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今回はキッズデザイン賞を受賞した、日本初のアトピー見える化アプリ「アトピヨ」をご紹介します。
目次
アトピーを『見える化』 iPhone用無料アプリ「アトピヨ」
2018年に配信スタートされた「アトピヨ」というアプリをご存知でしょうか?
”元アトピー”のパパが開発したこのアプリは、アトピーの状態を文字だけでなく写真で記録ができるというものです。
皮膚疾患がある場合、通常時の皮膚の様子や薬や食べ物、その他環境などによる皮膚の変化を病院で伝える必要があるのですが、その時に記録として役立つのが写真です。その記録を手軽に行えるよう、アトピー特有の皮膚症状(状態)を匿名で記録・共有できる日本初(※1)のアプリが昨年2018年7月にApp StoreにてiPhone用無料アプリとしてリリースされました。
その後3週間で1,000ダウンロードを突破、2019年8月現在では7,600ダウンロードとなり、7,900枚の投稿画像(うち4,600枚は公開中)があります。また、アプリの平均評価は4.5(5段階評価)とユーザーからも高い支持を得ている人気のアプリなのです。
※1 2018年7月アトピヨ調べ。App Store・Google Playを調査
アプリ「アトピヨ」の特徴
実際にはどのような機能のあるアプリなのでしょうか?
記録された画像は身体の部位ごとに時系列表示され、『症状記録の見える化を行う』のはもちろんのこと、それを匿名で共有することにより、『悩みや症状の共有』ができます。
同じ悩みを持った仲間と相談しあい、サポートしあうこともでき、アトピーを発症し悩んでいる方々の早期回復のサポートになることを目指し作られています。
\3つの嬉しい/
(1)アトピー悪化をコントロール!
(2)同じ症状が見つかる!
(3)仲間に聞ける!\3つの特徴/
(1)4,600枚超のアトピー画像を公開中
(2)無料・匿名・広告なし
(3)元アトピーのパパが、薬剤師のママと開発\3つのラクラク/
(1)手・顔・ごはん・薬を撮るだけでラクラク記録
(2)写真整理不要。非公開設定で自分だけの記録も
(3)部位・症状でかんたん検索
「第13回キッズデザイン賞」を受賞!
実際に使用している「アトピヨ」のプロフィール登録済ユーザーの35%は、15歳以下の子どもです。
そんな大人から子どもにまで利用者を広げる「アトピヨ」は2019年8月23日(金)に「第13回キッズデザイン賞」(主催:キッズデザイン協議会、後援:経済産業省、内閣府、消費者庁)も受賞されました。
【受賞部門】子どもたちを産み育てやすいデザイン部門
「子育てに関わる人が利用するサービスにおいて、安全かつ楽しく育児に取り組める工夫がなされたもの。また、子育て期の男女が、育児や仕事、地域との交流などに積極的に参加するための新たな発想、工夫、手法があるもの。」として、「アトピヨ」が評価されました。
【キッズデザイン賞とは】
キッズデザイン賞は、「子どもたちが安全に暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・空間・サービス・活動・研究の中から優れた作品を選び、広く社会に発信していくことを目的に創設されました。
子ども用にデザインされたものはもちろん、大人・一般向けに開発されたものでも、子どもや子育てに配慮されたデザインであればすべてが対象となります。
https://kidsdesignaward.jp/
アトピー患者やその家族をサポートしたいという強い思いから作られた、このアプリ。
もしあなたやあなたのお子さんがアトピーで悩んでいるのであれば、ぜひ使用してみてはいかがでしょうか?
【開発者プロフィール】
Ryotaro Ako
元アトピー。3児のパパ。プログラマー。公認会計士。
アトピー、喘息、鼻炎という3つのアレルギー疾患の経験から、患者会でボランティア活動に従事。薬剤師のママの見解、プログラマーの協力・監修を受け、自ら本アプリを開発。
・慶應義塾大学医学部主催 「第3回健康医療ベンチャー大賞」 3位入賞&プラメド賞
・TechAcademy Contest 2018 Summer 最優秀賞
【アプリ詳細】
アプリ名:アトピー見える化アプリ-アトピヨ
配信日:2018年7月25日
カテゴリ・年齢制限:メディカル・17歳以上
対応機種:iOS11.0以上
利用料金:無料 ※アプリ内広告なし
開発元:Ryotaro Ako
App StoreURL: https://goo.gl/xRJeyX