福島発アグリブランドをプロデュース。農業の新しい価値を見出すことで日々イキイキと

輝く人の生き方とは?

福島県福島市で農業をされている景井愛実さん。彼女が毎日、イキイキと暮らしている秘訣は何でしょうか。今夢中になっていること、おすすめのストレス解消法、健康のために意識していることなどを伺いました。

景井愛実(かげいまなみ)さん
福島県福島市在住。福島県の果樹農家に嫁ぎ”農家の嫁”として義両親の営む「景井農園」に携わる。昔ながらの農家のあり方も尊重しつつ、美容関係やアパレル職の感性から「Berry’sGarden」として加工商品開発・発信部門へと展開中。義祖母、義父、義母、夫、長男10歳、長女8歳の7人家族。
■農業女子 景井愛実プロデュースの福島発アグリブランド「Berry’s Garden〈ベリーズガーデン〉」
https://berrys-garden.com

目次

農業の中に見える、可愛さ、美しさ、命の恵みに幸せを感じる

私が楽しい! と感じるのは、農業の仕事をしているとき。ひたすら過酷な作業が続く農業の中に、可愛さ、美しさ、命の恵みなどを見つけた瞬間の感動は何ものにも代えられません。今ではそれを探すことに夢中になっています。

もちろん、農業の勉強もしますが、雑誌を見たりおしゃれなレストランにも行くなど、感覚のインプットも欠かせません。都会に住む方や若い方の中には、農業を身近に感じていらっしゃらない方も少なくないと思いますが、農業女子として活躍する女性は全国にたくさんいて、農業に新しい感覚を取り入れたり、農業の素晴らしさを世の中に発信したりしています。そのため、これまでの“農業”を大切にしながらも現代の農業のあり方を考え、常に未来に向かって歩んでいくことが大切だと感じています。

私は現在、福島発アグリブランド「Berry’s Garden〈ベリーズガーデン〉」をプロデュースしています。農産物・加工品に加え、農産物を様々なシーンで楽しめるアクセサリー、雑貨など、農に関連したアイテムを幅広く展開しながら、「可愛い楽しい農」を提案し、農業の新しい価値を見出しています。

量より質を意識した食で身も心も健康に

少し疲れを感じるときは、近くの日帰り温泉へ。天然温泉なので本当にリラックスできます。心身ともにリフレッシュすることで、また頑張ろうという活力にもなっています。

健康のために意識しているのは、「量より質」ということ。農産物の生産や流通について知っていくうちに、本当に美味しいもの、こだわっているものを見分けられるようになり、それを食べることが、新鮮さや栄養にもつながり、心も満足になり、結果健康につながると感じています。

目標は、自分の畑を持つこと

果樹農家に嫁ぎ”農家の嫁”となった私ですが、今後、新規就農に挑戦したいと考えています。家族所有の畑はありますが、自分で畑を持つことを目標としています。

農業が「食」のいのちをつないでいきます。そこには家族や仲間が集い、愛があふれる場所となります。ずっと種をまき続けるために、そこにある「コミニュティ」も大切にしたいと考えています。
この場所で子を育てる女性だからこそできること、その女性がワクワクするような取り組みをしていきたいと思っています。

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