とうとう花粉が飛び始める時期となりました。
2019年の花粉の飛散量は昨年の5倍~6倍だとかいう情報も流れています。
もう「花粉」という言葉や、花粉で黄色くなっている森の映像を観るだけでも、ムズムズしてしまいますね。
また、2019年は飛散量が多く予測されていることもあり、今まで花粉症ではなかった方も発症する可能性があるため注意が必要だと言われています。
みなさんは、どんな花粉症対策をなさっていますか?
今回は「花粉症対策」について、大手エステサロンの店長やマネージャーの経験があり、プライベートサロンを経営しながらエステティシャンの育成等もなさっている中村由紀子さんに伺いました。
第1回目のコラム:女性の大敵! 「冷え」対策
目次
「花粉症対策」で有効な方法は何?
王道の「花粉症対策」と言えば、
- 外出時はマスクやメガネをする
- 洗濯物や布団を外に干さない
- 家に入る前に服についた花粉を払いおとす
- ニットやウールなど花粉がつきやすい服装を避ける
- 部屋の換気をする時は窓を開けるのは10センチ程度にして、レースのカーテンや網戸を締めておく
- 部屋の掃除をこまめにする
- 空気清浄機を活用する
などなど。
こちらのような基本的な花粉症対策については、既ににご存知の方も多いと思います。
実は私も花粉症歴20年近く。
様々な対策をしておりましたが、最近知った衝撃の対策方法をご紹介します。
それは、「床掃除や掃除機のかけ方」です。
花粉が多少なりとも入ってしまう自宅。
そんな入ってしまった花粉にとっても有効的な床掃除や掃除機のかけ方があるのです。
人が動くことにより、床に落ちていた花粉が舞い上がるので、家族が起きて来る前か、人の動きが落ち着いて(家族が出かけて)1時間以上経ってからがベストタイミング。
また、掃除機の排気でまた花粉を舞い上がらせてしまうこともあるので、フローリングは極力濡れ拭きがベスト。
カーペットや畳など濡れ拭きが難しい場所は、花粉飛散防止スプレーなどをしてから掃除機がけをするといいそうです。
またその際は、掃除機をゆっくりと動かした方がいいそうですよ。
内側から花粉をバリア!花粉症対策に大切なのはストレス発散!
先に掃除やマスクなど、外側からの対策をご紹介しましたが、それ以外に自分の身体のお手入れで内側から気をつけられることもあります。
現在、花粉症の原因として以下のようなことが言われています。
- 免疫機能の低下
- ストレス
- 飲酒、喫煙
- 食生活の乱れ
- 睡眠不足
など。
ですので、ストレスがたまる→お酒を飲んでストレス発散(しているつもり)→肝機能低下→免疫力ダウン→花粉症悪化→またストレスたまる…という悪循環にはくれぐれもお気をつけください!
花粉症対策に「有酸素運動」!
花粉症対策にもなる「ストレス解消」には、お酒やヤケ食いなどではなく、有酸素運動がオススメです。
有酸素運動をすると心身共にスッキリとしてストレス発散になるだけでなく、自律神経を整えてくれるので花粉症の症状を悪化させないことにも役立ちます。
でも花粉が飛んでいる外に出てウォーキングやジョギングをするのは、さすがに気になりますよね。
そんな時は「踏み台昇降」!家の中の階段や、ちょっとした段差を上ったり降りたりを繰り返します。
目安としては、ほどよく息が上がるくらいまで行うといいそうです。
目安がわかりづらい方、黙々とやるのがしんどい方には、好きな歌を一曲歌いながらやるのがオススメです。より多くの酸素を取り入れ、リズムも整い、楽しくできます。
外側から気をつけることと内側からのケア。
この両方のお手入れで花粉症を乗り越えて、春の訪れを心から楽しめるといいですね。
中村由紀子
エステティシャン歴18年。エステの専門学校卒業後、大手エステサロンへ就職。都内の理美容専門学校にて、エステティックインストラクターの道を目指し、2004年、都内にエステサロンをオープン。関西に拠点を置くサロンの関東進出マネージャーとして、東京と神奈川の2店舗の店長を務めた後に、2008年プライベートサロンをオープンする。同時に、エステサロンの立ち上げや接客マナー指導、エステティシャンの育成などにも関わる。
https://ameblo.jp/lelac-tokorozawa/
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