共働き10年目に入り、念願の子どもを授かりました。妻が仕事を辞める場合の、家計見直しについてアドバイスをお願いします。【お金と保険のQ&A】

電卓と赤ちゃん お金と保険のQ&A

目次

保険を学ぶQ&A

このコーナーでは、保険の選び方やお金にまつわる情報をお届けします。
さらに、「お金に関するネタ」や「季節のネタ」、「ちょっぴり気になる女子の疑問や悩み」について、全国の男女にアンケート調査を行った結果や解説もご紹介。あなたの「知りたい!」に答えます。このコーナーを読めば、お金や保険、ライフプランについて詳しくなれるはず。

Question
結婚10年目に入り、念願の子どもを授かりました。過去に2度、流産を経験しているので、今回妻は仕事を辞めてでも出産に臨みたいと言っています。とはいえ、2人分の収入で暮らしていたときとは、支出内容を大きく見直す必要があるかと思います。どこをどのように見直せば、妻が仕事を辞めた後も家計が成り立つでしょうか。
【現在の家計収支】
収入
26万円
18万円
合計 44万円
支出
家賃 8万円7000円
食費 5万円
外食費 2万円
水道光熱費 2万円
通信費(プロバイダ料含む) 2万5000円
日用雑貨費 7000円
出産準備費 1万円
交際費 5000円
夫こづかい 4万円
妻こづかい 2万円
被服代 2万円
教養娯楽費 2万
保険料(夫死亡保険、妻医療保険) 2万円
その他 1万円
貯蓄 6万円
支出計 41万4000円
貯蓄残高 950万円

FPからの回答

【見直し後の家計収支】
収入
26万円
合計 26万円
支出
家賃 8万円7000円
食費 3万円
外食費 5000円
水道光熱費 2万円
通信費(プロバイダ料含む) 2万円
日用雑貨費 5000円
子ども費 1万円
交際費 5000円
夫こづかい 2万円
妻こづかい 5000円
被服代 5000円
教養娯楽費 5000万
保険料(夫死亡保険、妻医療保険) 2万円
学資保険 1万円
その他 5000円
貯蓄 1万円
支出計 26万2000円

食費は1週間管理法で、やりくりしてみる

10年も共働きをしてきたご夫婦にとって、いきなり1人分の収入がなくなるというのは、家計的には大きなダメージを受けるはず。全面的な支出改造が必要になります。とはいえ、念願のお子さんを授かられたのですから、家計の再スタートを切るような気持ちで、家計削減に注力されることを願います。

まずは、食費の見直しから。2人合わせて44万円の収入に対しては、問題のなかった食費と外食費の金額(合計で16%)ですが、収入が26万円になると約27%を占めてしまいます。これは、いくらなんでも、かかりすぎ。食費と外食費は合わせて3万5000円程度が理想的。今の予算の半分くらいまで下げることになりますので、1週間の予算を立てて、その予算を守るようなやりくりにチャレンジしてはいかがでしょうか。

食費を大きく減らしたい場合、「ひと月単位のやりくり」にすると、やりくり期間が長すぎるように感じます。また1か月が経たないうちに予算をオーバーしても、月の途中ではどうすることもできません。そこで「1週間単位」のように、やりくり期間を短くして、途中で予算をオーバーしても翌週になればリセット、再スタートできるようなやりくりをしてみてはいかがでしょうか。

たとえば1週間の予算を7000円にして、5週分で3万5000円。1週目や5週目のように、日数の少ない週は予算が残りやすく、気が楽になります。予算が残ったときは外食費に充てたり、別の週の予算に繰り越すと、調整弁の役目も果たしてくれます。

おこづかいは月収の10%程度に減額を

夫婦のおこづかいは、2人分で手取り月収の10%が目安になります。奥様が仕事を辞められた後は、ひと月2万6000円程度がおこづかいの適正額になるわけです。

具体的には、ご主人がひと月2万円、奥様はひと月5000円程度に減額する必要があります。特に奥様の分はかなりの減額になりますが、慣れることが大切。おこづかいが少ないからと、自分のために買ったものを家計費のさまざまな費目に紛れ込ませないようにするのがポイント。自分のための支出は、おこづかい分の支出として記帳しましょう。

被服費や教養娯楽費は、出産後に自然に減る費目ではありますが、こちらも大幅なダウンが必要。被服に関しては、手持ちの服を整理して、眠っていた洋服も活用しましょう。お子さんが成長するとレジャー費が増える可能性もありますが、レジャー費については、ボーナスから予算を取り置いて、月の支出は増やさないように気を付けてください。

(出典:保険クリニック「共働き10年目に入り、念願の子どもを授かりました。妻が仕事を辞める場合の、家計見直しについてアドバイスをお願いします。/ファイナンシャルプランナー 畠中 雅子」、家計のやりくりをFPに相談、2015年6月掲載、(https://www.hoken-clinic.com/teach_qa/household-budget/

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