秋の公園での楽しみ方。アート&クラフト<遊びと子育て Vol.1>

【コラム】暮らしをワンランクアップ

遊びや体験は、子どもの心を育みます。とは言うものの、子どもとどうやって遊んだら良いの?と悩むママ・パパも少なくないはず。
今回から3回にわたって、子どもと楽しく遊びながら、子どもの心を育むヒントを紹介してくださるのは、「子どもの心を育む遊びのヒント」を主宰する黄野いづみさん

第一回目の今回は、秋の公園での楽しみ方を紹介していただきます。

 

目次

遊びの中からたくさんのことを学んでほしい

2010年に息子が誕生。それからというもの、子どもにはいっぱい遊んで、遊びの中からたくさんのことを学んでほしいと願うようになりました。そのために私にできることは、子どもが安心して、のびのびと、自由な発想で遊べる“環境”を作ってあげること。

自由な発想で遊べるおもちゃを海外から輸入したり、子どもの心を育む遊びをテーマにコミュニティを運営したり、ワークショップを企画したりするようになりました。

そこでこのコラムでは、親子でどんな遊びができるか、ご提案していきたいと思います。

公園遊びその1:落ち葉を使ったアート

少しずつ、秋が深まってきました。公園に行くと、たくさんの落ち葉があるので、お子さまと落ち葉拾いを楽しみましょう。

落ち葉を拾う子ども

拾ってきた葉は、簡単に洗って汚れを落とします。もしもお外でピクニックを楽しみながら制作するのであれば、葉っぱについた土などを軽く拭き取るだけでも十分です。
葉っぱのほかに、木の実も拾ってみましょう。

落ち葉

準備ができたら、用意した画用紙に、落ち葉や木の実を木工用ボンドで貼り付けましょう。葉っぱも見方を変えると、違ってものに見えてきませんか?

落ち葉で遊ぶ子ども

アートの出来上がり

公園遊びその2:1歳から楽しめるどんぐりマラカス

秋が深まってくると、公園でどんぐり拾いが楽しめます。子ども達も、夢中になって集めたりするもの。

どんぐり

どんぐりがたくさん集まったら、空のペットボトルに入れて、マラカスを作ってみましょう。
どんぐりをひとつずつ摘まんでボトルに入れるのは少し大変ですが、1歳のお子様でも楽しめる遊びです。お子様の巧緻性も高まりますよ。

なお、お家に持って帰って長く遊びたいという方は、どんぐりの中に虫や虫の卵が入っている場合もあるので、煮沸消毒をおすすめします。

公園遊びその3:落ち葉スタンプ

いろんな大きさや形の葉っぱを拾ったら、絵の具を付けて画用紙にペタッとスタンプ。その模様だけでアート作品が完成します。
葉っぱによって模様が全く違うので、組み合わせるだけでお洒落で洗練された雰囲気の一枚に仕上がるはず。

落ち葉でスタンプ

今の年齢のお子様ならではの感性によって作られた落ち葉スタンプ。手や服が汚れたりするかもしれませんが、お外でなら思いっきり、自由に遊ばせてあげたいものです。

いかがでしたでしょうか。芸術の秋。心地よい風を感じながら、お外でアート&クラフトをお楽しみください。

 


黄野 いづみ

「子どもの心を育む遊びのヒント」主宰/ピープルビヨンド株式会社取締役
16歳で単身アメリカへ留学。大学卒業後はシアトルのテレビ局や日系メディア会社にてインターンとなる。帰国後、出版社で企画編集ライターとして活動。10年間の出版社勤務を経て独立し、キアノ・インターナショナル株式会社(現ピープルビヨンド株式会社)を設立。「子どもの輝く未来のために、子どもの心を育み親子でHAPPYに!」をコンセプトに、心を育む遊びの提案や、グローバル時代を生きる子どものために、豊かな感性や表現力、発信力、人間力を育むプロジェクトに取り組んでいる。主宰する非公開Facebookグループ「子どもの心を育む遊びのヒント」には、現在9,000名以上のメンバーが参加中。
■ピープルビヨンド株式会社 https://www.peoplebeyond.jp/
■Facebookグループ「子どもの心を育む遊びのヒント」https://www.facebook.com/groups/kokohug/
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