H-style(アッシュスタイル)編集部スタッフが独自目線で「これは気になる!」「これは知ってほしい!」などの情報をお届けします。
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として、2020年5月、全国で1人10万円の「特別定額給付金」の申請がスタートしました。給付対象者や受給権者、申請方法の違いなど、事前に調べてみても実際に申請してみないとわからないことが多いですよね。
そこで、今回は、H-style編集部スタッフがスマートフォンでオンラインで申請したときの体験談をお届けします!申請する際に「どういった事前準備が必要?」「どんなところに注意するべき?」など、これから申請される方は参考にしてみてくださいね!
目次
事前準備(オンライン申請)
特別定額給付金を申請する際、申請者(世帯主)が家族全員分を一括で行う必要があります。
編集部スタッフも家族全員分をまとめて申請してみましたが、事前に確認しておくと申請がスムーズではないかと思った点がありましたので、その内容をまとめました。
【事前に準備しましょう!】
1⃣ 申請者(世帯主)のマイナンバーカードを用意
もし、ご家族の中でマイナンバーカードを保有していない方がいても、世帯主の方がマイナンバーカードを保有していれば申請OK!申請前に下記をチェックしておくとスムーズですよ!
・電子証明書が有効期限内であること
・各パスワードを確認
※券面事項入力補助用パスワード(数字4桁)
※署名用電子証明書パスワード(6~16桁)
マイナンバーカードの申請方法は総務省のホームページに掲載されています。
(参考)総務省ホームページ「マイナンバーカードの取得方法」
2⃣ 「マイナーポータル」のアプリをダウンロードしておく
「マイナポータル」は政府が運営しているオンラインサービスです。行政機関からのお知らせの確認や地方公共団体の子育てサービス情報の検索などができます。
マイナポータルのアプリダウンロード方法は内閣府のホームページに掲載されています。
(参考)内閣府ホームページ「マイナポータル」
地域によって申請開始日が異なる可能性がありますが、申請時にお住まいの自治体を選択すると、自動的にチェックされます。
3⃣ 振込先の金融機関のキャッシュカードを撮影しておく
特別定額給付金をどちらの金融機関の口座に振り込んでもらうかを決めて、その金融機関のキャッシュカードをスマートフォンで撮影しておきましょう。
4⃣ スマートフォンの設定を確認
スマートフォンの設定ですが、ブラウザのプライベートモードになっていたままだとエラーになることもあるようなので、プライベートモードは解除してから申請をしましょう。
オンライン申請の注意点
事前に必要なものを準備していても、いざ申請の手続きをしようという時に想定外のことが起きてしまう可能性あります。
編集部スタッフも、申請の手続き中にエラーが発生したり、申請完了直前で入力していたデータが全部消えてしまったりというトラブルがありました。
●電子証明書の有効期限内にもかかわらず、「電子証明書の有効期限が切れています」というエラーメッセージが出た。
⇒時間を置いて、再度実施するとエラーが解消しました。
●申請手続きの途中で入力データが消えてしまった。
⇒データの入力途中で「入力内容を保存」というデータを保存できるタイミングがあります。こまめにデータを保存しておくと、万が一、申請のやり直しが発生した場合には時間をムダにせずに済みますよ。
オンライン申請の感想
家族全員分を申請するということもあり、やや緊張しながらの申請手続きでした。いくつかトラブルがありましたが、申請書類が郵送されてくるのを待つ期間と記入した手続き書類の投函という手間を考えると、今回、スマートフォンですぐ申請できたのは、非常に便利で楽だと感じました。
また、マイナンバーカードを保有していれば、市区町村の役所に行かずに近所のコンビニエンスストアで住民票や印鑑証明書といった書類を発行できますし、確定申告の際にも自宅のパソコンやスマートフォンで手続きが可能な「e-Tax」で完結できます。顔写真付なので身分証明書としても使用できます。
内閣官房・内閣府の公式YouTubeチャンネルでは、スマートフォン利用者向けの申請手順の動画を視聴できますので、参考にしてみてくださいね。
🔲【内閣官房・内閣府】公式YouTube動画チャンネル
【スマホ篇】これでわかる!特別定額給付金のオンライン申請の手順
今後、「マイナポイント」というマイナンバーカードを利用したポイント還元策も実施予定ということで、マイナンバーカードを取得される方が急増しそうですね。マイナンバーカードは申請から取得まで約1ヶ月くらいかかることもあるようなのですが、まだお持ちではない方はこの機会に交付申請をしてみてはいかがでしょうか。