【トラブル防止!!】入退去時に知っておきたい賃貸借契約の5つのポイント

暮らしとお金のヒント

いよいよ4月から新生活。賃貸物件に住み始める方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は賃貸借契約によくあるトラブルと、トラブルに遭わないためにチェックしておくべきことをお伝えします。

1⃣よくあるトラブルと対処法

<事例1>水漏れ
「突然水漏れしてしまい、このままでは生活できない。」

⇒こんな場合には、まず大家に伝えて修理業者の手配をしてもらいましょう。

大家と連絡が取れない、大家が対応してくれない場合には、自ら修理業者を呼んで修理し、後から代金を大家に請求することができます。

<事例2>隣人トラブル
「隣に住んでいる人がうるさくて眠れない。」

⇒こんな場合には、大家か管理会社に相談して、迷惑行為をやめるよう伝えてもらいましょう。また、迷惑行為が止まらない場合、引越しを検討する方も多いかと思います。その場合のために、騒音の録音や大家が対応してくれないやり取りなどの記録を残しておくのも一つの方法です。

<事例3>予期せぬ更新料
「予期せぬ更新料を請求された」
⇒賃貸借契約書に更新料の特約がある場合、更新料を支払う必要があります。
お部屋探しの際は、更新料の有無・金額も含めて、考えた方がよいでしょう。

<事例4>退去時のクリーニング代
「退去時にクリーニング代が必要と言われたが、支払う必要はあるのか。」
まずは、賃貸借契約書にクリーニング代負担の特約があるか確認しましょう。
特約がなく、通常の使用感にとどまるのであれば、クリーニング代を支払う必要はありません。

<事例5>退去時の敷金返還
「退去時に敷金の返還がされない」
⇒賃貸物件を退去する際は通常、大家さんや管理会社と入居者が立ち会いのもと修繕費の見積もりを行い、後日敷金精算書が送られてきます。一般的には契約書に敷金の返還時期が記載されています。
預かり金である敷金は遅滞なく返還する必要があるため、もし返還期限を過ぎていれば、敷金の返還を請求することが可能です。

2⃣入居前にチェックしておくこと

間取りや賃料はさることながら、
☑禁止事項
→ペットの飼育や、楽器の演奏等、禁止されている事項を確認して下さい。
壁紙の張替えやDIYなど要注意です!

☑更新料
→更新料の有無・金額を確認して下さい。その他、事務手数料や火災保険料などの諸費用が発生する場合もあるので、注意しましょう。

☑解約方法・違約金
→いつまでに解約通告すればよいのかを確認して下さい。
違約金の定めがある場合、中途解約として違約金が発生してしまうことがあります。

☑原状回復・敷金・クリーニング
→原則として、通常の使用でできた損耗は貸主、それを超える使用でできた損耗は借主の負担となります。ただし「通常の損耗も借主負担」とする特約がある場合は、借主負担となってしまうので特約の有無、その範囲に注意しましょう。

貸主が負担すべき工事費用なのに、言われるがまま費用を支払ってしまった・自動的に敷金が償却されていたというトラブルが多いです。

引っ越しシーズンの時期は、家の退去時の清算金トラブルや隣人とのトラブルなど数多くご相談いただいております。
何かお困りの際は、ミラリーガルにお気軽にお問合せください。

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