家族でお金について話をしていますか?
「お金の話を子どもにするなんて……」と、お金の話になると大人だけでコソコソ話すというご家庭もあるかもしれませんね。
しかし、お金はお金。
悪いものでも良いものでもなく、モノの価値を知る「道具」 です。
道具であるお金の使いかたによって人生が楽しく豊かになったりし、間違えた使い方をした場合には苦しくなることも。
私たちの暮らしと切っても切り離せない大切なお金。子どもたちがお金の仕組みについて理解することで、より人生を豊かに過ごせる可能性が広がりますよ。
目次
お金には上限がある。上限を意識するには?
ものの大切さを理解してもらうには、まず「使えるお金には上限がある」ということを理解する必要があります。
お金の上限を意識するには、
「今日の晩御飯に使えるお金(予算)は1000円です。予算に合わせてメニューを考えて買い物をしてみよう」
「200円で好きなお菓子を買っておいで」
このようにお買い物の時に保護者が予算を伝えて、その中で何が買えるか子どもたちと考えるのも1つの方法です。
実際に買い物をすると、「卵ってこんなに高かったのか!」「このチョコレートとビスケットが食べたいけれど、両方買ったら200円以上になっちゃう!どうしよう……」など、予算内でやりくりする力が必要になります。
お金の上限を意識することで価値が分かり、ものを大切にしようとする気持ちが芽生えるでしょう。
一度だけでは理解することができないかもしれません。何度も繰り返し伝えてお金の概念を身につけてもらいましょう。
子どもたちが大人になったとき、お金と上手に付き合えるようにするためにも、子どもが小さい頃から親子でお金について話し合ってみてくださいね。