季節特有の末端冷え性でお悩みの方も多いですよね。身体を温めることは冷え性改善に役立つことは知られていますが、最近では免疫力を高めるのにも効果が期待されています。感染症が多くなる時期でもあるので、身体があたたまるご飯を活用して風邪に負けない身体作りをしましょう。
今回は下処理なしのブリ大根をご紹介します。ショウガを使うので身体もポカポカ温まりますよ。
目次
保温効果は3-4時間!? 風邪予防と冷え性を改善するショウガのパワー
ショウガに含まれる辛味成分ジンゲロールには血流改善や殺菌作用があるので、冷え性改善や風邪予防に役立つといわれています。ショウガを加熱することで優位になるショウガオールは熱をつくり出す働きをもつと考えられており、こちらも冷え性改善に有効です。ショウガを食べると体がポカポカとする保温効果が3-4時間継続するなんてこともいわれています。無理なく料理に活用してみてはいかがでしょうか。
ビタミンCで免疫力を高める! 冬に美味しい大根の力
大根には抗酸化作用が高く免疫力や抵抗力を高める働きがあると考えられています。湿度が下がり風邪が多くなる季節は意識してとるようにしたいですね。
準備は5分! 下処理なしのブリ大根
ブリの切り身を使った下処理なしのブリ大根をご紹介します。ショウガの絞り汁を入れてことこと煮込んでいくので、身体が温まりますよ。どちらも今美味しい時期。季節の食材の力を身体にもとりこみましょう。
(材料)2人分
ブリ 2切れ(切り身)
大根 4分の1個
ショウガ ひとかけ(千切りにする)
青ネギ 適宜
A
水 200ml
酒・醤油・みりん 各大さじ2ずつ
砂糖 大さじ1
すりおろしショウガ 小さじ2
(作り方)
1.大根は皮をむいて1-2㎝の輪切りにする。(大きいものは半月切りに)ブリは半分に切っておく。
2.Aをいれた鍋に1の大根を入れて煮込む。アクをとったら、蓋をして竹串が通るまでの柔らかさになるまで煮込む。そこにブリを入れて落し蓋をして、ブリに火が通るまで弱火で火を通していったら完成。
お好みで千切りにしたショウガと小口切りにした青ネギをのせていただく。
ショウガがきいたブリ大根は風邪予防や冷え性改善にオススメの料理です。
あたたかご飯で風邪とは無縁の身体作りをしましょう。
■わかさの秘密>成分情報>しょうが
http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/ginger/
■わかさの秘密>成分情報>大根
http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/japanese-radish/
生井理恵/Rie Namai
「やさい美人」「ベジ活」主宰
千葉県出身 目白学園女子短期大学卒業
ベジ活アドバイザー/一般社団法人「食べてキレイになる協会」理事
野菜ソムリエ・ベジフルビューティーアドバイザー・食育マイスター
企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・企業へのレシピ提供・レストランとのコラボレーション料理教室、食育講師など多岐に渡り活動中。また自身のダイエット経験から正しい食の知識を付与したいとの思いから、一般社団法人「食べてキレイになる協会」の設立に寄与。食べてキレイになる食材と料理を多くの受講生に伝え好評を得ている。
オフィシャルHP やさい美人http://www.yasai-somu-rie.com/
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