1999年、東京都文京区に第1号店が誕生した来店型保険ショップ『保険クリニック』は、今年20周年を迎えます。
そこで、20周年を記念して、「20」をキーワードに様々なことをみなさまにご紹介。20年前の出来事や現代との比較、20に関するトリビアなど、懐かしの話題から「へぇー!」という情報まで、楽しくお届けします。
この記事では、薄着になる春を迎える前に、ダイエット決行を考えていらっしゃる方のために、脂肪燃焼のためには有酸素運動は絶対に20分以上継続すべきなのか?について、ご紹介させて頂きます。
目次
ダイエット!たるんだ体をなんとかしたい!!
すこし気を抜いたスキに、体重が増加してしまい反省気味のあなた。。。
ダイエットをしてみようと思っていますよね?
そのダイエットには有酸素運動を取り入れて!とメニュー考案をされているはず。
ダイエットには有酸素運動が最適ですからね。
ジョギングやウォーキング、水泳などの有酸素運動。これらは「20分経過した頃からようやく脂肪が燃焼し始める。20分以下の時間では効果がない」と耳にしたことはないでしょうか。もしそうなら、毎日忙しい方にとって、有酸素運動を取り入れたダイエットはかなりハードルが高くなりますよね。
でも安心してください。これも間違いともいえるようですよ。
脂肪を溜めすぎると大きな病気につながる恐れあり
カラダを動かすときにエネルギー源として使われるのは何でしょうか?
そうです、皆さんの気になる”脂肪”、血中に流れている脂肪(遊離脂肪酸)です。
体内に脂肪が蓄積されると、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病をはじめとする様々な病気の引き金になりかねません。血中脂肪が増えると、動脈硬化を進める要因になります。最悪の場合を想定すると、脳梗塞になることも考えられるのです。恐ろしいですが事実です。
となると、単にダイエット、体重を減らすために!という理由だけでなく、適切な運動で脂肪を燃やして、健康的な体作りをしたいですね。
毎日こまめに!そして、継続が要です。
血中の脂肪は、運動直後から燃焼されているということが分かっています。「有酸素運動を20分経過した頃からようやく脂肪が燃焼し始めるので、それ以下の時間では効果がない」ということはデタラメ情報とも言えます。
その理由はこうです。
運動を始めると血液中の脂肪が少なくなってきます。すると、”体脂肪”と呼ばれる皮下脂肪や内臓脂肪が分解されて、血中に放出されるのです。実はこの”体脂肪”の分解が、「有酸素運動後20分前後で早まる」と言われています。そのため、「20分以上しないと脂肪は燃焼しない」という情報が蔓延したのですね。
ある研究では、日常で空いた時間に短時間でも有酸素運動を自分のペースで、こまめに行うことで体脂肪が減るという結果が出ているそうです。5分でも10分でもいいのです。有酸素運動は時間がある時に一気にやるのではなく、できるだけ毎日こまめにして、継続していく!これが、ポイントです。
5分・10分なら忙しいあなたでも継続できそうですよね?
筋トレで代謝を高め、有酸素運動を行おう!
筋トレが先か、有酸素運動が先か?!これも諸説あるようですが、まずは筋トレで代謝を高めてから、有酸素運動を取り入れることで運動の効果は大きくなるようです!
筋トレ後は成長ホルモンが多く分泌され、その成長ホルモンには筋肉をつける働き、そして、脂肪細胞を分解する働きを持ち合わせています。皆さんの気になる体脂肪を燃焼させるためには、先に述べたように体脂肪を分解して血中に放出する必要があります。筋トレを先に行うと、すでに分解された状態で有酸素運動を始めることになるので、効率よく脂肪燃焼につながるというわけですね。
ということで、20分以上絶対に運動しないと脂肪は燃えないわけではないということがお分かりいただけましたでしょうか?
空いた時間に腹筋運動をして、自宅周辺を自分のペースで走り有酸素運動を取り入れるだけでも、脂肪燃焼には効果的なのです!!是非、少しづつでもいいのでご自身の健康のためにも運動を取り入れて、健康的な体作りを目指しませんか?
<参考>
■MELOS>トレーニング>有酸素運動は20分以上やらないと脂肪燃焼効果がない?トレーニングのウソ・ホント
https://melos.media/training/30856/
■健康スタイル>運動
https://kenkostyle.info/muscle-training-aerobics-effect-rise/