初夏に旬を迎えるそら豆。さやが天にむかって実ることから空豆、蚕がつくるまゆのような形状から蚕豆などの当て字をされることがありますね。加熱すると美しい翡翠色になることから、新緑の季節にぴったりの野菜でもあります。
豆特有のタンパク質も多く含む他、代謝のビタミンといわれるビタミンB群、タンパク質、カリウム、鉄などビタミン、ミネラルをバランスよく含むのが特徴です。
そんなそら豆を使ったボリューム満点の中華レシピをご紹介していきます。
目次
ダイエット・美容に◎! キレイと健康を助ける栄養豊富なそら豆
良質なたんぱく質の他、代謝をサポートするビタミンB群、美肌作りに欠かすことのできないビタミンC、むくみ改善に◎なカリウム、女性が不足しがちな鉄分などをバランスよく含むそら豆。
ビタミンB2に関しては、大豆の次に多く含まれているといわれています。ビタミンB2 は発育や美容に関わるビタミンともいわれ、健康な皮膚や爪、髪をつくるサポートをしてくれる栄養素。主に脂質や糖質の代謝を促進、エネルギー代謝を助ける働きもあるため、ダイエットや美容効果も期待できるかも。
さやから出すと鮮度急下降! TPOで買い分けをするのが正解!
最近スーパーなどではさやからだした状態のそら豆も販売されるようになりました。忙しい時にさやからだすのって確かに手間ですよね。消費者のニーズによりそった販売形態なのかもしれませんが、もともとそら豆は日持ちのしない野菜。さやからだすと鮮度が急激に落ちます。さやからだされたそら豆を購入する時は、その日、もしくは翌日のうちに使いきるを前提にするといいですね。
15分で完成! そら豆のごちそう中華炒め
(材料)2人分
そら豆(さやつき) 400g
キャベツ 100g
タマネギ(中) 2分の1個
鶏もも肉 1枚
グレープシードオイルもしくはサラダ油 適宜
塩・コショウ 適宜
A
オイスターソース・醤油 各大さじ1ずつ
(作り方)
1、そら豆はさやから出して薄皮に切れ目を入れて、塩を適量いれた熱湯で30秒ほど茹で薄皮をむいておく。(あとで再び加熱するのでさっと茹でる程度でOK)鶏もも肉は食べやすい大きさに切って、塩・コショウをふっておく。
2、フライパンにオイルを敷き、下処理した鶏もも肉を入れ炒める。8割程度火が通ったら、水洗いして食べやすい大きさに切ったキャベツ、薄切りにしたタマネギを入れて炒めていく。
3、そら豆をいれ、さらに炒めて全体に火が通ったらAをまわしかけ味をなじませたら完成。
初夏を味わえるボリュームのある1皿です。
そら豆のグリーンがよく映えてキレイですよ。
(参考)
■わかさの秘密>成分情報>そらまめ
http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/broad-bean/
■キューピー>とっておきレシピ>素材と料理の基本>野菜の基本>そらまめの基本情報
https://www.kewpie.co.jp/recipes/knowledge/article/5/
■わかさの秘密>成分情報>ビタミンB2
http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/vitamin-b2/
生井理恵/Rie Namai
「やさい美人」「ベジ活」主宰
千葉県出身 目白学園女子短期大学卒業
ベジ活アドバイザー/一般社団法人「食べてキレイになる協会」理事
野菜ソムリエ・ベジフルビューティーアドバイザー・食育マイスター
企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・企業へのレシピ提供・レストランとのコラボレーション料理教室、食育講師など多岐に渡り活動中。また自身のダイエット経験から正しい食の知識を付与したいとの思いから、一般社団法人「食べてキレイになる協会」の設立に寄与。食べてキレイになる食材と料理を多くの受講生に伝え好評を得ている。
オフィシャルHP やさい美人http://www.yasai-somu-rie.com/
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