新学期がはじまって徐々に疲れがでる時期ですね。今回は疲労回復に役立つごはんのおかずをご紹介します。
環境や季節の変化の疲れはもちろん、運動などで疲れた時につくってみてはいかがでしょうか。疲れとりの手助けをするアスパラガスと豚肉の簡単つくねは、冷めても美味しいのでお弁当のおかずにもおすすめですよ。
目次
アスパラガスが疲労回復によい理由
アスパラガスの穂先に含まれるアスパラギン酸には、身体のスタミナを強化して疲労に対する抵抗力をつける働きがあります。滋養強壮をうたったドリンクなどにも含まれている成分です。
穂先には毛細血管を丈夫にするといわれるルチンも多く含まれています。旬の春は国産の美味しいアスパラガスが出回るので、疲れを感じている人は料理にとりいれてみてはいかがでしょうか。
疲労回復に効果的な豚肉
豚肉に含まれるビタミンB1は【疲労回復のビタミン】との別名があり、エネルギー源となる糖質の代謝の手助けをする働きがあります。スポーツをする人、アスリートなどは多くのエネルギー量を必要とするのでこのビタミンB1の必要量が多くなります。
水溶性で汗とともに失われやすい栄養素でもあるので、運動を習慣にしている人は意識してとるようにするといいですね。
豚肉×アスパラガスで身体の疲れをとる! アスパラガスのつくね焼き
(材料)2人分
アスパラガス 4本
豚ひき肉 200g
タマネギ 4分の1個
酒 大さじ1
卵黄(お好みで)
A
片栗粉 大さじ2
味噌 小さじ1
ニンニク 適宜
B
みりん・醤油・砂糖・酒 各大さじ1ずつ
(作り方)
1.タマネギは皮をむいてみじん切りにする。アスパラガスは水洗いして下の固い袴部分を切り落としておく。
2.ボウルに豚ひき肉と1のタマネギ、Aを入れてよく混ぜあわせる。4等分にして俵形にしたら人差し指で押してくぼみをつくる。そのくぼみにアスパラガスを穂先が少しでるようにおいて、また俵型に成型する。
3.油(分量外)を敷いたフライパンで両面焼き色がつくまで焼きつけたら酒を入れて蓋をし、蒸し焼きにして中まで火を通していく。出てきた油をキッチンペーパーなどでしっかりとふきとり、Bのタレをいれ、つくねに絡めるように煮詰めていったら完成。お好みで卵黄や七味などをかけていただく。
春の疲れとりにおすすめのアスパラガスと豚肉のつくね焼きは、運動を習慣とする人やアスリートにもおすすめのおかずです。簡単にできるので、よかったらお試しくださいね。
<参考>
■わかさの秘密>成分情報>ビタミンB1
https://himitsu.wakasa.jp/contents/vitamin-b1/
■わかさの秘密>成分情報>アスパラガス
https://himitsu.wakasa.jp/contents/asparagus/
生井理恵/Rie Namai
「やさい美人」「ベジ活」主宰
千葉県出身 目白学園女子短期大学卒業
ベジ活アドバイザー/一般社団法人「食べてキレイになる協会」理事
野菜ソムリエ・ベジフルビューティーアドバイザー・食育マイスター
企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・企業へのレシピ提供・レストランとのコラボレーション料理教室、食育講師など多岐に渡り活動中。また自身のダイエット経験から正しい食の知識を付与したいとの思いから、一般社団法人「食べてキレイになる協会」の設立に寄与。食べてキレイになる食材と料理を多くの受講生に伝え好評を得ている。
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