春野菜が美味しい季節になってきましたね。春の野菜の中でもぜひ食べてほしいのが春キャベツです。ビタミンCや食物繊維が豊富なので、女性のキレイと健康を守るのに役立ちます。
今回は同じく旬の食材であるあさりと春キャベツを使った簡単パスタをご紹介します。春キャベツをもりもり食べて不調とは無縁の身体をつくりましょう。
目次
芯もしっかり食べるが正解。春キャベツの栄養
通年通して売られているキャベツと異なり、春キャベツは黄緑色で葉が瑞々しいのが特徴です。甘みも強く、サラダなどの生食でも美味しくいただけるのが利点といえるでしょう。
キャベツには、美肌作りに役立つビタミンCをはじめ、胃腸の健康を保つビタミンUや腸内環境を整える食物繊維などバランスのよい栄養が含まれています。調理過程によって廃棄されるのが多い芯も例外ではありません。葉の部分と比較すると、カリウムやカルシウムなどのミネラルが約2倍多く含まれているというデータもあります。切り方などを工夫してとりいれるようにするといいですね。
材料は4つだけ。春キャベツとあさりの簡単パスタ
旬の食材2つを使った春キャベツとあさりのパスタをご紹介します。春キャベツはさっと火を通すようにするのが美味しくつくるコツです。特に、芯は加熱しすぎると臭みがでてしまうので気をつけましょう。あさりの美味しい出汁がでるので、塩はほんのちょっとで大丈夫。
(材料)2人分
春キャベツ 2分の1個
ニンニク ひとかけ
あさり 250g(※事前準備として砂抜きしておく)
ショートパスタ 120-130g
オリーブオイル・塩・コショウ 適宜
白ワイン 50ml
イタリアンパセリ 適宜
(作り方)
1.パスタは塩(分量外)と多めの水を入れた鍋で表示時間通り茹でておく。
2.ニンニクはみじん切り、春キャベツは水洗いした後、食べやすい大きさに切る。芯は大きければそぎ切りにする。
3.オリーブオイルを敷いたフライパンに、ニンニクを入れて弱火で香りがたつまで炒める。あさり、白ワインを入れたら、蓋をして貝の蓋が開くまで中強火で加熱する。
4.春キャベツをいれて軽く炒めたら、最後に茹でたパスタを入れる。あさりの煮汁にからめるようにさっと火を通したら完成。塩コショウで味を整えて、お好みでみじん切りにしたイタリアンパセリを散らしていただく。
春野菜の中でもいろいろな料理に使いやすい春キャベツ。
今回の料理以外にもサラダや炒めものなどに活用して楽しみましょう。
<参考>
■わかさの秘密>成分情報>キャベツ
https://himitsu.wakasa.jp/contents/cabbage/
■カゴメVEGEDAY薬>野菜の栄養・効果>201711>[キャベツの栄養]葉以上に栄養がある芯!切り方や食べ方は?
https://www.kagome.co.jp/vegeday/nutrition/201711/8510/
生井理恵/Rie Namai
「やさい美人」「ベジ活」主宰
千葉県出身 目白学園女子短期大学卒業
ベジ活アドバイザー/一般社団法人「食べてキレイになる協会」理事
野菜ソムリエ・ベジフルビューティーアドバイザー・食育マイスター
企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・企業へのレシピ提供・レストランとのコラボレーション料理教室、食育講師など多岐に渡り活動中。また自身のダイエット経験から正しい食の知識を付与したいとの思いから、一般社団法人「食べてキレイになる協会」の設立に寄与。食べてキレイになる食材と料理を多くの受講生に伝え好評を得ている。
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