まだまだ暑さが残る時期は、火を使わない、いわゆる「レンチンレシピ」が重宝しますよね。
電子レンジ調理は熱湯で茹でたりする必要がありません。野菜を手軽にとりたい時にもおススメです。
今回は夏野菜の1つであるオクラとミョウガを使った火を使わない和風前菜をご紹介します。あと1品野菜のおかずがほしい時にぜひ作ってみてくださいね。
目次
オクラ特有のぬめり成分「水溶性食物繊維」に注目
オクラ特有のぬめり成分は水溶性食物繊維といわれています。水溶性食物繊維は、腸内環境を整える働きのある短鎖脂肪酸を産生することがわかっています。
短鎖脂肪酸には、腸のぜん動運動を促進したり、肝臓での脂質合成を抑制したりと様々な嬉しい効果が期待されていることもあるので、外食が多くで野菜不足になっているという人は意識してとると良いですね。
オクラには水溶性食物繊維の他に、カロテンや葉酸、カルシウム、カリウム、マグネシウムなどの栄養素も含まれています。根菜などと違って下処理があまりいらない簡便野菜でもあるので、食卓にプラスワンしてみて。
3分で完成! 夏のデトックスに良いオクラとミョウガのゴマ味噌和え
オクラとミョウガをあわせるゴマ味噌は汎用性抜群! ドレッシングとしてサラダに使っても美味しいですし、冷奴や豚しゃぶなどにかけても美味しいですよ。お好みですが、辛いのが好きな人は少量のラー油を追加でいれてみても◎!味に深みがでてさらに美味しくなりますよ。
オクラの切り方ですが、今回のように縦半分に切って断面を見せてあげると大人っぽい仕上がりになりますし、小さなお子さんがいるご家庭は食べやすさを重視した小口切りなどの切り方が良いですね。野菜のカットの仕方はご自身のライフスタイルによって変えてみてください。
オクラとミョウガのゴマ味噌和えの作り方
(材料)2人分
オクラ 5本
ミョウガ 2本
A
スリゴマ・砂糖・味噌・酢・ゴマ油 各小さじ1ずつ
(作り方)
1.オクラは水洗いして板摺をして水で塩を流した後、縦半分に切って耐熱容器に入れる。ラップをして600wの電子レンジで40-50秒加熱する。ミョウガは水洗いした後千切りにする。
2. 水気を切った野菜をよく混ぜ合わせたAと絡めたら完成。
火を使わない簡単レシピですので、暑くて料理をつくるのが億劫…なんて時に活用してみてくださいね。
(参考)
■JAグループ 野菜のチカラをもっと知る とれたて大百科 オクラ
https://life.ja-group.jp/food/shun/detail?id=47
■太陽化学株式会社 食と健康Lab 太陽化学からのトレンド発信 腸内細菌へのエネルギー供給がカギ!食物繊維と腸内環境改善の関係性とは
https://www.taiyokagaku.com/lab/trend/13/
生井理恵/Rie Namai
「やさい美人」「ベジ活」主宰
千葉県出身 目白学園女子短期大学卒業
ベジ活アドバイザー/一般社団法人「食べてキレイになる協会」理事
野菜ソムリエ・ベジフルビューティーアドバイザー・食育マイスター
企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・企業へのレシピ提供・レストランとのコラボレーション料理教室、食育講師など多岐に渡り活動中。また自身のダイエット経験から正しい食の知識を付与したいとの思いから、一般社団法人「食べてキレイになる協会」の設立に寄与。食べてキレイになる食材と料理を多くの受講生に伝え好評を得ている。
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