ライフキャリア共有デザイナーとして、「多世代で学びあう場作り」に尽力/赤井 友美(あかい ともみ)さん

赤井 友美さん 輝く人の生き方とは?

東京都在住で、ライフキャリア共有デザイナーをされている赤井 友美さん。彼女が、毎日イキイキと暮らしている秘訣は何でしょうか。今夢中になっていること、おすすめのストレス解消法、健康のために意識していることなどを伺いました。

赤井 友美(あかい ともみ)さん
東京都在住、一般社団法人子供教育想像機構 理事。一人一人が自分の軸を持ってライフキャリアを考え生きることを実現するため、「多世代で学びあう場作り」にライフキャリア共有デザイナーという立場からに尽力している。私生活では11歳、8歳の2人の男の子のお子さんの母。

■一般社団法人子供教育想像機構 http://learningcreation.org/

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「無知の知」を知る瞬間が大好きです

組織でも、仕事でも「対話」する時間を大事にしているのですが、話す中で自分が知らなかった知に触れるタイミング、「無知の知」を感じるタイミングが好きです。

子どもと話すと思わぬ発想に驚きを覚えますし、大人であればこれまでの人生のお話を伺う中で気づきが生まれ、自分の中にあった知識や経験と結びつき、新しいものが生まれていくのをとても楽しく感じます。

料理や木工工作など、もともと何かを作り上げることが大好きなのですが、それに向かう際は「自分の完成形はこれ!」と思って作っています。しかし、誰かのエッセンスが入ることで自分の想像外な完成形になることを何度も経験しました。その相手がいたからこそ出来たものであり、相手にとっては些細な発言だとしてもその人との協働製作の感覚なのだなぁと分かったときはとっても嬉しくなりました。

いつも気をつけていることは「こうやりたい」「こうしたい」という自分の中の完成形や自分の価値観のフィルターに固執していないか意識していることです。「早く行きたければ一人で行け。遠くまで行きたければ、みんなで行け」という諺があるように、完成や到達することより、もっとその先に、もっと良い世界を作っていけるようにしたいのです。

だからこそ、今以上に素敵な世界を周りと作っていけることを意図しながら、自分の固執や執着を認知して、お互いの特性を活かし合うことを意識しています。

本当に体が欲しているものを食べて過ごす

食べ物と水は自分の大部分を占める大事なものです。なので、これは自分の体が本当に必要としているか?をしっかり吟味して食べるようにしています。また、定期的に1〜2日程度の断食もしています。

食に対してそのように意識し続けた結果、外出していてコンビニやお店に立ち寄っても買いたいものがなく、自分でお弁当やドライフルーツを持ち歩くため、外食も減りました。

私が食に対して真剣に向き合う等になったきっかけは、子どもが生まれたことです。夫の海外赴任もありワンオペの時期もあったので、今も22時過ぎには寝て、朝5時までには起きると規則正しい生活をしています。睡眠をしっかりとり、ご飯も取捨選択しながら食べていると、味覚も鋭くなったことが大きいです。

森や山の中で過ごすリラックス方法

私にとって、森や山の中で過ごすことは、何にも代えがたいリラックス方法です。日本に限らず、自然が豊かな場所で自分の食べるものを作りながら生活したいですね。これからは定期的な登山、そして出版にもチャレンジしたいと思っています。

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