アロマテラピーや農業を通じて豊かな暮らしを。ワクワクする人生を目指して/栗原冬子さん(会社経営)

ライフスタイル

東京都にお住まいで会社を経営され、ライフスタイルデザイナーとしてもご活躍中の栗原冬子さん。彼女が、毎日イキイキと暮らしている秘訣は何でしょうか。今夢中になっていること、おすすめのストレス解消法、健康のために意識していることなどを伺いました。

栗原 冬子(くりはら ふゆこ)さん
会社経営・ライフスタイルデザイナー
東京都在住。娘(23歳)

株式会社Bon22(ボン・ヴァンドゥ) HP

目次

客室乗務員から農業へ

前職の国際線客室乗務員時代に夢中になったアロマテラピーを「退職後の仕事にしたい!」と思ったのがきっかけで、2012年に株式会社Bon22を設立しました。子育てがひと段落した40歳の頃です。

アロマテラピーを専門的に学び始めたのは30代半ば。その後、健康や美容に関する知識も必要と感じ、関連する資格を取り始めました。

人生はトータルでバランスが取れていないとハッピーではないのではと感じ、現在は美と健康を基本とした講演やサロン/スタジオ運営、行政からの委託事業のヨガやキャリア教育、専門学校非常勤講師など、今は様々なことに携わっています。

私はもともと植物療法のアロマテラピーやハーブの仕事をしていました。園芸などの指導にも携わっていたこともあり、その実績で“土の仕事の普及”の依頼が来ました。

その結果、今は農業に夢中です。農業用の土の会社の広報を委託され、昨年より携わっています。土に触れていると安らぎと懐かしさを感じます。「私たちのカラダは食べたものでできている」と言われるように、微生物たっぷりの良い土で育った野菜を食すことは自分の健康につながるということを実感しています。農家の方々のご苦労や育てたものが発送されていく気持ちなどがよくわかるようになりました。化学肥料や遺伝子組み換え種などを使用しない土や農業のことをしっかり普及できるように、勉強もしていますよ。

振り返ってみれば、私はこれまで自分が好きなこと、ワクワクすることを仕事にしてきていますね。夢中になるので公私混同してしまい、境目が無いのがメリットでもありでデメリットでもあるのですが(笑)。

ファスティングも取り入れながら

私のストレス解消法は、お料理とその後の食器洗い。ストレスが溜まりそうな時は、いつもよりも豪華にジャンル問わずフルコース並みに作ります。美味しいと言って食べてくれるとストレスが吹き飛びます。また、換気扇やレンジ周りの掃除も通常の料理の度に欠かしませんが、この時は念入りに行います。

そして、リラックス方法は好きな音楽を聴きながら香りのある部屋でワインを飲むこと。お風呂の中で音楽を聴くときも、リラックスできていますね。

また、健康維持を目的に定期的なファスティング(断食)も行っています。食べることも飲むことも大好きなので、たまに胃腸をリセットして腸内環境を整えるのです。

今では指導する立場になりましたが、8年ほど前に初めて勧められたときは、私には絶対無理だと思っていました。肌荒れがひどかったため、化粧品や食べ物を変えたり、薬を塗ったりしても改善されず、体質改善にもなるとのことで藁をもすがる思いで3日間ファスティングにチャレンジしました。3ヶ月連続で月に3日(前後準備食、復食含むと7日間)行いました。

不思議と慣れてくると楽しめるものです。みるみる変わる体調と肌質に周りも驚くほどでした。まさに「肌は腸を映す鏡」。腸内環境が改善した結果です。

栗原冬子さん

ワクワクする人生を送りたい

これからやりたいことと言えば、船舶の免許を取ること。スキューバーダイビング歴は25年になり、300本ほど潜っています。海が大好きなので、船を操縦できるようになりたいです。

栗原冬子さん

ともあれ、約半世紀生きてきて培った知識や人脈をこれまでお世話になった方々とともに共有し、これから出会う方々とのご縁を大切にしながらいつもワクワクする人生でありたい。自分がハッピーでないと人を幸せにできないと感じています。

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