【H-style通信】1月22日はみんな大好き!『カレーの日』!(今日は何の日?編)

H-style編集部

H-style(アッシュスタイル)編集部スタッフが独自目線で「これは気になる!」「これは知ってほしい!」などの情報をお届けします。

今回は「今日は何の日?」編ということで、1月22日の『カレーの日』をご紹介!好みの辛さは違っても、「カレーが大好き!」という方も多いのではないでしょうか。市販されているカレー粉を使用しても、調味料や具材によって各ご家庭で味が違いますよね。意外と奥深いカレーの歴史やスパイスの秘密などを知ることで、カレーがもっと大好きになるかも!?

目次

1月22日はなぜ『カレーの日』?

1月22日が「カレーの日」と制定されたのは、1982年に全国の学校栄養職員や栄養教員で組織された「社団法人全国学校栄養士協議会」がカレーを全国の学校給食のメニューとして提供することを呼びかけて、1月22日に全国の小中学校で一斉にカレーが出されたことに由来しているそうです。

これは文部科学省が1月24日~1月30日までの間に実施してる「全国学校給食週間」が影響しているようですが、子どもの成長を常に考えている栄養士の方々の想いもあったのかもしれませんね。

時代と共に変化する子どもたちの食生活、偏った栄養摂取による肥満傾向など、成長段階にある子どもたちの健康状態が気になる方が多いと思います。「全国学校給食週間」の期間中は、食に関連する正しい知識や理想的な食習慣を子どもたちに身に付けてもらうために全国で「食育」に関する様々な取り組みが行われています。

全国の教育委員会などで行われている取組み例はこちら

カレーはどうやって日本に伝わったか

カレーはインドで生まれた料理というのは何となく想像できた方も多いかもしれません。カレー(Curry)の語源は南インドのタミール語で様々なスパイスで具材を煮込んだソース「カリ(Kari)」という言葉からきているという説が有力ですが、この他にも諸説あるようです。

17世紀にアジアへ進出してきた東インド会社のイギリス人が粉末のスパイスとお米を自国に持ち帰り、王室メニューに加えられたと言われています。このカレーが欧風に変化し、ヨーロッパの一般家庭にも伝わったことで、18世紀には『CROSSE&BLACKWELL(クロス&ブラックウェル)』という企業によって開発されたカレー粉がヨーロッパ各国で市販されるようになりました。

1870年頃になり、上記のC&B社のカレー粉がイギリスから日本に持ち込まれました。日本国内では主に西洋料理店で使用されていましたが、日本人向けにアレンジした代表格がカレーとポークカツレツ(いわゆるトンカツ)だそうです。明治後期になると、街中の食堂で「ライスカレー」「カレーうどん」「カレーそば」がメニューとして提供され、一般家庭にもカレーが浸透してきたようです。

1870年代から日本国内に普及していたカレーに使用されたカレー粉は輸入されたものでしたが、時代が進むと共に、企業の研究や開発力によって、1905年に国産のカレー粉が流通されるようになりました。第二次世界大戦後の1950年頃になると、固形タイプのカレールーが発売されました。

1968年に日本国内でレトルトカレーが商品化されたことで、「日本が世界に通用するカレー文化を作った!」と想像してみると、今では簡単にスーパーなどで手に入るレトルトカレーが日本の誇りであると感じてしまうH-style編集部スタッフなのでした。

スパイスの『チカラ』

カレーを作るときに欠かせないものと言えば「スパイス」ですよね!インドではその日の体調などに合わせてガラムマサラ(ミックススパイス)を調合したりするそうです。カレーの種類によってスパイスの種類や使い方が変わってきます。主にカレーを作るときに使われているのは、「クミン」「コリアンダー」「ターメリック」「シナモン」「ナツメグ」「トウガラシ」「ショウガ」などです。スパイスの種類によって「食欲増進」や「肝機能向上」、「美肌効果」や「胃腸の働きを高める作用」などがあるそうです。

カレーはインドやタイなどの熱帯地域の国の料理なので、食欲を刺激する香りがするスパイスを使ったカレーは食欲が失せてしまう夏の暑い日でもつい食べたくなってしまいます。また、寒い冬に「ショウガ」や「トウガラシ」などの身体を温めてくれる成分が入っているスパイスを使ったカレーを食べれば、心も身体もポッカポカ!

市販されているカレー粉やカレールーはどんなスパイスの種類が含まれているのか、確認してみるのも面白いかも!?

H-style編集部スタッフルーム カレー談話

大手スーパーに買い物へ行くと、ご当地カレーや有名店のカレーなど、様々なカレーがレトルトパックの製品として販売されているのをよく見かけます。その日の気分で「バターチキンカレーにしようか、それともグリーンカレーにしようか・・・」などと迷うこともあります。編集部スタッフもレトルトカレーの購入時にはいろいろと迷う人も多いようです。どのレトルトカレーが好きかを編集部内でアンケートを取ってみました。

第1位:無印良品 「バターチキンカレー」
第2位:大塚食品 「ボンカレー」
第3位:いなば食品 「チキンとタイカレー」(グリーン)

無印良品さんの「バターチキンカレー」は人気ですね!大塚食品さんの「ボンカレー」は子どもの頃から親しんできた味という印象があります。ロングセラー商品ですよね。いなば食品さんの缶詰タイプのカレーシリーズは「お店で見かけるとつい買ってしまう」という女性スタッフも。全国には地域限定のカレーもあるようですが、是非、みなさんが好きなご当地カレーを教えてくださいね。

レトルトカレーも美味しいのですが、カレールーを使って好みの具材を入れて家庭でカレーを作ることもありますよね。実は、編集部内で『カレーを食べる時に何をかける人が多いのだろう?』という話が出ました。これは地域や個人の好みだと思いますが、みなさんはカレーの上に何かかけたり、乗せたりしますか?編集部スタッフの中では「ソース」「しょうゆ」「何もかけない」の3パターンに意見が分かれました。以前、カレーの上に生卵や納豆を乗せたりしている方を見かけましたが、個人でそれぞれ楽しみ方に違いが出るのも面白いですね。

今日は「カレーの日」ですので、是非ご家庭で好みのカレーを楽しんでくださいね!

(参考)
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