蒸し暑い日が続いていますね。食欲がないという人もきっと多いのではないでしょうか。梅雨の食欲不振におすすめしたいのが梅としその組み合わせです。ともに強い抗菌作用もあることから、暑くなると気になる食中毒予防も期待できますよ。
今回は旬のかつおを梅としそで調味するさっぱりハンバーグをご紹介します。よかったらお試しくださいね。
目次
食欲減退予防と抗菌作用をもつ、梅としその組み合わせ
夏バテ防止食材として広く知られている梅としそ。どちらも食欲を増進させる働きや、強い抗菌作用で食中毒予防に効果が期待される食材です。
梅に含まれるクエン酸は疲労回復にも役立つといわれています。緑黄色野菜でもあるしそは、ビタミン・ミネラルをバランスよく含む野菜です。特にβ-カロテンとカルシウム、ビタミンB1の含有量は群を抜いています。少量でも料理に加えると清涼感があり、料理をさっぱりといただくことができるので、食欲がない時は使ってみましょう。
さっぱり美味しいかつおの梅しそバーグの作り方
かつおの刺身と梅、しそをあわせたハンバーグをご紹介します。
かつおは加熱するとパサつきやすいため、今回は豆腐をつなぎに使っていますが、山芋で代用してもOKです。かつおがない時は鶏のひき肉を使っても美味しくできますよ。使用する梅干しによって塩分濃度が異なるので、味付けの味噌は加減しましょう。
さっぱりとして軽い口当たりなので、食欲がない時でもいただくことができますよ。
(材料)2人分
かつお(刺身用) 100g
豆腐 50g
タマネギ 50g(小さめのタマネギ4分の1個)
片栗粉 大さじ1
しそ 3-4枚(盛り付け用に少し残しておく)
梅(大) 1個
味噌 小さじ1-2(梅の塩分によって加減する)
(お好みでソース)
A醤油・みりん 各小さじ1ずつ
(作り方)
1.かつおは叩いて細かくする(フードプロセッサーで攪拌してもよい)。豆腐は水切りをしておく。タマネギは皮をむいてみじん切り、しそは洗って粗みじん切りにする。梅干しは種をとって叩いておく。
2.ボウルに1のカツオ、豆腐、タマネギ、しそ、味噌、片栗粉を入れてよく混ぜ合わせる。
3.6つのハンバーグができるように量を調整して成型する。薄く油(分量外)を敷いたフライパンで両面焼いて中まで火を通したら完成。
4.お好みでしそを上に盛り付けていただく。梅の塩分が弱い場合は、Aを混ぜ合わせたものを600Wの電子レンジで10秒加熱したものをソースとしてかけてもよい。
さっぱりとして軽い口当たりが特徴のかつおの梅しそバーグ。
夏のレパートリーの1つに加えて夏バテを防ぎましょう。
<参考>
■わかさの秘密>成分情報>しそ
https://himitsu.wakasa.jp/contents/perilla/
■わかさの秘密>成分情報>梅
https://himitsu.wakasa.jp/contents/plum/
生井理恵/Rie Namai
「やさい美人」「ベジ活」主宰
千葉県出身 目白学園女子短期大学卒業
ベジ活アドバイザー/一般社団法人「食べてキレイになる協会」理事
野菜ソムリエ・ベジフルビューティーアドバイザー・食育マイスター
企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・企業へのレシピ提供・レストランとのコラボレーション料理教室、食育講師など多岐に渡り活動中。また自身のダイエット経験から正しい食の知識を付与したいとの思いから、一般社団法人「食べてキレイになる協会」の設立に寄与。食べてキレイになる食材と料理を多くの受講生に伝え好評を得ている。
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