メイク教室の代表であり、「ミラクルペイント」メーカー公認フェイスペインターでもある仲松 智子さん。彼女が毎日、イキイキと暮らしている秘訣は何でしょうか。今夢中になっていること、おすすめのストレス解消法、健康のために意識していることなどを伺いました。
仲松 智子(なかまつ ともこ)さん
「メイクの扉」代表/「ミラクルペイント」メーカー公認フェイスペインター。
千葉県在住。
【日常を極上に変える大人のナチュラルメイク】のレッスン教室「メイクの扉」の代表。これまでのべ約2万人のお客様へ施術。また、「ミラクルペイント」公認フェイスペインターとしても、イベントなどで活躍中。夫と 長女15歳 の3人家族。
目次
悩みを自信に変えるメイクを
10代の頃にニキビやお肌、外見のコンプレックに悩んだのがきっかけで化粧品メーカーに就職し、Beauty stylist (美容部員)になりましたが、転勤族であった夫と結婚。出産育児や転勤が続くという環境で仕事を続けることは難しいと考え、退職しました。
しかしその後、関東に戻ったのを機に、家族の協力や理解を得て、美容業界へ復帰。フェイシャルエステティシャンを経て、2014年より「メイクの扉 (前 似合わせメイク研究所)」というメイク教室をスタートさせました。
ご提案するのは、特別な日のためだけではなく心満たされた毎日をすごすための手段としてのメイク。
カバーしつつ厚塗り感なく仕上げるナチュラルメイクをベースに、骨格やパーツバランス、なりたいイメージや TPOに合わせた「あなたメイクのポイント」を見つけることにより、劇的に見栄えが変わることはありませんが、全体のバランスが整うことで、きちんと感と垢抜けた印象が得られます。
また、ご自分がコンプレックスだと思っている部分は、活かすことができればチャームポイントへと変わります。
「自分に自信をつけていただきたい」そんな想いでレッスンさせて頂いております。
フェイスペイントは誰もが笑顔になるコミュニケーションツール
メイク教室の代表としての顔の他に、生まれつきの痣や傷跡等をカバーするメディカルメイクを習得。また2016年からは 「ミラクルペイント」メーカー公認フェイスペインターとしても活動させていただいております。
フェイスペイントは誰もが笑顔になる最強のコミュニケーションツールだと感じ、私も心惹かれました。
ミラクルペイントとは肌用の絵の具で、乾くとゴムになり水なしでつまんではがしてオフできるので、ハロウィンなどのイベント時にも大活躍。思いっきりペイントして、その瞬間を存分に楽しむことができるのです。
また 水も筆も使わないので、小さなお子様でも、指を使って簡単に自分でペイントを楽しむことができます。
たとえ失敗しても、はがして何度でもやり直すこともできますし、むしろちょっとしくじっても周りにウケれば、逆においしく感じちゃう。失敗は失敗ではなくなる瞬間です。
メイクを一生のライフワークに。努力と感謝を惜しまない。
そんな楽しいメイクの仕事を最前線で続けるためにも、感性を磨くことと、アンテナを立てて新しい情報をキャッチすることを常日頃から意識しています。
メイク教室やフェイスペインターを始めてから、アーティストさん、クリエイターさんをはじめ、様々な職種の方と交流する機会が増えました。本当に素敵な方々ばかりで、いつも刺激をいただき、勉強させていただいております。
また、夫と娘の理解と協力なくして仕事はできないので、家族にはいつも感謝しながら過ごしています。
緊急入院をきっかけに、健康と家族のありがたさを再認識。
実は1年ほど前に、脳に血栓ができているのが見つかり、緊急入院しました。
何日間かHCU(高度治療室)にお世話になりましたが、幸いにも大事には至らず手術もせずに点滴と薬での治療をしました。
遺伝や疾患もなく、結局原因はよくわからないのですが、おそらくストレスや睡眠不足、脱水、など生活習慣の問題ではないかと言われています。
夫と娘に、もとても心配をかけてしまいました。
しかしそれをきっかけに、それまで一切家事をしなかった二人が協力して見事に私の入院中を乗り切ってくれたのです。感謝をすると共に、二人の成長(?)を感じ、とっても嬉しかったです。
入院経験を経て、本当に健康のありがたみ、家族のありがたみが身に染みました。
現在も定期的に検診に行き、経過を観察している最中ではありますが、大好きな海外ドラマやストレス解消に断捨離をしながら、日常生活には全く問題なく過ごしています。
より一層 家族を大切にしながら、趣味も復活させたい!
私のこれからのチャレンジとして、10年ぶりにフラダンスを再開することにしました。
以前習っていた先生に教わります!来月からスタートするのが楽しみでなりません。
また、今年は娘が受験生なので、仕事と家事をバランスよくこなしながら全力でサポートしていけるよう頑張ります。
昨年の私の入院を機に、仕事ができているのは家族のおかげだと実感しました。
今の私があるのは、夫が家族をしっかり支えつつ、私の仕事への理解してくれている、そして娘も応援してくれているからこそです。
今までは全部自分で抱えて、自分だけ大変!みたいに思っていた部分もありましたが、二人ともお願いすれば家事も手伝ってくれるようになりました。これからも、健康に気をつけ、家族に感謝しながらもうまく甘えつつ、家族仲良く暮らして行きたいと思っています。