H-style(アッシュスタイル)編集部スタッフが独自目線で「これは気になる!」「これは知ってほしい!」などの情報をお届けします。
コロナ禍で国内・海外問わず、旅行に行きたくても難しいという状況が続いています。「新型コロナが終息したら旅行に行きたい!」という方も多いのでは。リアルな旅行ができない状況が続く中、旅行業界や航空業界などでは「おうち時間」を使って自宅にいながら旅行気分が味わえる『バーチャル旅行』が注目されています。海外に行けないからこそ、日本各地の知られざる魅力に触れることもできます。
今回のH-style通信は、「早く旅行がしたい!」という方にも注目していただきたい、2月13日の『日本遺産の日』をご紹介します。
目次
「日本遺産の日」とは?
日本国内の地域に根付いている文化や伝統、風習などを語るストーリーを「日本遺産」として文化庁が制定。このストーリーを語る上で欠かせない、地域の有形・無形の様々な文化財群を総合的に整備・活用して、それぞれの地域から日本国内だけではなく、海外にも発信し、「日本遺産」というものを理解してもらったり、関心を高めてもらうことが目的としています。
なぜ2月13日が「日本遺産の日」なのでしょう?
文化庁文化資源活用課によると、ゴールデンウイークや夏休みなどの旅行先として候補に選んでもらうために宣伝効果がある2月に絞って、「親しみやすさ、覚えやすさから、にほん(2)いさん(13)の語呂合わせで決めた」とのこと。なんともユニークな決め方ですね。
日本遺産のストーリー
日本遺産として認定するストーリーとして下記の2種類があります。
●単一の市町村内でストーリーが完結する「地域型」
●複数の市町村にまたがってストーリーが展開する「シリアル型(ネットワーク型)」
「日本遺産」の一例
・京都府
日本茶800年の歴史散歩
・神奈川県
「いざ、鎌倉」~歴史と文化が描くモザイク画のまちへ~
・宮崎県
古代人のモニュメント -台地に絵を描く 南国宮崎の古墳景観-
・千葉県
「北総四都市江戸紀行・江戸を感じる北総の町並み」
-佐倉・成田・佐原・銚子:百万都市江戸を支えた江戸近郊の四つの代表的町並み群-
・長野県/山梨県
星降る中部高地の縄文世界
-数千年を遡る黒曜石鉱山と縄文人に出会う旅-
『いつか行く旅先』の候補として、おうち時間を使ってバーチャル旅行をしながら、日本各地の素敵なところをたくさん見つけましょう!
【出典】
文化庁ホームページ(https://www.bunka.go.jp/index.html)
日本遺産ポータルサイト(https://japan-heritage.bunka.go.jp/ja/)