兵庫県でカメラマン、そしてライターとしてご活躍中の中村篤子さん。
彼女が毎日、イキイキと暮らしている秘訣は何でしょうか。今夢中になっていること、おすすめのストレス解消法、健康のために意識していることなどを伺いました。
中村 篤子(なかむら あつこ)さん
長女9歳、次女6歳、2人のお子さんのお母さんでもありながら、趣味だったカメラを片手に、出産後独学でカメラマン&ライターとして起業。今ではお子さんも小学生となり、ますます活躍の場を広げていらっしゃいます。
camera salon acola【Amebaブログ】
■中村篤子さんによるコラム
プロのカメラマンに聞く 誰でも「簡単・きれい」な写真撮影術
目次
趣味だったカメラを武器に、独学でスキルを上げて起業
前職は証券マンでしたが、育児休暇明けとリーマンショックが重なり、保育所にも空きがなく退職を決意しました。
セカンドキャリアを考える中、趣味だったカメラを独学で学び、起業しました。
カメラの技術はもちろん磨きながら、自分専用のスタジオ作り、SNS集客など、試行錯誤の毎日でしたが、広告を打たずにクチコミだけで遠方からお客様に来ていただけるカメラスタジオとして形にすることができました。
現在はスタジオ運営も安定し、娘2人も小学生となり、出張撮影の幅も広がっています。
また、有り難いことに、舞台撮影、アーティスト撮影、ライティングなどの機会も増えてきて楽しく仕事をさせていただいています。
2018年は新しい企画を発動!『キッズティーチャー』に込めた私の想い
学生時代になんとなく留学して、なんとなく就職活動をして社会に出ましたが、証券会社で金融の仕事に携わって、「金融リテラシー(知識、判断力)の大切さ」を知りました。
生きていくのに大切なお金のいろはは、普通に学校に通っていても誰も教えてくれません。
子供が産まれてから「起業」という形をとった時に、広告費をかけずとも遠方から集客できる仕組みが昔に比べて広がっていて、これからの時代はより「マイメディア」を持てば、自分で可能性を広げられるという事を知りました。
そこで私は、今からの時代を生きていく子供達に、”感覚として知ってほしい事”を学べる機会と経験の場を作りたいと思い、今年2018年から地域を巻き込んだ『キッズティーチャー』という企画をスタートさせました。
「学校では学べない、知るだけで地域社会をもっと楽しめる!」をコンセプトに、地域主催のイベントで、子供たちが先生になって教えるという内容です。
その為に必要な、「お金の仕組み」「社会を色から学ぶ」「カラービーズのワーク」「人に伝えるスキル」など、子供達が楽しみながら、賢く世界を知り、学べる機会をつくっています。
いろいろな社会活動に興味を持って『キッズティーチャー』企画に参加してくれている子供たち。
そんな子供たちの活躍の場をつくる為に、地域の皆さまにご協力いただき、ラジオ出演のチャンスやイベント出展の機会をもらったり、子供達が楽しめてワクワクする企画を考えて、参加してもらっています。
多忙な中でも居心地の良い居住空間で安らぎの時間を
カメラマンとして、ライターとして、そして、『キッズティーチャー』のリーダーとして、忙しい日々を過ごす中でも安らげる時間を大切にしています。
私はおうちが大好きで、写真編集などの仕事を自宅でする時間も長いので、居心地が良い空間づくりを常に考えています。
バルコニーを寛げる空間にして、おうちキャンプのようにランチをとったり、ハンモックに揺られてコーヒーを飲みながら本を読んだり、やすらぎの空間を自宅に作ることによって、リラックスできています。
時にはイライラすることもありますが、自分で自分の気持ちを立て直す時にも、外の空気を思いっきり取り入れて、お気に入りの空間にイライラを昇華してもらっています。
健康維持の秘訣は青汁
私が健康でいなければ、仕事も家庭も両立できません。
日頃から健康状態には気を配り、家族みんなで青汁を飲む習慣を作っています。
そして、年1回の人間ドックや健康診断を必ず時期を決めて受診しています。
体調が悪くなってから慌てないように、日常生活で予防をし、健康を改めて意識する機会にするために定期検診を受けています。
定期健診のメリットは、やはり病気の早期発見の可能性が高くなるので、治療法の選択肢が広がったり、心身と家計へのダメージも小さく抑えられると思っています。
これからも使命感を感じながら、キャリアを構築
「娘が大きくなり、手がかからなくなった時に私自身も自分のしたい仕事ができる環境をつくる!」
これが起業の最初の目標でした。
当初描いていた形は達成できたので、今は新しい目標を掲げています。
次の世代に何を残すことができるのか━そのひとつとして動き出した『キッズティーチャー』企画ですが、より多くの子供達に楽しい体験と場をこれからも伝えていくということが、私のこれからの使命だと感じています。