ケガや病気で収入が減った!生活費に影響は?【マンガで考える! 暮らしとお金】

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0歳の男の子の子育てに奮闘中の共働き夫婦、篤志(34歳)と愛美(31歳)。
篤志が定期的に受けている健康診断。結果を見ると、初めての「再検査」の文字が…。


IQくん「何かと物入りな出産、育児期に、急な病気やケガの影。考えただけでとっても恐ろしいんだきゅ〜う!予めどんな保障があるか調べておくと安心だよね。」

健康でいられるために必要な3つの要素=「食事・運動・休養(睡眠)」ですよね。塩分や糖分などを控えるようにしたり、休日にウォーキングやトレーニングジムで汗をかくなど、日頃から健康維持や改善のために気をつけている方も多いのでは。

しかし、どんなに健康に気をつかっていても、予期せぬときに、ケガや病気でそれまでの生活環境が大きく変わってしまったとしたら・・・。

もし、急な入院や手術が必要になってしまった場合は、家計にも大きな影響が出てしまう可能性が高いのではないでしょうか。そんな万が一のときにどのようなことに対して不安になることが多いのか、見てみましょう。

目次

 生活上ではどんな不安がある?

生命保険文化センターが行っている『生活保障に関する調査』でも、病気・ケガに対する不安が多いことが浮き彫りになりました。
図表Ⅰ‐9 家庭内で重視する経済的な準備項目[性別]

自分や家族のケガや病気で、今までの生活がガラッと変わってしまうことへの不安がデータ上でも表れています。

ケガや病気に対する不安は?

自分自身がケガや病気をすることについての不安の有無を調査してみると、 「不安感あり」は約90%と非常に多くの方々が不安に思っていることがわかります。
ケガや病気に対する不安の有無

実際に「不安感あり」と回答した方の具体的な内容を見ると「家族に肉体的・精神的負担をかける」が54.2%と最も高くなっています。 前回調査と比較すると、「後遺症や障害が残る」で10.9%、「家族に肉体的・精神的負担をかける」が9.9%、「三大疾病にかかる」で8.1%、 「障害等により就業不能となる」で7.0%、それぞれ増加するなど、多くの項目で増加しています。

突然の収入減!事前に備える必要はある?

生活保障に関する調査結果から、自分に万が一のことがあったときは家族に負担がかかると思われる方が多いことがわかります。

もし、収入が減ってしまった場合、どのようなことに困ってしまうのでしょうか。

例えば、家賃や住宅ローンの支払いが滞ってしまう可能性があったり、教育資金の準備が充分にできなくなってしまうかもしれません。また、入院や手術によって、普段の生活費の金額以上の支出が増えることが予想されます。

みなさんは、もしケガや病気で収入が減ってしまった場合の生活費をどのように補填するか、事前に準備をしていますか?

例えば、会社員などの場合、ケガや病気で会社を休んだときは健康保険から「傷病手当金」が支給されます。この「傷病手当金」は自営業の方は対象外となります。医療保険などに加入していれば、入院や手術代に給付金を充てることができます。健康保険や医療保険などで生活費の補填が充分であれば家計にも影響はあまりないと言えますが、場合によっては、それでも生活費が足りないということもあるかもしれません。

症状や後遺症の有無などによって、働くことに制限がかかったり、継続して働くことができなくなってしまう可能性もあります。ご家庭によって必要な生活費の金額は異なると思いますが、もしこのような状況になった場合、「どのようなことにお金がかかるのか?」「毎月いくらくらいの金額を準備する必要があるのか?」をご家庭で話をしてみてはいかがでしょうか。

「家族で話をしても解決できない」という方は、お金のプロに相談してみるのも良いかも。

IQくん「ほとんどの人が不安に思う、病気やケガで働けなくなった時のこと。何かあってからでは遅いんだきゅ〜う!ちゃんと調べて準備しておけば安心だよね!」

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