つい増えやすい習い事費用。適正さを判断する3つのバランスとは?
「いろいろな経験を通して、子どもの可能性を広げてあげたい」そう考えるのが親心。
子どもの習い事には、愛情や期待を込めてしまう分、本当に必要なのかを冷静に判断することが難しいですよね。
目次
習い事費用の適正さを判断するため、3つのバランスをチェック
1、子どもと親の気持ちのバランス
習い事をする子ども自身はもちろん、それをサポートする親にも習い事へのモチベーションは必要になります。
どちらのモチベーションも維持するためには、お互いが納得していることが大切です。
また、習い事のゴールをイメージしておくことも必要ではないでしょうか。
もちろん成果にこだわり過ぎる必要はありません。
ただ、目指すレベルや具体的な期限がある方が、子どもにとってもやる気を持続しやすくなります。
2、習い事とその他との時間のバランス
習い事が増えれば、習い事に通う時間や準備・練習の時間も付随して必要になります。
学校の宿題をする時間や、遊ぶ時間も必要です。たまにはのんびりする時間だって必要なはず。
習い事の送迎時間、夕食の時間、就寝時間など、少し俯瞰して、1日、1週間といった単位で、子どものタイムスケジュールに無理がないかを確認することも大切です。
3、家計と費用のバランス
習い事の費用は一旦はじめると、毎月必ずお金がかかる「固定費」になります。
スポーツ系であれば、ユニフォームや道具代、芸術系であれば、発表会の衣装やチケット代など、月謝とは別に万単位の出費があることも。それ以外にも、送迎の駐車場代や、待ち時間の親のお茶代などもバカになりません。
もし、教育費への備えが手薄だと感じているのであれば、今、習い事にどこまでお金をかけるべきか、じっくりと考えてみましょう!
「将来かかるお金」と「今かけたいお金」、どちらも大切にしたいところですが、お金に限りがある以上、優先順位をつける必要があるからです。