2019年度もスタートしました。新しい教室、新しいお友達と過ごす子どもたちだけではなく、大人も職場環境が変わったり、新しい人間関係の中で仕事をスタートさせたりと、何かと変化のある季節です。
ビジネスにおいても、プライベートにおいても、コミュニケーションは重要です。「本当はこう思っていたのに……」「そういう意味で言ったんじゃないのに」多かれ少なかれ、みなさんコミュニケーション不足によるトラブルを経験したことがあるでしょう。では、“言葉のプロ”“会話の達人”であるアナウンサーは、どんなコミュニケーションを心掛けているのでしょうか。
今回は、フリーアナウンサーとして活躍中の河田京子さんに伝授していただいた“コミュニケーションの極意”の記事をまとめました。夫婦のコミュニケーション、親子のコミュニケーション、子どものコミュニケーション能力をアップする方法、家庭でも社会でもすぐ実践できるコミュニケーション術など、学びましょう。
目次
こんなコミュニケーションで夫婦円満に<アナウンサーに聞く! コミュニケーションのひみつVol.1>
家庭は家族にとって癒しの場で、いつまでも一番ホッとする場でありたいですよね。いつまでも夫婦円満でいるためにはどうすれば良いのでしょうか。
コミュニケーションの中で「会話」はとても大切です。夫婦の中で盛り上がる会話があってこそ夫婦間の意思が疎通しコミュニケーションが生まれます。その第一歩となるのが「挨拶」。
「おはよう」「いただきます」「行ってらっしゃい」「お帰りなさい」「おやすみなさい」。
ごく普通の挨拶でも自分から発信していくことが大事なのです。
更にどんな事にでも「ありがとう」と伝えていくことで、家庭の中で感謝の連鎖が起きていきます。
「挨拶」と「感謝」の言葉を大切にしていくと家庭の中が温かい空気で満たされ、それに続いて一言添えると会話のキャッチボールができ、お互いの話や状況を理解し合える夫婦へと成長していくのです。
毎日のコミュニケーションを楽しんで、明るく温かい夫婦円満の絆を深めていっていきたいですね。
思いを受け止め、認める親子コミュニケーション<アナウンサーに聞く! コミュニケーションのひみつVol.2>
子どもを授かった時は、無事生まれてきてくれさえすれば……と願っていましたが、誕生するとこんな子に育ってほしい、幼稚園や学校に通うようになると将来のためにと習い事や教育にと忙しくなり、いただいた子どもの命を愛おしく育てていたのが、いつの間にか子どもを叱ったり追い回していたり……
親子のコミュニケーションは、どんなことに心掛けたら良いのでしょうか。
今日から実践! 子どものコミュニケーション能力の伸ばし方<アナウンサーに聞く! コミュニケーションのひみつVol.3>
様々な環境問題をはじめ、目まぐるしく変化する現代において、世の中のどんな状況にも対応できる「人間力」を身につけることが大事ではないでしょうか。
これからのグローバル化、多様性な時代を生き抜き、どんなことも乗り越えていくために必要な「コミュニケーション能力」をアップする方法をお伝えしています。
家庭でも社会でもすぐ実践できる好印象を与えるコミュニケーション術とは?<アナウンサーに聞く! コミュニケーションのひみつVol.4>
コミュニケーションにはバーバル(言語)とノンバーバル(非言語)の2つの要素があります。必ずしも言葉で人と話すだけがコミュニケーションではありません。そしてコミュニケーションにおいても第一印象はとても大事です。どんなことに心掛けたら良いのでしょうか。
好印象な挨拶の仕方、相手が心を開く聴き方、家庭でも社会でもすぐ実践できるコミュニケーション術について教えていただきました。
コミュニケーションの極意、どれも決して難しいものではなく、すぐに実践できそうなものばかりでしたね。新し出会い、新しい人間関係の中で、より良いコミュニケーションを形成していきたいですね。ぜひライフスタイルの中に取り入れてみてくださいね。
河田京子
フリーアナウンサー、話し方・コミュニケーション術講師
K・アナウンススペース合同会社代表
NHK初め民放各局でMCやリポーターなど現役アナウンサー歴25年以上。みのもんた氏と長期に渡りラジオ番組共演、テレビ朝日生CMなど出演多数。またフリートークを得意とし、著名人とのトークショーも多数。イチロー選手、高橋尚子、尾木ママ、柴崎コウなどと共演。
長年の経験とスキルを活かし、アナウンス、話し方、コミュニケーション術、ビジネスマナー講師としても多岐にわたり活動。企業向けセミナー、個人向けレッスンなど受講者からも好評を得ている。
http://kyokokawada.com/