暖かくなって嬉しい反面、溜まった脂肪に焦る人も多いですよね。ダイエットしたい人におすすめしたいのが、菅総理が食べて痩せたと話題になったスープカレーです。
野菜がたっぷりはいってヘルシーですし、カレーのスパイスが燃えやすい身体作りに役立ちますよ。よかったらお試しくださいね。
目次
食べて腸内環境を整えよう! アクが少なく食べやすい新ゴボウ
腸内環境を整える食物繊維の大切さは皆さんよく知っていますよね。食物繊維は、腸内細菌のエサとなって善玉菌を増やす働きのある水溶性食物繊維と、腸のぜん動運動を促し便秘改善に役立つ働きのある不溶性食物繊維の2種類があります。
ゴボウはその2種類の食物繊維をバランスよく含む野菜です。しっかりとよく噛んで食べないと飲み込めない特性は、お腹をすきにくくしてダイエットにも効果的に働きます。春先に出回る新ゴボウは、アクが少なく食べやすいのが特徴です。腸内環境を整えながらダイエットのサポートにもなるので、料理にとりいれてみましょう。
溜まった脂肪と「さよなら」する簡単トマトスープカレー
水で煮込んでも美味しいですが、今回はカレーと親和性の高いトマトジュースを使って煮込んでいきます。トマトジュースに多く含まれるリコピンは抗酸化作用が高く美容と健康にも良い成分。加熱してニンニクやタマネギと一緒に調味すると吸収率が高まることわかっているので、一緒に使ってみるのもよいですね。
カレー粉を使わず市販のカレールーを使ってもOK! その場合は調味料を加減しましょう。
(材料)2人分
春ゴボウ 50g
キャベツ 2枚
タマネギ 4分の1個
マイタケ・しめじなどのキノコ類 100g
ミニトマト 8個
手羽元 4本
カレー粉 大さじ2
オリーブオイル 適宜
塩・コショウ適宜
A
トマトジュース(無塩)・水 各300ml
顆粒コンソメ・ケチャップ 各小さじ2
すりおろしニンニク 小さじ2分の1-小さじ1
(作り方)
1.ゴボウは洗って(必要なら皮をこそげ落としておく)ささがきにしてさっと水にさらす。キャベツは食べやすい大きさに切っておく。キノコは石づきを切り離しほぐしておく。
2.タマネギは皮をむいて薄切りにする。手羽元は塩・コショウをふっておく。
3.オリーブオイルを敷いた鍋に鶏手羽元を両面強火でさっと焼きつけたらゴボウ、キャベツ、キノコ類、カレー粉を入れて炒めていく。
4.Aを入れて手羽元に完全に火が通るまで10分弱煮込む。
最後に洗ってヘタをとったミニトマトを入れて1~2分煮込んだら完成。塩・コショウで味を整える。とりわけてお好みでイタリアンパセリをかけていただく。
季節によって具材を変えると飽きずに食べることができますよ。
カレー粉に含まれるスパイスで代謝を上げてたまった脂肪とさようならしちゃいましょう。
<参考>
■大塚製薬>健康と病気>食物繊維を摂ろう!>食物繊維とは?>食物繊維の分類と特性
https://www.otsuka.co.jp/health-and-illness/fiber/about/type/
■大塚製薬>健康と病気>食物繊維を摂ろう!>食物繊維の摂取目標量>食品に含まれる食物繊維量一覧
https://www.otsuka.co.jp/health-and-illness/fiber/intake/foods-amount/
■保健指導リソースガイド>ニュース>トマトのリコピンはニンニクやタマネギで調理すると吸収されやすくなる
http://tokuteikenshin-hokensidou.jp/news/2018/007382.php
生井理恵/Rie Namai
「やさい美人」「ベジ活」主宰
千葉県出身 目白学園女子短期大学卒業
ベジ活アドバイザー/一般社団法人「食べてキレイになる協会」理事
野菜ソムリエ・ベジフルビューティーアドバイザー・食育マイスター
企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・企業へのレシピ提供・レストランとのコラボレーション料理教室、食育講師など多岐に渡り活動中。また自身のダイエット経験から正しい食の知識を付与したいとの思いから、一般社団法人「食べてキレイになる協会」の設立に寄与。食べてキレイになる食材と料理を多くの受講生に伝え好評を得ている。
オフィシャルHP やさい美人http://www.yasai-somu-rie.com/
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