暑い夏におすすめの火を使わない【スペイン風オムレツ】をご紹介します。
オーブンで焼いていくので焦げる心配もありません。メインは、抗酸化作用が高いβ‐カロテンやビタミンCを含むズッキーニやパプリカ、ピーマンなどの夏野菜です。
冷めても美味しいので、お弁当のおかずにしても美味しいですよ。夏の野菜不足解消に◎なオムレツ、よかったらお試しくださいね。
目次
実はカボチャの仲間。ズッキーニの栄養と特性
キュウリに似た外観のズッキーニですが、実はカボチャの仲間で、栄養価が高いのが特徴です。優れた抗酸化作用をもつβ‐カロテン、ビタミンC、ビタミンEの他、代謝を助けるビタミンB群、カルシウムやマグネシウム、鉄などのミネラル、腸内環境を整えてくれる食物繊維が含まれています。
くせがなく淡泊な味わいで生食でもいただくことができる野菜です。
【卵＋ズッキーニ】がよい理由
良質なたんぱく質が豊富で完全栄養食品とも言われている卵ですが、食物繊維とビタミンCだけは含まれていません。ビタミンCと食物繊維を含む食材と一緒にとると栄養素を補うことができます。
夏はズッキーニをはじめとした旬の野菜を卵と組み合わせて栄養価UPを狙いましょう。
【火を使わない】夏野菜がもりもり食べられるスペイン風オムレツ
今回は火が通りやすい夏野菜を具材にしていますが、他の野菜を使ってアレンジしても美味しくできます。
根菜のジャガイモやタマネギを具材に使う場合は、フライパンや電子レンジなどで加熱してから加えると生焼けにならずに安心です。家にある野菜を使って工夫してつくってみましょう。
（材料）17㎝×17㎝のスクエア型 （約2人分）
卵 4個
ズッキーニ 2分の1個
パプリカ（赤） 4分の1個
パプリカ（黄） 4分の1個
ピーマン 1個
ベーコン 2枚
塩・コショウ 適宜
とろけるチーズ 適宜
1．ズッキーニは洗って5㎜角に切る。
2．パプリカは洗って種をとって5㎜角に切る。
3．ピーマンは洗って種をとって5㎜角に切る。
4．ベーコンは2㎜幅に切る。
5．ボウルに卵を割り入れて、1－4の具材、とろけるチーズを入れて、塩・コショウで味を整える。
6．オーブンシートを敷いた型に入れる。
7．200℃に余熱したオーブンで25分焼き、竹串をさして卵液がついてこなければ完成。（オーブンによって癖があるので時間はご自分で微調整ください）
夏野菜がたくさんとれ栄養価も高いスペイン風オムレツ。
この夏のレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか。
＜参考＞
■カロリーSlism＞カロリー計算＞野菜＞ズッキーニ
https://calorie.slism.jp/106116/
■わかさの秘密＞成分情報＞タマゴ
https://himitsu.wakasa.jp/contents/egg/
■カゴメVEGEDAY＞野菜の種類＞［ズッキーニ］栄養や冷蔵＆冷凍保存のコツ、食べ方や切り方は？
https://www.kagome.co.jp/vegeday/yasai/zucchini/
生井理恵／Rie Namai
「やさい美人」「ベジ活」主宰
千葉県出身 目白学園女子短期大学卒業
ベジ活アドバイザー/一般社団法人「食べてキレイになる協会」理事
野菜ソムリエ・ベジフルビューティーアドバイザー・食育マイスター
企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・企業へのレシピ提供・レストランとのコラボレーション料理教室、食育講師など多岐に渡り活動中。また自身のダイエット経験から正しい食の知識を付与したいとの思いから、一般社団法人「食べてキレイになる協会」の設立に寄与。食べてキレイになる食材と料理を多くの受講生に伝え好評を得ている。
オフィシャルＨＰ やさい美人http://www.yasai-somu-rie.com/
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