「自分を楽しんでいいんだ、夢を持っていいんだ」を伝える音楽アーティストとして活動中/見谷麗さん(音楽アーティスト)

輝く人の生き方とは?

大阪で、事務のお仕事をしながら音楽アーティストとしても活躍中の見谷麗さん。彼女が毎日、イキイキと暮らしている秘訣は何でしょうか。今夢中になっていること、おすすめのストレス解消法、健康のために意識していることなどを伺いました。

見谷 麗(みたに れい)さん
大阪府在住。企画広報の事務(出産育児のためお休み中、2018年8月より復帰予定)、フリーランスの在宅事務、音楽アーティスト

企画広報の事務の仕事をしていたが、次女出産・育児にあたり、産休育休を取得できず、一旦退職扱いに。現在はフリーランスで在宅事務の仕事を行っている。また、「子連れで歌う夫婦ユニットdaydreamer」として、家族で音楽アーティストとしても活動中。
http://daydreamer.crayonsite.net/

新型コロナ自宅や療養施設でも保険金・給付金は請求できる
新型コロナで入院

子どもも一緒に音楽を楽しむことで、家族がひとつに

現在出産育児のために一時お休みをいただいておりますが、企画広報の事務やフリーランスの在宅事務の仕事をしています。それとともに、3年前から「子連れで歌う夫婦ユニットdaydreamer」として、家族で音楽アーティストとして活動しています。子どもが大きくなった将来、ではなく、「今の自分」を楽しむことを体現し、私たちが子どもを連れながら活動する姿を見て、何か心を軽くするような、そして「自分を楽しんでいいんだ、夢を持っていいんだ」と思ってもらえたらとの願いを込めているのです。

そんな私が楽しい! と思うのは、家族や仲間と音楽をしている時。
元々主人とは音楽を介して出会ったのですが、その後、結婚出産し、主人も私も続けていた音楽をやめてしまいました。しかし、ある日仕事に追われ、笑うことが少なくなった主人を見て、このままでは彼の心が壊れてしまうのでは、と、音楽再開を提案。
「音楽をしていたら子どもたちと向き合う時間がなくなる」と主張する主人に「それなら家族で音楽をすればいいじゃないか!」と思いついて夫婦ユニットを組んだのです。

一度夢をあきらめてしまった主人に、もう一度今から夢を見てもいい、そしてサラリーマンを続けながらアーティストになればいい! とお尻を叩いていたのが、いつの間にか私も夢中になっていました。

家族ユニットでの活動の他に、家族で音楽隊にも所属しているのですが、最初は連れられているだけだった子どもたちが、私たちが歌っている時にチラシを配ってくれたり、CDを販売してくれたり、音楽隊で演奏したり、歌を歌ったりするようになったのを見て微笑ましく思っています。

私たち夫婦が全身で楽しむ姿を見て、子どもたちが自ら参加し始めてくれたのかと思うと、本当に嬉しく幸せに満たされた気持ちになります。

音楽隊のメンバーは、小さな子どもから60代まで幅広く、音楽隊に入って初めて楽器に触れた方も多くいます。全身で音楽というチャレンジを楽しんでいるメンバーたちと一緒に演奏している時がとても楽しく感じでいます。

タイムマネージメントを意識しながら、自分自身の時間も大切に

現在は、在宅とは言え、事務の仕事をしながら音楽活動をし、育児をし、と、幅広く活動しています。そのために意識しているのは、タイムマネージメント人に頼ること。家事に育児に仕事に音楽活動にと、なんとなくで過ごしていては滞りが出て忙殺されてしまいます。常に優先順位を考え、効率化を図ると共に、ひとつひとつの終了目安時間を意識し、一日のスケジュールに落とし込むようにしています。その際に早め早めの締め切りを決め、余裕を持つことで緊急時にも臨機応変に対応できるようにしています。

また、仕事や日常生活でも、ついつい自分で抱え込んでしまうタイプなので、意識して、家族や仲間の力を借りるようにしています。また、自分も率先して周りの方の手伝いをするようにしています。何より「お互い様」の気持ちと「当たり前の日常」への感謝を忘れずに過ごすように意識しています。

タイムマネージメントを考える中で、短時間でも、子どもを預けてでも、自分一人の時間を意識して確保することも大切にしています。それが私にとっての一番のストレス解消法です。

外で仕事をしている時は、仕事が終わり、子どもたちを迎えに行くまでの隙間時間にカフェに寄って1杯のコーヒーを時々ケーキ付きで楽しみます。時間にして10分から15分くらいですが、その間は何も考えず、ただただ味に集中してぼーっとすることで、リフレッシュして帰ることができています。

また折を見ては子どもたちを主人に預け、マッサージに行く等、自分の身体へのメンテナンス時間を設けています。

心身共に健康でいることを心掛けるのは、私自身のことだけではありません。長女がアトピーと食物アレルギーを持っていたことから、食べ物の成分を確認するようになり、特に毎日使用する調味料はなるべく無添加や添加物の少ないもの、身体に良いとされるものを意識して選ぶようになりました。

また、父が若い頃の無理がたたり、何度も入退院や手術を繰り返している姿を見たり、私が倒れ、家族の毎日の食事が外食になり、子どもたちは延長保育をかけなくてはいけなくなったり等、予想していなかった多くの出費が重なったことがありました。そのことから「健康でいることこそが一番の節約」と感じ、早めに病院に行ったり、歯を含め定期健診に行ったり、鍼や整体などで身体の疲れを取るようにすることも忘れません。

音楽を通じて地域活性化も目指していきたい

今後たくさんの方に音楽を届けるためにも、HPやBlogの充実化、Youtubeでの動画やライブ配信にもチャレンジしたいと考えています。また苦手意識あった楽器演奏については、ウクレレにも挑戦して、さらに活動を広げたいと思います。

人と人の垣根を越えるきっかけになる音楽をツールとして、様々な世代間をつなぐ架け橋となり、地域活性化をはかることも目標です。「核家族」が当たり前となってしまった今、改めて地域とのつながりを創り、「地域での子育て」ができるような街になるように努めたいと思っています。

教育資金バナー