>成分情報>マグネシウム
https://himitsu.wakasa.jp/contents/magnesium/
■&KAGOME>吸収率についてのお話
https://and.kagome.co.jp/article/blog_story/vege_story/197/
■カゴメ株式会社>野菜の種類>トマト大学>医学部>リコピンと美白・美肌に関する研究
https://www.kagome.co.jp/syokuiku/knowledge/tomato-univ/medical/whiteskin.html
生井理恵/Rie Namai
「やさい美人」「ベジ活」主宰
千葉県出身 目白学園女子短期大学卒業
ベジ活アドバイザー/一般社団法人「食べてキレイになる協会」理事
野菜ソムリエ・ベジフルビューティーアドバイザー・食育マイスター
企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・企業へのレシピ提供・レストランとのコラボレーション料理教室、食育講師など多岐に渡り活動中。また自身のダイエット経験から正しい食の知識を付与したいとの思いから、一般社団法人「食べてキレイになる協会」の設立に寄与。食べてキレイになる食材と料理を多くの受講生に伝え好評を得ている。
オフィシャルHP やさい美人http://www.yasai-somu-rie.com/
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