寒い冬も「冷え」知らず! 加温効果のあるアロマでむくみ&冷えとり対策<アロマで豊かな生活を Vol.1>

アロマオイルの瓶 【コラム】暮らしをワンランクアップ

冬の本格的シーズンに向け、気温が一気に下がってくる季節。
常に手や足が冷えてしまっていたり、暖かい格好をしてもなかなか体が温まらない……と「冷え症状」に悩んではいませんか?

そんな方に向け3回シリーズで、心も体も温めるアロマについてご紹介しています。
第1回目の当記事は、加温効果のある精油(エッセンシャルオイル)とおすすめのアロマ活用法です。

毎日の生活にアロマの効果を上手に取り入れて冷え込む冬もポカポカ元気に乗り切りましょう。

 

体全体をじんわり温める

アロマオイルの瓶

寒い季節でも冷えにくい体づくりに欠かせないのは、やはり毎日の「入浴」を習慣にすることです。体全体をじんわりと温めてくれる効果はもちろん、夜の入浴は睡眠の質を上げて心身の疲労回復にも役立つリラクセーション効果があります。

「アロマバス」(全身浴)
天然塩を用いた全身浴は、血行を良くして発汗を促すと言われています。冷えを感じる時におすすめです。

<準備するもの>
天然塩(大さじ2)
お好みの精油
ガラスの小皿(天然塩が入るボウル型のもの、等)
計量スプーン(できればステンレス製のもの)

<手順>
1. ガラスの小皿に天然塩(大さじ2)を入れ、精油を3〜5滴加えてよく混ぜます。(過去の記事でバスボムの作り方をご紹介しています
2. 湯をはった浴槽に【1】を入れ、全体によくかき混ぜてから入浴します。
3. できれば15分以上、肩までしっかり浸りましょう。

おすすめの精油(エッセンシャルオイル)【ローズマリー】
血行促進作用があると言われている1,8-シネオールを含む精油。血液の循環を促すことで、加温効果や疲労回復効果に役立ちます。またローズマリーに含まれるピネンは老廃物を流す作用があると言われており、肩こりやむくみが気になる方にもおすすめです。

※ローズマリーにはいくつか種類があります。カンファータイプが一番刺激が強く、シネオールタイプが最も安全に使用できます。
※高血圧やてんかんの人、妊娠中の方は使用を控えてください。

<注意事項>
・手作りの入浴剤は早めに使い切りましょう。(当日または数日以内に)
・浴槽によっては天然塩を使用できない場合があります。
・使用後の湯は当日中に捨てましょう。また洗濯などにも使用しないでください。

 

体を芯から温める

生姜
しっかり入浴しても何だか体の温まりが悪い、芯が冷えている気がする……という方におすすめなのが「部分浴」です。体の末端の手や足などを局所的に温めることで血液循環がスピーディーになり、体の芯まで温めてくれる効果があります。

「フットバス」(足浴・部分浴)
手軽に短時間で全身を温めることができるので、体調が優れず入浴できない時や、お出かけ前の冷え対策としてもおすすめです。

<準備するもの>
お好みの精油
深めの洗面器など(できれば琺瑯タイプ)

<手順>
1. 洗面器に熱めの湯を入れる。(お風呂場の蛇口から予め温度設定したお湯を入れると安心。もしくは手元に電気ケトルで温めたお湯と差し湯を準備してお好みの温度に調節するのでも良い。)
2. 精油を1〜3滴加え、よくかき混ぜます。
3. 足首まで湯に浸します。5分程度でも十分に温まります。(お湯がぬるく感じたら、適宜温かいお湯をつぎ足すなど調整してください。)

おすすめの精油(エッセンシャルオイル)【ジンジャー】
食べる生姜も体を温めてくれる作用があることで有名ですね。精油のジンジャーにはコショウ科特有のベンジベレンが含まれているのが特長です。とにかく体を温める作用が強いので、お腹周りの冷えによる消化器系の不調やお腹の風邪など、冷えを要因とする様々な症状にも役立ちます。

※香りが強く皮膚を刺激する場合があります。全身浴の使用は避け、部分浴の場合でもお肌が敏感な方は注意してください。
※粘性のある精油です。使用後の湯を捨てた後にベタつきが気になる場合は熱湯で洗い流すようにしてください。(洗剤よりも熱湯の方がよく落とせます。)

<注意事項>
・使用後の湯はすぐに捨てて洗面器を洗いましょう。
・洗面器や湯を捨てた場所にベタつきが残る場合は、50度前後の熱湯をかけて洗い流してください。

毎日のむくみ&冷えとり対策に

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アロマ活用法としての醍醐味は「オイルトリートメント」。入浴後のオイルトリートメントで心と体が緩み、心地の良い香りに包まれながらの就寝は癒しそのもの。冷え対策だけでなくむくみ対策や筋肉の凝りを和らげる作用も。

「オイルトリートメント」
加温効果のある精油をブレンドした植物油を肌になじませることで、血行促進効果やリラクセーション効果が期待できます。

<準備するもの(ボディ用:1回分)>
植物油(5mL)※ホホバオイル、スイートアーモンド、等お好みの植物油
ガラス容器(5mLの植物油が入るもの)
計量道具

<手順>
1. ガラス容器に植物油とお好みの精油(1滴)を入れ、よく混ぜ合わせます。
2. 冷えやむくみが気になる部位を中心に、体の末端から心臓へ向かって優しく撫で上げるようにゆっくりと肌になじませます。(洗い流す必要はありませんが、ベタつきが気になる方はティッシュやタオルなどで軽く拭き取っても。)

おすすめの精油(エッセンシャルオイル)【ゼラニウム】
バラの香り成分ゲラニオールを豊富に含み多くの女性を魅了する優美な香り。血行促進作用や筋肉弛緩作用のあるシトロネロールを含に、むくみケアなどのボディトリートメントでも重宝する精油です。

※内分泌系に作用するため、妊娠中の方は使用を控えてください。

<注意事項>
・精油は直接皮膚につけることができないため、必ず植物油で希釈して用いましょう。
・上記のレシピはボディ用として推奨している希釈濃度(1%)です。
・オイルトリートメント直後に着用する衣類は残ったオイルが付着しますので洗濯しやすい素材のものをおすすめします。

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インフルエンザや、鼻水・咳・風邪が流行する時期のアロマ活用法<アロマのある暮らしVol.2>

2018.10.10

 

高橋美穂子
高橋美穂子
英国最高峰の国際アロマセラピスト資格(IFA/IFPA)を取得したビューティアロマセラピスト。ニールズヤードパートナーシップ認定講師として資格取得対応の講座を開講する他、教育機関での講演活動(東京学芸大学附属世田谷中学校、法政大学、他)、商業施設でのセミナー実績(伊勢丹新宿店、京王百貨店、メルセデスベンツ麻布AMGパフォーマンスセンター、他)、プロダクトの香り監修(花王 フレア フレグランス アーユス)、NHK・ラジオ・セラピスト専門誌などメディアへの出演も多数。ミスユニバースジャパン2014千葉大会審査員。
http://takahashimihoko.com