お客様の手元、足元を整え、美しく。ネイリストとしてできること(1)/熊取谷リエさん(ネイリスト)

ライフスタイル

埼玉県にお住まいでネイリストとしてご活躍中の熊取谷リエさん彼女さんが、毎日イキイキと暮らしている秘訣は何でしょうか。熊取谷さんにお伺いしたお話に基づき、前編の今回は、熊取谷さんのお仕事や今夢中になっていることについて、後編(次回)では熊取谷さんおすすめのストレス解消法や健康のために意識していることについて、ご紹介します。

熊取谷リエさん
ネイリスト
夫、長男11歳、次男5歳

■Causerie Nail ホームページ
https://causerie-nail.wixsite.com/causerie-nail

目次

やりがいを感じるのは、手元、足元がきれいになる喜びを感じていただけた時

ネイリスト、ネイルを施術する仕事をしています。

ネイルサロンというと煌びやかな場所、ネイルというとキラキラしたものを爪につけるというイメージがあるかもしれませんが、一番大切なのは、お手入れだと私は思っています。
甘皮や指周りのお手入れをするだけで、爪を健やかにしたり、爪へのコンプレックスを減らすお手伝いをすること、それがネイリストとして1番大切なことだと思っています。
必ずしも装飾しなくても、お手元、お足元がきれいになる喜びを感じていただけた時、とてもやりがいを感じます。

このように、ネイリストというと華やかな仕事と思われがちですが、実はかなり地味な仕事だと個人的には思っています。

自分の癖がきっかけでネイリストの道へ

人と接する仕事に魅力を感じていますが、そもそものきっかけは、高校生の頃のアルバイトのような気がしています。

いろいろなアルバイトをしていましたが、仕事の楽しさを覚えたのはパン屋でのアルバイトです。最初は何も考えずただ働いていましたが、どうしたら売れるのか、売れ残らないように工夫すること、それによって売上が上がっていく楽しさを覚えたように思います。

その後は事務の仕事などもしましたが、やはり人と接する仕事、販売の方が好きだなと思い、今の仕事に至りました。

加えて、ネイルに夢中になったのは自分が爪を噛んでしまう癖があり、爪にコンプレックスがあったから。そんな癖がある中でネイルを施すことで噛み爪が治り、自分の爪にデザインして、爪を褒めてもらうことが増えていった時に、母から「そんなに好きならネイルの学校があるみたいだよ」と助言を受けてネイルスクールに通い始めました。

そこでネイルというものの奥深さを学び、どっぷりはまっていきました。

「忙しい」は口に出さず、前向きに生きる

普段から、できるだけすべての物事を前向きに捉える、「忙しい」と言わないように心がけています。

物事を前向きに捉えられない時もありますが、そういう時も声には出さないようにしています。

忙しい時ももちろんありますが、私のネイルの恩師に『忙しいと言ってると仕事はやってこないよ』と言われた時、確かにそうだなぁと強く共感しました。それ以来、忙しいという言葉はできるだけ発しないようにしています。

さらに、私が「この方ステキだな」と思う人は忙しいという直接的な言葉を発しない人が多いと思います。とは言え、家族には「忙しい!」と言ってしまうことが多くあるのですが(笑)。

後編では、私のストレス解消法や健康維持法についてお話したいと思います。

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