東京都にお住まいで会社経営、アドバイザー、スペシャリスト、インストラクターなどとしてご活躍中の秋山弥生さん(トップ画像左)。彼女が、毎日イキイキと暮らしている秘訣は何でしょうか。今夢中になっていること、おすすめのストレス解消法、健康のために意識していることなどを伺いました。
秋山 弥生(あきやま やよい)さん
株式会社ユキコスメティックス取締役
ブランネージュ化粧品企画営業
一般社団法人日本環境保健機構認定環境アレルギーアドバイザー
CiLA認定化粧品成分上級スペシャリスト
東京都在住。夫・長女(9歳)・次女(5歳)。
目次
自社化粧品と肌を通して「健康に生きる」ことを考える
私は、オリジナルエシカルスキンケア「ブランネージュ」の企画・販売を行っており、自社オンライン通販と直営店「大丸心斎橋店」を運営しています。製品は、国内百貨店や東急ハンズ、Amazon、海外は香港提携会社などに卸しています。 私には2人の妹がいるのですが、姉妹3人がアトピーで生まれたことをきっかけに母が世に送り出したスキンケアが「ブランネージュ」の始まりで、今年で創業30周年を迎えます。
「健康に生きる」が社のテーマになっていて、 「すべての人が健康で輝ける社会を」のビジョンのもと、 ブランネージュ化粧品と肌を通して、「健康に生きる」とはどういうことかをとことん考えて追求し、
1. アレルギーやアトピーのない社会を目指す。
2. 地球環境を守り、子供に明るい未来を残すために、肌を通して食を考え、食を通して土壌を考え、土壌を通して地球環境を考える。
この2つを私たちのミッションとして、SDGsの目標にも取り組んでいます。
スキンケアを通して、健やかなライフスタイルを
現代社会においては、2人に1人が何らかのアレルギーと持って生まれてくると言われています。 様々なアレルギーと向き合って、それをコントロールしいていくために、化粧品成分のことやアレルギーのことなどできる限り知識として学ぶようにしています。そこで、アレルギーや化粧品成分やベビータッチケアなどの資格を取得しました。まだまだわからないことがたくさんありますが、どうして肌がカサカサするのか、とか体が喜ぶ食べ物は何か、などなど子どもたちと一緒に本を読んだりしながら勉強しています。
というのも、私の仕事はスキンケアを通じて、お客様に健やかなライフスタイルをご提案すること。 社会にあっても、家庭にあっても、それが私の人生のテーマであり、そのために学んできたことはお客様のみならず、自分・家族・周りの大切な人たちの健康づくりに少なからず役に立っていると思います。どんな瞬間でもそれが誰かに通じたときは嬉しく、ハッピーになります。
結婚・出産を経験し、家族が増えていく過程で、自分よりも自分の大切な人をもっともっと大切にしたい、と思うようになりました。心身ともに健やかでいるという基盤があるからこそ、遊びや勉強、仕事に取り組むことができます。娘たちが誕生してから、これをより強く考えるようになりました。
娘たちとの時間、腸活が、私の健康の源
カフェ好きの私は、カフェタイムを楽しむことがストレス解消にもなり、リラックスできる時間です。娘達も一緒にティータイムをすることが大好きで、「ママ、カフェしよう!」と誘ってくれます。ココアやラテを片手に主人や娘たちと色々なトピックスについておしゃべりします。
時にはお気に入りのカフェで、時にはパジャマでソファーに腰かけて、お互いのあれこれについて語り合います。一人の時間も好きですが、まだまだ子どもたちが小さいので、一緒に過ごせる時間が、とても大切で心地のいい時間です。
また、健康を意識して、「身体は口に入るものからできている」の考え方を基本に、最近は発酵食品を積極的に摂取するように心がけています。まさに、「腸活」!
私は自身のアトピーで幼少期から大変苦労したので、食にはできるだけ気を使っています。お料理は得意ではないですが、素材にはこだわりを。 アレルギーと腸は直結していると言われます。 そして、成長過程にある子どもたちのためにも免疫機能・骨や筋肉の形成に不可欠な栄養素「ミネラル」の摂取も心がけています。 簡単なことですが、加工品・白砂糖はできるだけ控え、調味料は、塩麹や甘酒などで味付けをしています。 小麦粉も摂りすぎることで低体温を招き、アレルギー体質へ傾くと言われていることから、我が家では小麦粉は週末だけ、と決め、毎朝は必ずお味噌汁を作ります。 それは、自分がアレルギーで辛い経験をしたおかげで今の健康があります。 昔は自分の体質を恨みましたが、今は逆に感謝しています。
環境を守りながら、世代循環型スキンケアに挑戦
今後、より力を入れていきたいのは、ブランネージュ化粧品が会社として取り組んでいる「SDGs」。 地球環境を守りながら地球上の生きとし生けるものと共存していくために、個人としても、組織としてもできることからコツコツと取り組んでまいりました。 オリジナルエコバッグの製作、包装の簡略化、製品においては肌や環境に負担となる合成成分の使用は、可能な限り配合していません。 これらをベースに、今年はさらなる容器のリサイクルが実現できそうです。 お客様から容器を回収し、それをゴミ袋などに再利用する。環境保護に向けて もうワンステップアップし、よりしっかりとした形にできるよう努めていきたいと思っています。
そして、将来的には【世代循環型スキンケア】に挑戦したいですね。母から子ども、孫へと受け継ぐブランネージュ。 これからの社会を担う子どもたちの明るい未来のため、今まで取り組んできたことをより深め、軸がブレることなく活動を広げていきたいと思っています。 そのブランネージュの輪が日本のみならず、世界に広がっていきますように。