今日からあなたもグランパー!家でも気軽にできるグランピングとは?<インテリアコーディネーターに聞く!心が喜ぶインテリア術 Vol.4>

【コラム】暮らしをワンランクアップ

縁側にひさしやオーニングを付けたりなどして、窓の外の空間をリビング空間の延長として楽しむ「アウトドアリビング」として楽しむことも人気の今日。グランピンググッズを用いて、庭での「グランピング」、さらにはベランダで楽しむ「ベランピング」をする方も増えてきています。中には一般住宅の庭や屋上をグランピング仕様に切り替える人もいるほどです。
今回の記事では気軽にグランピングを楽しむポイントをご紹介していきます。

目次

グランピングとは?

近年ネットや雑誌でもたびたび話題となっている人気の「グランピング」。
「魅力的な」という意味の「グラマラス(Glamorous)」と「キャンピング(Camping)」を合わせた造語で、従来のキャンプとは違う新しいスタイルのアウトドアの楽しみ方として人気を得ています。

従来のキャンプとは違って、アウトドアグッズの事前準備がいらずに気軽におしゃれに快適にアウトドア体験を楽しめる部分が魅力です。

では、自宅で気軽にグランピングを楽しむために、お勧めのグッズをご紹介いたします。

テーブル&チェアでグランピング感をアップ!

お家でグランピングをするなら、庭やベランダにラグやシートを敷くだけでもOK。更に、テーブルとチェアを置くとより雰囲気アップし、癒し空間の出来上がりに!居心地の良さも重要視しましょう。

使用するチェアやテーブルは、アウトドアらしさを満喫するためにも、屋外での使用を考えたガーデンファニチャーやアウトドア用のものを用意するのが理想的。


外にもずっと置いておく場所もないし、家の中にもしまっておく場所もない?

そんな時には、家の中でも外でも使えるような家具類を選んでみてはいかがでしょうか?

シンプルでおしゃれなデザインのアウトドア向けチェアやテーブルなら、おうちの中のインテリアにもうまく溶け込みます。部屋の中も「グランピング風」のインテリアコーディネートにすることで、ベランダやお庭との雰囲気に一体感が生まれる効果も。また家の中と外とでチェアやテーブルを兼用すれば、普段リビングに置いている家具をサッと出すだけでグランピングがスタートできてとっても手軽です。

お休みの日は、キャンピングカーで楽しく旅行気分を!

近年ではグランピングの人気に伴い、「キャンピングカー」も人気となってきています。

アウトドアブームは、2015~2016年ごろからマスコミ等に約20年ぶりに注目され始めました。アウトドア雑誌は今では70種類ほど発行され、キャンプ人口は年々増加しています。それに伴い、キャンプビギナーを支えるグランピングブームも到来しました。SNSやインスタグラムへ投稿された写真が口コミとなりさらなる火付け役となっています。

そのブームへの便乗を狙ったキャンピングカー業界が、普段動かない家のコーディネートをしているインテリアコーディネーターに車の内装を依頼。移動だけで使用されていたキャンピングカーの内装にも居心地よさ、デザイン性の高さを求めました。その結果、デザインは今までのキャンピングカーとは全く違う「家そのもの」に。売上・人気は共に上々で、年2回開催されるイベント時には内見では長蛇の列ができるほどのものになりました。

購入前の乗り心地を気軽に楽しめるレンタカーも登場しています。ぜひお休みの日は、レンタルキャンピングカーで日帰り旅行などを楽しんでみてはいかがでしょうか?

私、小島も普段は建物のコーディネートをメインとしておりますが、2年前からキャンピングカーの内装デザインを手掛けさせていただいております。年に2回、キャンピングカーショーというキャンピングカーが勢ぞろいするイベントが幕張メッセと東京ビッグサイトであり、そのイベント時にも実際にキャンピングカーをご覧いただけます。ぜひご興味のある方は、ご来場いただけると嬉しいです。

写真提供:AtoZ


小島 真子

株式会社 Laughstyle 代表
インテリアコーディネート事務所の株式会社Laughstyle代表を務める。法人代表としてサロン、オフィス、社員寮、ホテルなどのインテリアコーディネートを中心にイベント用のスタイリングも行っている。個人でも新築・リフォーム・引越し時のインテリアコーディネートやインテリアアイテムのレイアウト相談を行う。また、インテリア関連のセミナー講師や、執筆活動、コンサルティング、ディレクション、またメディア協力でも活動中。現在キャンピングカーのインテリアデザインも行っており、オリジナルデザインとして販売中。
https://www.laugh-style.jp/

■インテリアコーディネートのコツとポイントをまとめて読み方はこちら
春爛漫! インテリアを変えて、私が、家族が過ごしやすいお部屋に〜インテリアコーディネートのコツとポイント〜

教育資金バナー