進学や就職などによる環境の変化が多い春は、ストレスによる自律神経の乱れが便秘などの不調つながりやすい季節なのだそうです。腸内環境を整えることは免疫力を高めることにもつながるので、おざなりにはしたくないですよね。
今回は食物繊維たっぷりのタケノコを使った春のご馳走レシピをご紹介していきます。
目次
ぜん動運動を促し、便秘改善に吉！ タケノコ
タケノコといえば食物繊維の含有量が多いことで知られています。中でも胃や腸で水分を吸収してふくらむことで腸を刺激し、ぜん動運動を活発にする働きがある不溶性食物繊維の量が多く、便通促進にも役立ちます。よく噛まないと飲み込むことができないので、満腹中枢を刺激し暴飲暴食予防にも◎な野菜です。
タケノコに含まれるチロシンには、ストレスや疲れをやわらげる働きも期待されているんですよ。旬の野菜でもあるので、無理なく料理に活用して春を感じたいですね。
15分で完成！ 便秘改善とダイエットにおすすめ。タケノコ入りの肉豆腐
すき焼き風の味付けをした肉団子に旬のタケノコをいれたレシピをご紹介します。タケノコが甘味のあるすき焼き風の出汁と肉の旨味を吸ってとても美味しい1皿になりますよ。
マイタケやエリンギなどのキノコ類、コマツナや春菊などの野菜とも相性がよいのでお好みでお試しくださいね。料理が限られてしまいそうなイメージがあるタケノコですが、和食の他にパスタやグラタンなどの洋食ともよくあいます。
よく噛むことはダイエットにも役立ちますし、ドライマウスなどのリスク軽減にも役立つといわれています。早食い傾向の人は料理に加えてみてもいいですね。
（材料）2人分
タケノコ（下処理をしたもの） 150g
牛のうすぎり肉 200g（豚肉を使ってもよい）
タマネギ 4分の1個
焼き豆腐 2分の1丁
オイル 適宜
A
水 200ml
醤油 大さじ3
砂糖・みりん・酒 各大さじ2ずつ
（作り方）
1.下処理をしたタケノコは食べやすい大きさに切る。タマネギは薄切りにする。焼き豆腐、牛肉はともに食べやすい大きさに切っておく。
2.オイルを薄く敷いた鍋に牛肉を入れ炒めたら、タマネギ、タケノコを入れてさっと炒める。
3.2の鍋にAと焼き豆腐を入れたら、10分―15分煮込んだら完成。
簡単にできる春のご馳走レシピ。
よかったらお試しくださいね。
■わかさの秘密 ＞成分情報＞チロシン
http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/tyrosine/
■JAグループ（野菜）＞野菜のチカラをもっと知る＞とれたて大百科＞タケノコ（筍）
https://life.ja-group.jp/food/shun/detail?id=43
■大塚製薬＞健康と病気＞食物繊維を摂ろう！＞食物繊維とは？＞食物繊維の分類と特性
https://www.otsuka.co.jp/health-and-illness/fiber/about/type/
■レタスクラブニュース＞レシピ＞食材事典＞たけのこの基本情報＞たけのこの栄養
https://www.lettuceclub.net/recipe/dictionary-food/133/nutrition/
■旬なトピックを提供!日比谷診療所だより 3月号(PDF)
http://www.daiichiseimei-kenpo.or.jp/hibiyadayori/pdf/hibiya2017_03.pdf
生井理恵／Rie Namai
「やさい美人」「ベジ活」主宰
千葉県出身 目白学園女子短期大学卒業
ベジ活アドバイザー/一般社団法人「食べてキレイになる協会」理事
野菜ソムリエ・ベジフルビューティーアドバイザー・食育マイスター
企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・企業へのレシピ提供・レストランとのコラボレーション料理教室、食育講師など多岐に渡り活動中。また自身のダイエット経験から正しい食の知識を付与したいとの思いから、一般社団法人「食べてキレイになる協会」の設立に寄与。食べてキレイになる食材と料理を多くの受講生に伝え好評を得ている。
オフィシャルＨＰ やさい美人http://www.yasai-somu-rie.com/
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