【H-style通信】相手を想う気持ちを『席ゆずりますマーク』に込めて・・・

H-style編集部

H-style(アッシュスタイル)編集部スタッフが独自目線で「これは気になる!」「これは知ってほしい!」などの情報をお届けします。

電車やバスなどの交通機関でよく目にする『マタニティマーク』。『マタニティマーク』は妊産婦さんが交通機関などを利用する際に身に付けて、周りにいる方々が妊産婦さんへの配慮を示しやすくしているもので、妊産婦さんの健康を守るための大切なマークです。

交通機関の車内でこのマークを付けている妊産婦さんが目の前に立っていたときに「こちらにどうぞ。」と席を譲ったことがある方も多いのでは。

スマートに席を譲ることができる場合と、混雑状況によってはそれができない場合があると思います。もしかすると、妊産婦さんにお声かけするのも勇気が必要という方もいるかもしれません。

そんな方にも是非ご紹介したいのがこちらの『席ゆずりますマーク』です。

『席ゆずりますマーク』って?

厚生労働省の認可を受けている『席ゆずりますマーク』は、自らを「日本一の愛妻子家」と仰っている会社員、椎野祐輔さんが発案・制作されています。

マークを考案したきっかけ

このマークを考案されたきっかけはWEBデザイナーでもある、奥様の妊娠がきっかけだったとのことです。

「席に座っている側」と「席を譲ってもらう側」の両方を体験されたことで、

「妊婦さんが席に座りやすくなる、席に座っている人も席を譲りやすくなる、そんな何かを作りたい!」

という想いから、『席をゆずりますマーク』を制作されたそうです。

「椎野さんがマークに込めた想い」

椎野さんが制作された『席ゆずりますマーク』のホームページでは、妊産婦さんが長時間立っていることにどんなリスクがあるのか、自ら体験したことを踏まえたマークの目標などが掲載されています。

『席ゆずりますマーク』ホームページ

シンプルなデザイン

『席ゆずりますマーク』ホームページより引用

とてもシンプルでスマートなデザインの『席ゆずりますマーク』は「スタンダード」「関西バージョン」「寄付型」の3つのパターンがあります。

椎野さんの奥様がデザインされました。

自分好みのタグを付けることも可能。シンプルなデザインなので、通勤や通学のバッグだけではなく、お出かけ用のバッグなどにも合います。

編集部スタッフも『席ゆずりますマーク』使っています。

編集部スタッフも気がついた時には妊産婦さんにお声かけするようにしていますが、車内で読書をしたり、スマートフォンでいろいろと検索することに集中してしまっていた時には、なかなか目の前にいる妊産婦さんに気付かないこともありました。

気が付いた時には既に声をかけるタイミングを失ってしまい、「もっと早く気づいていれば・・・」と後悔することも。

何か良い方法はないか・・・といろいろと探していたときに、今回ご紹介している『席ゆずりますマーク』の存在を知りました。現在は通勤時に使用するバッグに付けていますが、このマークを多くの方に知ってもらうお手伝いができたらと思います。

「相手の立場になって考えて行動する」ということは、人生においてとても大切なことですね。

『席ゆずりますマーク』ホームページ内ストア

引用:『席ゆずりますマーク』ホームページ
出典:厚生労働省ホームページ「マタニティマークについて」

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