キャンプブームと言われ始めてもう10年ほど。最近では、さらに子連れキャンプやグランピングなどにも注目が集まり、雑誌やテレビで取り上げられることも増えてきました。
自然に触れ合うキャンプは、子どもの成長に必要な要素がたくさん。自然のなかで親子とも成長する新しいライフスタイルとしても注目されています。
4回に渡って親子キャンプの魅力をお話しくださるのは、子どもが生まれたのをきっかけに、未経験からキャンプデビューされたナイトウ サトミさん。今では年間スケジュールはまずキャンプを組み込むほど夢中だそうです。
3回目となる今回は、キャンプをするのにおススメの「秋のキャンプの楽しみ方について」ご紹介していきます。
目次
秋キャンプの魅力とは?
キャンプブームが定着した昨今、グッズの精度が高くなっていたり、キャンプ場の設備も充実していたりと、年中通してキャンプが楽しめるようになってきました。
キャンプのハイシーズンは夏と思われがちですが、実は特にオススメしたいのは秋のキャンプです!
なんといっても過ごしやすい。暑くもなく、寒くもないのが秋キャンプの魅力です。
ハイシーズンの夏キャンプは、テント内の温度が上がるため、水辺に近いところがオススメですが、秋は高原や草原、紅葉を楽しんだりと、どこに行っても過ごしやすく、選べるキャンプ場の幅も広がります。
夏に比べ、9月に入ると比較的混雑も緩和されはじめるので、人口密度も少ないという点でも快適に楽しむことができます。
キャンプフェスも充実!
夏は川遊びなどの水遊びを楽しめますが、秋はイベントつきのキャンプが楽しめます。
ハロウィンの時期には、キャンプ場でもハロウィンイベントかあるなど、子どもにもオススメ。
音楽フェス付きのキャンプフェスも豊富です。毎週のように企画されていているところもあるので、アウトドアで音楽を満喫する、欲張りキャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ファッションにもこだわる季節だからこそ、親子リンクコーデをしてみたり、テント周りをハロウィン仕様にコーディネートするなど、秋キャンプならではの楽しみ方もあります。
キャンプで鍋をつつく? キャンプ場で“食欲の秋”
食欲の秋!
食材も豊富で何を食べても美味しい季節です。ぶどう狩り、きのこ狩りなど、その季節の食材に触れるレジャーの組み合わせもオススメ。具沢山のスープや熱々のシチュー、さらには夏にはできない鍋に挑戦するのも、この季節ならではの楽しみ方です。
虫嫌いならあえての秋キャンプ!
虫が少ないのも秋キャンプの魅力のひとつ。
秋になると、蚊や耳障りなブヨなどの飛ぶ虫がぐっと減ります。
この季節にあえて注意するならスズメバチ。気が荒くなっている時期なので、見つけたら、はらったり煽ったりする行動はやめてそっと離れましょう。
秋キャンプを楽しむための2つの注意点~防寒とお天気~
最後に秋キャンプの注意点を2つ。
過ごしやすいとは言え、昼夜の寒暖差は大きいので防寒着は必須。ブランケットやダウンジャケットでも大袈裟ではないくらいです。ブーツも用意しておきましょう。
秋と言えば台風の到来も気になる季節。台風とまではいかずとも、早い雲の流れで突如雨に見舞われることもあります。ハイシーズンのときのように、早めに予約して天気予報とにらめっこというよりは、混雑が比較的少ない時期、間近になってふらりと出かけるくらいの余裕があってもいいのかもしれません。
みなさんもぜひ、秋キャンプを楽しんでくださいね!