あなた自身にスポットライトを当てるためには!?<キャリアコンサルタントが教える人生の輝かせ方Vol.2>

【コラム】暮らしをワンランクアップ

皆さんはご自分の人生について深く考えることはありますか?
自分がどう生きたいか、どんなことをしていきたいか、そのために必要なことは? など、自分自身のキャリアや人生について、ご自分の気持ちに向き合う時間はあるでしょうか?

このコラムでは、キャリアコンサルタントの鵜飼千登静さんに、3回にわたり「自分自身と対話する時間」のヒントを紹介していただきます。コラムを通して、「これからの人生を考えてみよう!」「これから先は自分にスポットライトが当たると捉えて自分のやりたいことに一歩踏み出してみよう」というエールを受け取っていただければ、と思います。

第1回目のコラムでは「40歳=人生の正午」という考え方について、ユングの言葉を引用し、是非立ち止まって自分の理想の人生やキャリアについて考えてみよう、という内容をお話しくださいました。
第2回目の今回は、「人生の正午」を迎えた40歳くらいの子育て中の女性が押し入りやすい不安についてご紹介くださいます。

書類を持って悩む女性

「人生の正午」を迎えた子育て世代のもやもや

自分の人生・キャリアを見つめ直した時に、もう一度社会復帰をしたいとおっしゃる女性はたくさんいらっしゃいます。しかしながら、一歩を踏み出せない方も多いのも事実です。 皆さん、口を揃えて、「家庭と仕事が両立できるか心配」「出産と育児でブランクがあるし、また社会復帰ができるのだろうか。転職活動が果たしてうまくいくのだろうか……」とおっしゃいます。

少し私の経験をお話ししますが、私は娘が1歳半の時から社会復帰し、働き続けています。自分自身、頑張らなきゃ!!の気持ちが先走り、無理をしすぎて体調を壊した経験もあります。確かに、再就職が決まり社会復帰直前は、家庭と仕事がうまく回るのだろうか、育児はちゃんとできるのかなと不安だらけでした。でも、前に進むしかない!!という強い気持ちで社会復帰しましたが、頑張りすぎて撃沈……フルタイム勤務は諦めた経験があるのです。

そこで自分に自問自答したのです。
・キャリアを築こうと頑張りたいのは何のため?
・私はどんな人生を歩みたいの?

もやもやしていた時期です。
頑張っているのに夫からは認められない、家庭と仕事もうまく回らなくなり、ストレス!もやもや、イライラ!の闇の中に私はいたように感じます。

その後、私は講師としてフリーランスという道を選び、望みを叶える私らしい働き方に出会いました。やっと闇の中から抜け出せた気がします。この私が経験した不安やもやもやからの脱却が、どなたかのお役に立てばと思いエピソード化し、大阪府や大阪市の就業支援セミナーでもお話しさせていただいています。

家庭と仕事を両立させるコツ・4つのキーワード

私が今までの経験で家庭と仕事を両立させる上で大切にしている4つのキーワードは

1・思考の転換
2・理想像、目標を持つ
3・タイムマネジメント
4・家族内チーム作り 

です。これらについて紐解いてみましょう。

家庭と仕事を両立させる4つのキーワード

 

1・思考の転換

これは私が、「母たるもの〇〇でなければならない」と自分を追い詰めていた時に先輩ママからアドバイスされたことです。

例えば「家族の健康のためにも手作り料理でなければならない!」「お惣菜を買うなんて、レトルトなんてもってのほか!悪だ!」と思っていましたが、思考の転換をすると、どう考えることができるでしょう?

「忙しく、イライラしながら手作り料理に時間をかけるよりも、外食もあり、レトルトもお惣菜もありでさっさと夕飯の準備をして、子どもとの時間をたっぷり取ろう!その方が親子で幸せ」と思考の転換ができますよね。手抜きして後ろめたい気持ちも吹っ飛んでいきます!

2・理想像、目標を持つ

私は、思ったら目標を立てる、そして実行し成し遂げるのが大好きな人間です。

中には目標を掲げても3日坊主で終わるので、反対にそんな自分が嫌になり、イライラする、目標を立てるのは苦手とおっしゃる方もいますが、私は目標に向かって突っ走るタイプ!

理想像や目標を持つことで自己成長を促せ、目標を達成することで達成感を感じます。それが、何より私の自己肯定感につながり、次第に自己有用感までも高まるのです。それは心の安定にもつながっています。

 

3・タイムマネジメント

いかに効率良く家事と育児、仕事をこなすか。出産後社会復帰して以来永遠のテーマです。

私は手帳に書き込み式でスケジュールを管理するタイプです。やらなきゃいけないことがてんこ盛りですが、手帳に1日やるべきことを書き出し、緊急度・重要度が高いものから実行しては消すということをしています。隙間時間でできるものは要領よくこなし、そんな毎日を過ごしていると1日終わった時にうまく事が運んでいることに充実感を覚えます。緊急にやらなきゃいけないことではないけれど、将来への自分への投資の時間は意識的に取るようにしています。目標に向かう時間ですね。強い意思がないとなかなかこの時間は取れません。疲れたし今日はもういいか〜となってしまわないように心がけています。

そして、「私じゃなくてもできることは任せる」ことを決意し、時間的余裕も取っています。それが、夫と娘の自立を促しています。4つ目の家族内チーム作りにつながっていますね。

TIME

4・家族内チーム作り

娘も小学校4年生となりだんだんと一人でできることも多くなってきましたが、まだまだ夫婦で見守る機会も多いです。それぞれの予定はカレンダーで見える化し共有しています。今では便利なアプリを活用してスケジュール共有もできますね。

私がどんな目標があって、どんなことをこれからやっていきたいと家族に日常的に話すようになってから、夫も娘も協力体制で見守ってくれるようになりました。私は、家族一人一人に役割分担があり、それを実行することによって家族としても大きく成長できると考えています。 娘に役目をオーダーする時も「私がやった方が早い」と先まわり行動はしないで見守ります。するのは声がけだけ。すぐに動かなくてもグッと我慢。そうすることで自分が今何をするべきかを学んでいってくれています。今では娘も家族として1人前に役割を担って働いてくれるので、自立を促しながら、私も楽ができるというわけです。

以上はあくまでも私が実行してうまくいっている一例にすぎませんが、どこかでもやもやっとした気持ちを抱かれた時には、この4つのキーワードを思い浮かべてみてください。

女性として一度きりの人生です。母であり、妻であり、仕事のお役目での立場、いろんな顔を持つみなさんがより満足度を高めて人生を送っていけたら嬉しいですよね。

「人生の正午」を迎えた皆さんにもこれから光が差し込んできます! さあ、どう行動する?! あなたの出番です。

鵜飼 千登静鵜飼 千登静
日本航空株式会社に客室乗務員として入社。国内線・国際線に乗務。8年在籍後はキャリア転換し、講師としてエアライン業界やホテル業界に夢を描く学生への指導・就職指導を始める。現在はフリーランスの講師×キャリアコンサルタントとして、教育機関での授業(大学・専門学校)、企業研修、マナー接遇研修、就職・キャリアアップ支援に従事。
大阪市女性の活躍促進「見える化」情報発信事業https://osakaladygo.info/や、学生・若者・女性向けの大阪府・大阪市就業支援プロジェクトの講師実績もあり。
http://cpd-jp.com/</span