カウンセラー・人材育成コンサルタントとしてご活躍中。これからは教育改革もしていきたい/山脇文子さん(カウンセラー・人材育成コンサルタント)

山脇文子さん 輝く人の生き方とは?

高知県にお住まいで、カウンセラー・人材育成コンサルタントとしてご活躍中の山脇文子さん。彼女が、毎日イキイキと暮らしている秘訣は何でしょうか。今夢中になっていること、おすすめのストレス解消法、健康のために意識していることなどを伺いました。

山脇文子 (やまわきふみこ)さん
若者のカウンセリング、企業の従業員カウンセリング、経営者の方の相談役、個人の方から直接のご依頼でお悩みや人生設計まで、「出逢った方々の笑顔花咲く未来を創る」をモットーにカウンセリングを行っている。屋号は「トラスティ」。高知県在住。長女は11歳。

■ホームページ:人と心のコンサルティング「トラスティ」
http://hitokokoro.com/

「少し変わったカウンセラー」の強みは多様な相談に乗れること

私はカウンセリングを通じて「出逢った方々の笑顔花咲く未来を創る」をモットーに、カウンセラーとして活動しています。

「トラスティ」という屋号を付けていますが、39歳まで、パソコン・会計の講師を中心としていたため、業種が変わっても使える名前を考え、「信頼できる」という意味のトラスティを屋号に選びました。相談に訪れた方は、カウンセラーを信頼できて初めて、心を開いて相談することができます。信頼されるカウンセラーでありたいといつも思っています。

産業カウンセラー・国家資格のキャリアコンサルタント・両立支援(病気の治療と仕事の)コーディネーター・健康経営アドバイザー・秘書検定準1級などの所持資格を活かして、相談や組織の仕組み作りや改善の助言、研修などを行っています。

ただ「少し変わったカウンセラー」で、若者のカウンセリング(新卒だけでなく、引きこもりなど困難な若者の自立支援)と、企業の従業員カウンセリング、経営者の方の相談役、更には、個人の方から直接のご依頼でお悩みや人生設計まで多様な相談に乗っています。

山脇文子さん

クライアントが多様になれば当然、私自身が学ばなければいけない幅は広くなり、正直大変なこともありますが、日頃、鬱や精神疾患・自殺したいと考える人・生活困窮の方々とも多く関わる機会が、企業カウンセリングにも個人の女性のカウンセリングにも大変生かされています。比較的「重たい」ケースの方のカウンセリングを担当できるということは、「自分では手に負えないケース」を減らすことに繋がります。

また、企業でバリバリ働かれている管理職の方も実は、鬱だったり、家庭問題で悩んでいたりします。お母さん方や女性も、結婚・妊娠・更年期障害など、人生の大きなイベントによる環境変化や、ホルモンバランスの変化などによる心身不調は、誰でも起こり得ることです。マタニティ鬱、産後鬱、マタニティブルーなど、言葉として聞いたことのある方も多いと思います。

私は、自分自身の経験を生かして、立場の異なる方との「架け橋」になること。包括的かつ、臨機応変なサポートができるカウンセラーでありたいと常に考えています。

高知県の教育改革を目指す原点は幼少期の体験

自分が学び成長したと感じる時は、楽しいと感じます。さらに、その成長が「自分を含む  “人の幸せ” に貢献できている」と感じる時は、本当に嬉しいです。私のカウンセリングを通して、引きこもっていた若者が元気に働き出し、自分らしく幸せに歩み始めた瞬間などは本当に幸せで、何度感動の涙を流したかわかりません。

また、娘の成長も私の大きな楽しみです。現在11才の娘ですが、彼女には純粋に人への愛溢れる子に育って欲しいと願っています。身寄りのない状況の中、私は娘を命懸けで育てて来ました。その子の笑顔と成長を間近で見られることは、何にも変えがたい幸せです。

そして今、私は子ども達の幸せを守るため、高知の教育改革をしたいと考えています。というのも、実は私自身が非常に深刻な被虐待児であったからです。両親共から幼児期より暴力など様々な虐待を受けました。義務教育の機会も奪われ、私は小学校中学校ほぼ授業は受けていません。義務教育が一切抜け落ちています。親の会社が倒産して、夜逃げ、電気などライフラインが止まり、お米も買えず…と、様々な苦労がありました。

学校に行くと「貧乏人の子どものクセに!」と担任からも公然と罵られました。地域含め、一度も大人に手を差し伸べてもらったことはありません。私は困難な環境に置かれている子ども達を「同胞」と思っています。生まれた環境で人生が終わってしまう人を、1人でも減らしたいのです。

教育改革について私は、「論理」と「情」を重視し、統計データと現場の実状や事例を交えながら、周囲の方に伝えています。

タイムマネジメントを常に意識

自身の幼少期の経験も影響し「家庭の時間」を大事にしたいという気持ちが人一倍強い私は、タイムマネジメントを常に意識しています。自営業のため自宅作業も多いのですが、事務作業などはストップウォッチで時間を計測しながら行っています。それは、ダラダラ仕事をしないためと、色々な作業の所要時間を把握するためです。

2年前、42歳のとき。心身のしんどさをかなり感じました。そこで、これまでの働き方生き方を変え、「自分の枠」を広げる時だと思い、効率化、集中力を上げる、前倒しでやるなど、時間管理を強く意識するようになったわけです。

手帳による時間管理もしていて、月間予定表で全体の予定と、締め切り(自分の中での前倒し締め切りも)などを記入。週間予定はバーチカルタイプにこだわり、予定時間・使った時間を食事や身支度なども全て「面」で記録。不確定な予定は「付箋」で管理しています。

先日、週末なのに仕事が積み重なり、憂うつな気持ちになったことがありました。ですが、ベランダの掃除をして、プランターの土を変え、種を蒔いたりしていたら、どんどん楽しい気分になってウキウキして来ました。思い返してみれば、受講した講座で「タイムマネジメントは自分の幸せな時間を作るためのもので、仕事をもっとするための時間を作るものではない」というお話を聞いたところでした。お菓子作りや料理、読書など何でもいいのです。好きなことをすると、良い脳内物質が分泌され、元気に活動できるようになります。

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辛くて潰れそうな時もありますが、マザーテレサなどの好きな名言を読んだりして気持ちを整えます。

娘の幸せ・私の幸せ

私は今、「キャリアコンサルティング技能士」という資格に挑戦していますが、なかなかの難関です。既に国家資格者で、3年以上の実務経験があるなど条件をクリアしないと受験もできないのですが、それでも学科合格率が50%ほど。実技は13%ほどです。つまり7%くらいの合格率ですし、実技試験だけでも大阪まで2回行かないと受験できません。

そのほかにも、東京の営業女性塾、公認心理士という心理職国家資格、東京商工会議所認証の健康経営アドバイザーのエキスパート、これらが今年受ける試験や講座です。

また、将来的には、大学院にも行きたいなという思いがあります。私は大学に行っていないので、できれば大学を飛ばして社会人枠で大学院というルートで行きたいと考えています。

でも何よりも、とにかく娘を一人前にすること。大学に行きたいのであれば県内大学程度は行かせてあげられるようにしっかり働き、母としての責任を全うすることです。そして、娘も自分も幸せであることです。周りの人の幸せの種まきもしていきたいです。皆で幸せになりたい。そう願っています。