夏はダイエットを意識する人も多いですよね。今回は旬の野菜とお酢を使ったダイエットに役立つピクルスをご紹介します。
必要な栄養素をとりながら痩せやすい身体を目指しましょう。
目次
ダイエットに役立つ【パプリカ】の栄養と食べ方
パプリカは優れた抗酸化作用をもつβ‐カロテン、ビタミンC、ビタミンEを多く含み、夏のキレイに欠かすことのできない野菜として知られていますが、代謝促進に役立つビタミンB群、糖質の代謝を助けるマグネシウム、食後血糖値の上昇を抑制する働きがある食物繊維などダイエットの手助けとなる栄養素も複数含まれています。
暑い夏は、火を使う料理が億劫になるときもありますよね。そんなときはサラダやピクルスの具材として生食でも食べることができるパプリカを活用しましょう。よく噛むことは、早期の満腹感の獲得や食後のエネルギー消費量の増加につながると考えられています。
ダイエット中は、少し大きめにカットして嚙む回数を増やしてみるのもよいですね
お酢も強いダイエットの味方。無理なく継続が吉
料理と一緒に大さじ1程度のお酢をとると、食後血糖値の上昇を抑制することがわかっています。
毎日継続してとることで肥満ぎみの人の内臓脂肪が減少したとの報告もあるので、酢の物やサラダのドレッシングなど食事の中で無理なくとりいれるとよいですね。
ダイエット中の常備菜におすすめ。【パプリカとキュウリのピクルス】
家にある材料で簡単にできるピクルスをご紹介します。酸味を抑えた調味液なので、酸っぱいものが嫌いな人でも試しやすいですよ。逆にもう少し酸味が強い方がよいという人は、お酢の量を多めにするなどお好みによってアレンジしてみてくださいね。
今回はパプリカとキュウリを使いましたが、ミョウガやセロリを漬け込んでも美味しいですよ。家にある野菜でつくってみましょう。
(材料)つくりやすい分量
パプリカ(赤)2分の1個
パプリカ(黄)2分の1個
キュウリ 2本
A
酢・水 各150ml
砂糖 大さじ3
塩 小さじ1弱
(作り方)
1.パプリカは洗って種をとったあと容器の長さにあわせて棒状に切る。
2.キュウリは洗って、容器の長さにあわせて棒状に切る。
3.Aを全て鍋に入れてさっと火にかける。
4.煮沸消毒したガラス瓶、もしくは琺瑯の容器などに野菜と3の調味液を入れて漬け込む。1-2時間くらい漬け込んだら完成。
夏の常備菜としても優秀なピクルス。ダイエット中の食事にお役立てくださいね。
<参考>
■カロリーSlism>カロリー計算>野菜>赤ピーマン
https://calorie.slism.jp/106247/
■わかさの秘密>成分情報>マグネシウム
https://himitsu.wakasa.jp/contents/magnesium/
■mizkan>肥満気味の方に朗報!内臓脂肪の減少を助けるお酢の効果とは?
https://www.mizkan.co.jp/health/sunochikara/totonoeru/01.html
■mizkan>朗報!食後の血糖値上昇を緩やかにするお酢の効果とは?
https://www.mizkan.co.jp/health/sunochikara/totonoeru/04.html
■特集「「にがり」を中心としたマグネシウムの食品栄養学的研究」(総説)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/swsj/64/4/64_4_202/_pdf
■保健指導リソースガイド>ニュース> 「よく噛んで食事をする」と食後の血糖上昇を抑えられる 「よく噛む」食事法は朝と夜で効果に差が
https://tokuteikenshin-hokensidou.jp/news/2019/008823.php
生井理恵/Rie Namai
「やさい美人」「ベジ活」主宰
千葉県出身 目白学園女子短期大学卒業
ベジ活アドバイザー/一般社団法人「食べてキレイになる協会」理事
野菜ソムリエ・ベジフルビューティーアドバイザー・食育マイスター
企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・企業へのレシピ提供・レストランとのコラボレーション料理教室、食育講師など多岐に渡り活動中。また自身のダイエット経験から正しい食の知識を付与したいとの思いから、一般社団法人「食べてキレイになる協会」の設立に寄与。食べてキレイになる食材と料理を多くの受講生に伝え好評を得ている。
オフィシャルHP やさい美人http://www.yasai-somu-rie.com/
オフィシャルブログ 生井理恵※やさい美人塾http://ameblo.jp/rie-namai/
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